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個人投資家・有限亭玉介:まだまだあるぞ!業績期待の低PBR&バリュー株に注目【FISCOソーシャルレポーター】

2023/10/8 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:まだまだあるぞ!業績期待の低PBR&バリュー株に注目【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2023年10月2日12時に執筆 今年も残すところ3ヶ月となりました。振り返ると東証のPBR1倍割れ企業に対する是正勧告など、これまでとは違った株式市場の変化が見られましたねぇ。NISAの拡充や手数料無料化の流れもあり、今後はより株式投資が普及していくのではと期待していまいますな。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 今年の相場を思い返すと、ウォーレン・バフェット氏の総合商社株の爆買いにより日本株のムードが一変しましたなぁ。円安の影響もあり、海外投資家がバフェット氏に続けと強気相場を形成した事は記憶に新しいですね。 PBR1倍割れ企業に対して東証が是正勧告を行った事で、株主還元に積極的な企業の姿勢が目立つようになりました。以前は株主還元という言葉さえ語らない企業がほとんどでしたが、増配や自社株買いが様々な企業で実施されています。配当修正や自社株買いを発表後は株価が動きますので、投資家にとってはありがたいもんですねぇ。 あたくし達の実生活に影響のあるインフレに関しては、原油高が落ち着けばそのネガティブな作用も一部落ち着くのでは考えられます。日銀がYCC修正・マイナス金利解除の準備を着々と進めているのであれば、インフレの沈静化からデフレに戻る可能性もあるでしょう。そうなれば円安に振れていた為替が円高へ向かうシナリオも想定できます。 日銀の植田総裁は経済情勢を見定めつつ、慎重に次の一手を考えているはずです。あたくし達投資家も先を見据えながら、次の一手を考えるべきでしょう。EVに代表される自動車部材、金利上昇の思惑から地銀関連、放置されている低PBR銘柄など日本株の可能性はまだまだ広がっております。今回は直近で注目したそんな銘柄をご紹介させて頂きます。 鮮やかな上昇トレンドを形成している淀川製鋼所<5451>は、2007年5月以来の高値圏に到達して人気化しているようですねぇ。投資会社ストラテジックキャピタルが同社の株を5%近く保有している事も大量保有報告書で明らかになっており、思惑的な買いが流入している模様です。 精密金型を主力とする黒田精工<7726>は、PBR1倍割れで割安感が目立っております。直近のチャート(日足)は軟調ながら、半導体業界向けや車載向けの需要が回復すれば25日・75日線を上抜いてトレンド転換へ向かうか注視したいです。 バッテリーEV「TOYOTA bZ3」に同社のスタビライザーが採用され材料視されている中央発條<5992>は、直近で年初来高値を更新しました。同社のPBRは9月29日時点でなんと0.3倍ですから、かなり割安水準ですな。10月30日の決算発表で株価が動くのか監視を強めております。 24年5月期が過去最高益となる見通しの三光合成<7888>は、じわじわと上昇トレンドを形成し始めているようです。自動車向け工業用プラスチック部品を手掛ける同社は、軽量化ニーズを受けてEVの潮流に乗るか…。PBR1倍割れに加えてPERも10倍以下であり、10月の決算は注視したいですねぇ。 制御機器などの専門商社である英和<9857>も、緩やかに上昇トレンドを形成しておりますよ。9月21日に上方修正を発表した後は、窓を開けて動意しました。24年3月期は過去最高益予想ながら、PBR・PERともに割安です。 最後は金属素材やポンプなどの商社、ラサ商事<3023>です。9月25日の上方修正後に動意すると年初来高値を更新しましたな。プラント・設備工事関連事業が堅調との事。もちろんPER・PBRは割安水準となっております。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 6件
3023 東証スタンダード
1,882
4/26 15:00
-18(-0.95%)
時価総額 22,554百万円
資源や産業機械、環境設備を扱う専門商社。鉱産物や建機、ポンプ、プラント機器等を扱う。24.3期3Qは産機・建機関連が堅調。ポンプ関連が引き続き好調。環境設備関連では官庁、民間ともに整備需要が堅調。 記:2024/04/13
5451 東証プライム
4,905
4/26 15:00
+210(4.47%)
時価総額 170,875百万円
独立系の鉄鋼二次製品メーカー。カラー鋼鈑に強み。金属屋根壁材や家庭用物置も。24.3期3Q累計は鋼板商品の需要が冴えず。ただ値上げ進展。光熱費なども想定内に。通期利益計画を上方修正。配当性向3~5割目安。 記:2024/03/12
5992 東証スタンダード
1,051
4/26 15:00
+62(6.27%)
時価総額 26,845百万円
トヨタ系列の自動車部品メーカー。シャシばねや精密ばね、コントロールケーブル等を手掛ける。ばね製品に強み。シャシばねは増収。新製品スタビライザー「SDM」の量産開始等で収益性向上。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/10
7726 東証スタンダード
1,437
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 8,181百万円
精密機器メーカー。ボールねじや直動関連機器などの駆動システム、モーターコアなどの金型システムを展開。駆動システムは伸び悩む。24.3期3Qは金型システムが増益。車載用モーター向け金型の増収効果などが寄与。 記:2024/04/13
7888 東証プライム
661
4/26 15:00
+5(0.76%)
時価総額 20,285百万円
精密プラスチック部品メーカー。自動車の内外装部品や情報通信、OA機器、空調、医療機器等のプラスチック成形部品を製造、販売する。金型も手がける。今上期は国内外で車両要内外装部品が増加した。金型をカバーした。 記:2024/01/29
9857 東証スタンダード
2,213
4/26 15:00
+15(0.68%)
時価総額 14,318百万円
計測制御機器、産業機械の技術専門商社。工業用測定検査機器中心に、環境計測・分析機器や測定・検査機器を展開。産業用装置・重電設備業界向けなどは売上増。増収効果等により、24.3期2Q累計は収益伸長。 記:2024/01/15