マーケット
5/9 15:15
38,073.98
-128.39
39,056.39
+172.13
暗号資産
FISCO BTC Index
5/9 22:30:35
9,573,909
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~次第に個人主体の材料株物色などが中心に~

2023/12/22 8:49 FISCO
*08:49JST 前場に注目すべき3つのポイント~次第に個人主体の材料株物色などが中心に~ 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■次第に個人主体の材料株物色などが中心に ■山崎パン、23/12上方修正 営業利益 395億円←340億円 ■前場の注目材料:小糸製作所、来年度の設備投資500億円、米中印で積極化、グローバルシェア拡大へ ■次第に個人主体の材料株物色などが中心に 22日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まりそうだ。21日の米国市場はNYダウが322ドル高、ナスダックは185ポイント高だった。7-9月期国内総生産(GDP)・個人消費、価格指数確定値の予想外の下方修正を受け、来年の利下げ観測が強まった。週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の底堅さが証明され、長期金利上昇で上値も限定的となったが、マイクロン・テクノロジーなどの良好な決算を好感し下値も底堅く、終盤にかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値(3月限)は、大阪比130円高の33250円。円相場は1ドル142円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行のスタートになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで33030円まで下げる場面も見られたが、33000円接近では下値の堅さが意識されていた。25日線が支持線として意識されやすいだろう。また、昨日の日経平均は直近の上昇に対する反動安となり、25日線での攻防を見せていた。同線が支持線として意識されやすく、押し目待ち狙いの買いが入りやすいだろう。 25日線水準での底堅さがみられてくるようだと、バブル後の高値を意識したセンチメントに向かわせそうである。米国ではマイクロン・テクノロジーが買われ、他の半導体株へ買いが波及していたこともあり、東エレク<8035>などの指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。一方で、ダイハツ工業の不正問題や米子会社のエアバックのリコール影響が懸念されたトヨタ<7203>の動向には注意する必要がありそうだ。トヨタが軟調推移となれば、相場全体のセンチメントを冷ます可能性があるだろう。 また、来週のクリスマス明け後は海外勢のフローが限られてくるとみられる。短期筋の売買が中心になりやすく、新NISAを意識した物色のほか、来年期待されるテーマ性のある銘柄など、個人主体の材料株物色などが中心になりそうだ。 ■山崎パン、23/12上方修正 営業利益 395億円←340億円 山崎パン<2212>は2023年12月期業績予想の修正を発表。売上高は1兆1330億円から1兆1720億円、営業利益を340億円から395億円に上方修正した。コンセンサス(370億円程度)を上回る。菓子パン部門を中心に好調に推移している。また、小売事業における日次管理・週次管理の経営手法の浸透や連結子会社の業績改善に加え、YKベーキングカンパニーの子会社化、および最近の業績動向等を踏まえ、予想を上方修正した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(37404.35、+322.35) ・ナスダック総合指数は上昇(14963.87、+185.92) ・シカゴ日経先物は上昇(33250、大阪比+130) ・SOX指数は上昇(4118.59、+110.93) ・VIX指数は低下(13.65、-0.02) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化観測 ・小糸製作所<7276>来年度の設備投資500億円、米中印で積極化、グローバルシェア拡大へ ・新明和<7224>EV用充電・課金アプリ開発、認証不要で高い利便性 ・大日本印刷<7912>社長、新光電気買収に意欲、「ガラスコア基板強化」 ・三菱UFJ<8306>運用残高200兆円に倍増、資産管理を中核事業に ・AGC<5201>バイオ医薬の開発製造受託を拡大、横浜拠点に500億円投資 ・第一生命HD<8750>ベネワンTOB価格2123円、エムスリーより500円超高値 ・旭化成<3407>半導体関連の電子材料で成長、30年めど1000億円投資 ・丸紅<8002>畜産情報を金融機関などに提供 ・豊田通商<8015>4社で自動運転対応インフラ研究の新組織 ・ホンダ<7267>新小型SUV、インド生産、既存部品で低価格化 ・三菱自<7211>ピックアップトラック「トライトン」、2月に日本投入 ・ブラザー工業<6448>ブリッジ型ミシンに水平釜仕様、長尺生地の仕上げ品質向上 ・大日本印刷<7912>執行役員・中西稔氏、ラピダス向けマスク注力 ・スカパーJ<9412>企業向けスターリンク提供開始 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 11月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.5%、10月:+2.9%) ・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(10月30・31日分) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 16件
2212 東証プライム
3,552
5/9 15:00
-206(-5.48%)
時価総額 782,445百万円
国内最大の製パン会社。菓子パンに強み。コンビニの経営も。傘下に洋菓子の不二家。24.12期は菓子パンの増販や子会社の改善を想定。前期に行った値上げ効果の通期化も見込む。最高業績の連続更新を計画。増配予定。 記:2024/02/15
3407 東証プライム
1,132.5
5/9 15:00
+37(3.38%)
時価総額 1,578,628百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
5201 東証プライム
5,448
5/9 15:00
+204(3.89%)
時価総額 1,239,099百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
6448 東証プライム
2,801.5
5/9 15:00
+34.5(1.25%)
時価総額 734,612百万円
機械・ミシンメーカー。家庭用や工業用ミシンに加え、複合機やインクジェットプリンター、スキャナー製造、販売する。デジタル印刷機や工作機械等も。今期3Q累計の売上高は横ばいも、物流コストの減少により増益。 記:2024/03/07
7203 東証プライム
3,528
5/9 15:00
-51(-1.42%)
時価総額 57,559,274百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7211 東証プライム
450.3
5/9 15:00
-23.2(-4.9%)
時価総額 671,074百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
7224 東証プライム
1,306
5/9 15:00
+14(1.08%)
時価総額 91,420百万円
大手特装車メーカー。塵芥車やダンプトラックなど200機種超の車種をラインナップ。産機・環境システム等も事業領域。特装車部門は堅調。車体等の製造販売、保守・修理事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/10
7267 東証プライム
1,748
5/9 15:00
-2(-0.11%)
時価総額 9,499,130百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7276 東証プライム
2,101
5/9 15:00
+13.5(0.65%)
時価総額 675,637百万円
世界的自動車用照明メーカー。前照灯や補助灯、標識灯など自動車照明器を中心に、航空機部品、鉄道車両部品等を展開。中国は売上伸び悩むが、日本や北米は2桁増収。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/24
7912 東証プライム
4,605
5/9 15:00
+32(0.7%)
時価総額 1,460,890百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
8002 東証プライム
2,931
5/9 15:00
+54(1.88%)
時価総額 5,036,079百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8015 東証プライム
9,709
5/9 15:00
-119(-1.21%)
時価総額 3,437,539百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
8035 東証プライム
35,210
5/9 15:00
-1,070(-2.95%)
時価総額 16,606,198百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
1,583.5
5/9 15:00
+32.5(2.1%)
時価総額 21,032,039百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
3,603
5/9 15:00
+93(2.65%)
時価総額 3,715,950百万円
大手生命保険会社。個人生命保険や団体保険、年金保険、海外生命保険、損害保険、がん保険等の引受業務を行う。金融商品販売や資産運用も行う。今期3Q累計はドル建てと円建て商品が堅調だった。海外は想定通りに進捗。 記:2024/04/01
933
5/9 15:00
+17(1.86%)
時価総額 277,478百万円
衛星を用いた有料多チャンネルプラットフォームを展開。アジア随一、世界有数の通信衛星保有企業。大手通信会社等が主要顧客。FTTH事業収入は増加。契約世帯数の増加等が寄与。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/23