マーケット
5/7 15:15
38,835.10
+599.03
38,852.27
+176.59
暗号資産
FISCO BTC Index
5/7 22:34:57
9,837,106
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

個人投資家・有限亭玉介:物流24年問題と半導体に注目中!強気転換の銘柄をチェック【FISCOソーシャルレポーター】

2023/11/18 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:物流24年問題と半導体に注目中!強気転換の銘柄をチェック【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2023年11月13日10時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 題目にもある物流2024年問題については以前にも当記事で取り上げました。配送ドライバーなどの残業時間が規制される事によって、荷物の配達が滞ると懸念されております。ただでさえ人手不足の業界ですので、事業者としても効率的な配送ができるよう、これまで以上に設備や人材への投資を拡大するように迫られるでしょう。 直近では国土交通省が高速道路に物流専用レーンを設けて、自動運転により効率化させる方針が報道されました。個人向けなら置き配などで対策はできますが、法人向けの物流網が滞れば産業全体の生産スピードも落ち込む事になります。コロナ禍で半導体などの電子部品の需要が急拡大してサプライチェーンが混乱した事は記憶に新しいです。 半導体のように各工程のプロフェッショナルが合わさって一つのものが完成する製品であるほど、物流業界とは切っても切り離せない関係と言えます。きっとAIの性能が向上して自動運転が普及すれば、物流業界の人手不足は解消されるでしょう。ドローン配送など新たな配送手段も加わって、個人的には物流業界のこの進化を楽しみにしております。 そんな物流業界の中でも新しいテクノロジーを積極的に取り入れて進化し続ける企業と、現状を変えようとしない企業では明暗が分かれるでしょうな…という事で、今回は注目中の物流24年問題の関連株と共に、半導体関連株をご紹介していきます。 底値圏の保ち合いから9月末で急動意しましたイー・ロジット<9327>は、ECの物流代行や物流コンサルティングを手掛ける企業ですな。11月14日の決算通過でどのような動きをするかと注目中です。(※11/13執筆) 24年3月期の業績が急拡大する見込みの三菱ロジスネクスト<7105>は、地合い悪化で売られた後、11月6日の好決算で反発しました。フォークリフト大手の同社は、日本で増加する物流センターの新設に伴い需要が拡大していくのではないかと思われます。PERも割安水準ですな。 11月7日の決算で上方修正をした南総通運<9034>は、窓を開けて動意すると年初来高値を更新しました。1株を2株とする株式分割も好感されている模様。小型株ながら緩やかな上昇トレンドを形成しつつ過去最高益を更新しておりますので、中長期目線で注視したいですな。 半導体関連からはA&DホロンHD<7745>です。フォトマスク用ナノ測定・検査装置などを手掛ける同社は、半導体微細化の需要から11月7日の決算も堅調に推移しております。75日線を上回って、高値圏を維持できるか監視中。 底値圏の保ち合いから11月6日の決算後に動意した高田工業所<1966>は、PER・PBRともに割安感が目立っておりますな。プラント事業を主力としながら半導体関連の装置も手掛ける同社は、コストダウンや生産性向上による上方修正が好感されました。 最後は半導体向けに超純水装置に強みを持つ野村マイクロ・サイエンス<6254>です。長期で同社のチャートを観察してみると、コロナ禍で上昇トレンドに乗ると半導体の在庫調整時に落ち込みますが、10月24日の上方修正を機に動意しましたな。上場来高値をどこまで更新するか楽しみですねぇ。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 6件
1966 東証スタンダード
1,743
5/7 15:00
-13(-0.74%)
時価総額 12,586百万円
プラント工事中堅。製鉄・化学プラントの建設などを手掛け、ニッケル系合金やチタン、ジルコニウムなどの特殊溶接技術に定評。業務効率化によるコストダウンや生産性向上策が奏功し、24.3期3Q累計は各利益急伸。 記:2024/02/06
5,340
5/7 15:00
±0(0%)
時価総額 216,847百万円
大手超純水製造装置メーカー。半導体やFPD向け装置を中心に、水処理装置を設計、施工、販売。水処理装置売上は好調。受注済み大型水処理案件の工事は進捗順調。低採算案件は一巡。24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/04/09
7105 東証スタンダード
1,586
5/7 15:00
+65(4.27%)
時価総額 169,160百万円
大手フォークリフトメーカー。三菱重工業の子会社。コンテナキャリアやトランスファークレーン、搬送用ロボット等も。価格の適正化等により、国内事業は黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/14
2,827
5/7 15:00
+65(2.35%)
時価総額 78,718百万円
計測・計量機器メーカー。自動車開発に使うDSP機器も。子会社に半導体関連のホロン。医療・健康機器事業では米州が大口案件中心に売上が増加。24.3期3Qは増収増益。半導体関連事業が牽引。堅調な受注等が寄与。 記:2024/02/11
9034 東証スタンダード
1,064
5/7 15:00
+7(0.66%)
時価総額 10,640百万円
千葉県地盤の運送会社。トラック運送を主軸に倉庫、物流付帯業務、不動産賃貸、建設なども。貨物自動車運送事業では輸送業務の取り扱いが増加。倉庫事業は一部倉庫の稼働率が上昇。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/04/08
9327 東証スタンダード
629
5/7 15:00
-14(-2.18%)
時価総額 2,202百万円
EC事業者向け物流代行サービスを展開。物流コンサルも。自動倉庫システム開発の米国スタートアップと資本提携。人材採用積極化で採用費は増加。DX推進等の投資継続も重しとなり、24.3期2Q累計は業績苦戦。 記:2024/02/03