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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は押し目狙いの流れに~

2023/9/21 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は押し目狙いの流れに~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■売り一巡後は押し目狙いの流れに ■ツルハHD、1Q営業利益 5.9%増 141億円 ■前場の注目材料:牧野フライス、メキシコに新拠点、北米販売・サービス拡充 ■売り一巡後は押し目狙いの流れに 21日の日本株市場は、米株安の流れから売りが先行するものの、売り一巡後の底堅さが意識されそうだ。20日の米国市場はNYダウが76ドル安、ナスダックは209ポイント安だった。利上げ終了への期待から買いが先行したが、その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定した。ただし、インフレの目標達成までの道のりは長いとして、追加利上げの可能性を除外しなかった。これを受けて米長期金利が上昇し、終盤にかけて売られる展開だった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比95円安の32795円。円相場は1ドル148円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで33000円辺りでの底堅い値動きを見せていたが、FOMC後に軟化し、32750円と安値で終えていた。朝方は裁定解消売りなどインデックスに絡んだ売買の影響を受けやすいだろう。昨日の日経平均は一時33000円を下回る場面が見られたものの、終値では33000円を辛うじて上回っていた。再び33000円を下回ってくることになろうが、まずは売り一巡後の底堅さを見極めたいところである。 米国市場はFOMC通過後に売られる格好となったが、FOMC前には期待感から強い動きを見せていたこともあり、警戒感が強まったというよりは反動の動きをみせた格好である。FOMCについては予想通りの内容だったと考えられ、東京市場についても昨日は持ち高調整の動きが見られていたこともあり、売り一巡後は押し目狙いの流れに向かわせそうだ。 昨日は値がさハイテク株の一角が買われた半面、セクターでは鉱業、石油・石炭製品、電力・ガス、その他製品、繊維、パルプ・紙、輸送用機器の下げが目立っていた。リバランスの動きだったと考えられ、FOMC通過で巻き戻す動きが意識されそうだ。また、次は日銀の金融政策決定会合に関心が集まることで積極的な売買は手控えられやすいなか、バリュー株への物色が意識されやすいだろう。 ■ツルハHD、1Q営業利益 5.9%増 141億円 ツルハHD<3391>が発表した2024年5月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比6.8%増の2598.27億円、営業利益は同5.9%増の141.03億円だった。食品部門が堅調に推移したほか、経済再開で化粧品などの販売も伸びた。2024年5月期業績は、売上高が前期比6.5%増の1兆330億円、営業利益は同3.6%増の472億円とした期首計画を据え置いている。通期計画に対する第1四半期営業利益の進捗率は29.8%となる。 ■前場の注目材料 ・1ドル=148.20-30円 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・牧野フライス<6135>メキシコに新拠点、北米販売・サービス拡充 ・ミツバ<7280>インドに電動2輪車向けモーター試作ライン、早期製品化 ・IHI<7013>ミサイルの高性能化に注力、政府方針に対応 ・りそなHD<8308>グループ会社の銀行、ロスに駐在員事務所、米に20年ぶり設置 ・クボタ<6326>インドに金融子会社、来年7月から事業開始 ・ペプチドリーム<4587>米ジェネンテックとライセンス契約 ・旭化成<3407>国立がん研究センターと、共同研究契約を締結、CAR-T細胞療法開発 ・積水ハウス<1928>博報堂と協業、スマートハウスのデータをAI解析 ・三井物産<8031>比インフラ大手MPICのTOB完了 ・東レ<3402>ホンダと、使用済みナイロン製品の水平リサイクル実証 ・ホンダ<7267>国産SAF団体に加盟、普及・拡大へ活動強化 ・スズキ<7269>2輪部品、マレーシア社に来年から供給 ・堀場製作所<6856>堀場エステック、半導体関連で新棟、次世代技術の開発強化 ・コマツ<6301>タイで後方小旋回機、ショベル設備新設 ・日揮HD<1963>4社で、航空燃料向け廃油提供に合意 ・ローム<6963>GaNデバイスを高速駆動できるゲートドライバーIC ・日清紡HD<3105>30年度めど燃料電池セパレーター売上高200億円、追加投資 ・新日本電工<5563>メッキ廃液再利用、イオン交換無機結晶を活用 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(22日まで) <海外> ・07:45 NZ・4-6月期GDP(前年比予想:+1.1%、1-3月期:+2.2%) ・07:45 NZ・4-6月期GDP(前期比予想:+0.4%、1-3月期:-0.1%) 《ST》
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1928 東証プライム
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時価総額 2,418,300百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業、賃貸住宅管理事業、国際事業が柱。建築・土木事業、仲介・不動産事業等も展開。戸建住宅事業では大空間リビング、次世代室内環境システムなどが好評。 記:2024/10/22
1963 東証プライム
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時価総額 342,178百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
3105 東証プライム
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11/22 15:30
+9.7(1.09%)
時価総額 151,594百万円
日清紡ブレーキ、日清紡メカトロニクス、日清紡ケミカル、日本無線等を傘下に持つ持株会社。1907年に紡績会社として創業。経営資源の重点投入により、無線・通信及びマイクロデバイス事業を軸にした成長加速図る。 記:2024/07/29
3391 東証プライム
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+85(1.06%)
時価総額 400,561百万円
ツルハ、くすりの福太郎、レデイ薬局などを傘下に収める持株会社。北海道札幌市に本社。グループ店舗数は2600店舗超。ウエルシアHDと経営統合に向けて協議。不採算店舗の積極閉店などで利益率の改善を図る。 記:2024/08/23
3402 東証プライム
935
11/22 15:30
+13.1(1.42%)
時価総額 1,525,435百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3407 東証プライム
1,091.5
11/22 15:30
+14.5(1.35%)
時価総額 1,521,477百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4587 東証プライム
2,738
11/22 15:30
+174.5(6.81%)
時価総額 355,967百万円
東京大学発の創薬ベンチャー。創薬開発事業、放射性医薬品の研究開発、製造・販売等を行う放射性医薬品事業を展開。ペプチド創薬開発プラットフォームなどが強み。Novartis社とペプチド創薬における提携を拡大。 記:2024/08/26
5563 東証プライム
295
11/22 15:30
+3(1.03%)
時価総額 40,502百万円
フェロマンガンの製造・販売を行う合金鉄事業が主力。1925年創業。日本製鉄系列。酸化ジルコニウム等の機能材料事業、焼却灰資源化事業等も。リチウムイオン電池正極材は順調。27.12期売上高950億円目標。 記:2024/06/18
6135 東証プライム
6,540
11/21 15:30
+180(2.83%)
時価総額 162,807百万円
大手工作機械メーカー。1937年創業。NCフライス盤、マシニングセンタを国内で初めて開発。金型・精密部品向けマシニングセンタ、放電加工機に強み。営業拠点の拡大図る。半導体製造装置関連は引き合い増加傾向。 記:2024/10/29
6301 東証プライム
4,049
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-26(-0.64%)
時価総額 3,942,961百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6326 東証プライム
1,899
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-22(-1.15%)
時価総額 2,234,491百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6856 東証プライム
8,054
11/21 15:30
-49(-0.6%)
時価総額 340,145百万円
分析計測機器の総合メーカー。エンジン排ガス測定装置で世界トップシェア。大気汚染監視用分析装置、血球計数装置等も手掛ける。京都府京都市に本社。エネルギー・環境等が注力分野。28.12期売上4500億円目標。 記:2024/08/10
6963 東証プライム
1,446.5
11/21 15:30
-2(-0.14%)
時価総額 584,039百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。SiCなどパワーデバイスは生産能力増強進める。LSIの新商品開発で新規需要の獲得図る。 記:2024/10/20
7013 東証プライム
8,721
11/21 15:30
-358(-3.94%)
時価総額 1,348,964百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,345.5
11/21 15:30
-19(-1.39%)
時価総額 7,104,240百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7269 東証プライム
1,676
11/21 15:30
+19.5(1.18%)
時価総額 3,292,646百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10
7280 東証プライム
838
11/21 15:30
+2(0.24%)
時価総額 38,198百万円
独立系自動車部品メーカー。群馬県桐生市に本社。ルーフモーター、二輪スターターモーターなどで世界トップシェア。学校向けICT機器販売なども。海外売上高比率は7割超。電動化対応の新製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/20
8031 東証プライム
3,270
11/21 15:30
-6(-0.18%)
時価総額 9,899,555百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8308 東証プライム
1,243
11/21 15:30
+22.5(1.84%)
時価総額 2,984,418百万円
りそな銀行を中核とする大手金融持株会社。クレジットカードや信用保証、リース事業等も。埼玉りそな銀行、関西みらい銀行なども傘下に持つ。収益・コスト構造改革の加速図る。26.3期当期純利益1700億円目標。 記:2024/10/28