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急ピッチの下げに対する反動や日銀の政策修正への思惑が和らぎ買い戻しが優勢に【クロージング】

2023/9/25 16:10 FISCO
*16:10JST 急ピッチの下げに対する反動や日銀の政策修正への思惑が和らぎ買い戻しが優勢に【クロージング】 25日の日経平均は5営業日ぶりに反発。276.21円高の32678.62円(出来高概算12億6000万株)で取引を終えた。先週の中銀イベントを波乱なく通過したほか、先週末までの4営業日で1100円超下落したことから自律反発を狙った買いが先行。また、日銀による政策修正への思惑が後退したため、短期筋による買戻しが先物に断続的に入ったほか、日米金利差拡大による円安進行も買いにつながった。後場に入っても堅調推移が継続し、後場終盤には32722.22円まで上げ幅を広げた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1300を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、医薬品、小売、食料品、情報通信など25業種が上昇。一方、銀行、海運、証券商品など8業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、第一三共<4568>、アステラス薬<4503>が堅調だった半面、トヨタ<7203>、日立建機<6305>、コマツ<6301>、信越化<4063>が軟化した。 先週末の米国市場は、主要株価指数は下落。ただ、米国株安は材料視されず、直近の下げの反動に伴う自律反発を狙った買いに加え、岸田首相が「25日にも経済対策の柱を表明する」と伝わったことで、政策期待も支援材料となった。また、日銀の政策修正への思惑後退からこれまで人気化していた海運株といったバリュー株から半導体関連などのグロース株に資金シフトする動きが広がり、日経平均の上げ幅は300円を超える場面があった。 先週の中銀イベントは波乱なく通過したが、日米ともに金融政策修正への思惑は依然として根強い。本日は引け後に、内田眞一日銀副総裁や植田和男日銀総裁の発言機会がある。決定会合の直後だけに発言内容に大きな変化はないだろうが、金融政策に関するトーンが違う場合には波乱要因となるだけに念のために警戒する向きが多い。また、米国でも今週は26日にコンファレンスボードによる9月の消費者信頼感指数、29日には8月の個人消費支出(PCE)統計など重要指標の発表が控えるため、米インフレ動向にも警戒が必要だろう。 《CS》
関連銘柄 9件
4063 東証プライム
5,755
10/31 15:00
+75(1.32%)
時価総額 11,519,737百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4503 東証プライム
1,795.5
10/31 15:00
+6.5(0.36%)
時価総額 3,249,250百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4568 東証プライム
4,981
10/31 15:00
-32(-0.64%)
時価総額 9,698,176百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6301 東証プライム
4,011
10/31 15:00
-17(-0.42%)
時価総額 3,905,956百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6305 東証プライム
3,355
10/31 15:00
-19(-0.56%)
時価総額 721,711百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6857 東証プライム
9,148
10/31 15:00
+553(6.43%)
時価総額 7,008,658百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7203 東証プライム
2,682.5
10/31 15:00
-29(-1.07%)
時価総額 43,764,953百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
23,400
10/31 15:00
-610(-2.54%)
時価総額 11,036,212百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
9,498
10/31 15:00
-45(-0.47%)
時価総額 16,364,617百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17