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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテクや輸出関連への資金シフト~

2023/8/29 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテクや輸出関連への資金シフト~ 29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテクや輸出関連への資金シフト ■DyDo、24/1予想 営業利益197%増 21億円 ■前場の注目材料:アイシン、グループ会社の高丘、鋳鉄溶解炉向け「バイオ成型炭」開発 ■ハイテクや輸出関連への資金シフト 29日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。28日の米国市場はNYダウが213ドル高、ナスダックは114ポイント高だった。中国政府による資本市場の活性化・信頼感向上に向けた一連の政策発表を好感した各国市場の上昇の流れを引き継ぐ格好から買いが先行した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が先週のジャクソンホール会合で追加利上げを除外しなかったが、注意深く政策を判断していく方針を示したため長期金利が低下、投資家心理が改善し終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比110円高の32280円。円相場は1ドル146円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになろう。日経225先物は狭いレンジでの推移ではあったが、ナイトセッションで一時32320円まで買われており、心理的な抵抗線として意識されていた25日線を上回ってきた。昨日の日経平均は75日線を捉えてきたが、75日線突破から32295円辺りに位置する25日線での攻防を見せてきそうだ。25日線を上放れてくるようだと、節目の32500円辺りが意識されてくると考えられ、買い戻しの動きが強まりそうである。 また、米国ではエヌビディアが反発を見せたほか、マイクロンテクノロジーやAMDなど半導体関連株が買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。また、ゴールドマン・サックスは、日本銀行がハト派的な姿勢を堅持すれば、今後6カ月で1ドル=155円を付けると予想していると報じられており、自動車や機械など輸出関連などへの物色も意識されやすいだろう。 日中の関係悪化への警戒から昨日はインバウンド関連株が総じて軟調だったが、ハイテクや輸出関連への資金シフトの動きが進むようであれば、センチメントを悪化させる流れは回避されそうである。また、マザーズ指数は足もとで緩やかなリバウンドを継続しており、上値抵抗線として意識されている25日線に接近してきた。同線を明確に上放れてくるようだと、中小型株の出遅れ修正の流れに向かわせる展開が期待されてきそうだ。 ■DyDo、24/1予想 営業利益197%増 21億円 DyDo<2590>は未定としていた2024年1月期業績予想を発表。売上高は前期比31.1%増の2100億円、営業利益は同197%増の21億円を計画。コンセンサス(19億円)を上回る。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32169.99、+545.71) ・NYダウは上昇(34559.98、+213.08) ・ナスダック総合指数は上昇(13705.13、+114.49) ・1ドル=146.50-60円 ・シカゴ日経先物は上昇(32280、大阪比+110) ・SOX指数は上昇(3537.87、+42.22) ・VIX指数は低下(15.08、-0.60) ・米原油先物は上昇(80.10、+0.27) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・トヨタ自<7203>取引先の資金繰り調査、ゼロゼロ融資の返済本格化で追加支援検討 ・京セラ<6971>レーシック用レンズ増産、海外需要拡大、東京・羽村に設備導入 ・アイシン<7259>グループ会社の高丘、鋳鉄溶解炉向け「バイオ成型炭」開発 ・愛三工業<7283>EV用電池セルケースの工場新設、25年4月量産 ・AeroEdge<7409>eVTOL部品量産で米社と契約、特定製品依存を脱却 ・スマートドライブ<5137>モビリティー移動データ、ソニーのIoTと連携 ・ヤマザキ<6147>アフターマーケット事業本格開始、余剰機械の改造・転用受注 ・NTT<9432>NTTコムウェア、低遅延通信でDC省人化、「APN」産業用途の実証加速 ・日本高周波鋼業<5476>30年度めど特殊合金材の販売2倍に、半導体装置向け提案 ・住友化学<4005>粒子径150ナノメートル以下のαアルミナ量産、来月開始 ・三井化学<4183>物流自動化ソリューション開発、ラピュタロボと連携 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 7月有効求人倍率(予想:1.30倍、6月:1.30倍) ・08:30 7月失業率(予想:2.5%、6月:2.5%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
2,731
5/10 15:00
+10(0.37%)
時価総額 90,497百万円
缶コーヒーが主力の飲料大手。自販機網に強み。ドリンク剤やパウチ商品の生産受託も。24.1期3Q累計はアサヒ飲料の自販機直販事業が上乗せ。値上げ効果も出て大幅増収増益に。ポーランドの同業を2月末に買収予定。 記:2024/02/08
4005 東証プライム
338.4
5/10 15:00
+5.8(1.74%)
時価総額 560,343百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4183 東証プライム
4,508
5/10 15:00
±0(0%)
時価総額 923,076百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
5137 東証グロース
1,622
5/10 15:00
-18(-1.1%)
時価総額 9,797百万円
法人向けクラウド車両管理システムを提供。リース会社や保険会社などにOEM供給も。海外はマレーシアを軸に開拓。契約社数は1330社超と2桁増。リカーリング売上高は過去最高。24.9期1Qは2桁増収。 記:2024/04/07
5476 東証スタンダード
431
5/10 15:00
-24(-5.27%)
時価総額 6,331百万円
神戸鋼傘下の特殊鋼・鋳鉄製品メーカー。国内トップのミニチュア軸受用鋼材に強み。特殊鋼は販売価格改善だが、工具鋼や特殊合金などの売上数量が伸び悩む。固定資産売却益を計上。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/04/14
6147 東証スタンダード
348
5/10 15:00
-4(-1.14%)
時価総額 1,593百万円
オーダーメイド工作機械や二輪車部品を手掛ける専用工作機械メーカー。工作機械は自動車業界が主顧客で、二輪車部品はヤマハ発動機向けが中心。省人省力化設備も展開。固定費圧縮効果もあり、3Q累計は赤字幅縮小。 記:2024/02/22
6971 東証プライム
1,880.5
5/10 15:00
-10(-0.53%)
時価総額 2,840,446百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7203 東証プライム
3,425
5/10 15:00
-103(-2.92%)
時価総額 55,878,830百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7259 東証プライム
5,612
5/10 15:00
-38(-0.67%)
時価総額 1,653,716百万円
自動車部品大手。パワトレ機器やブレーキ部品に強み。トヨタ系列。電動車向け製品を強化中。日本は黒字転換。電動ユニットなどの販売台数増、構造改革効果などが寄与。中国や欧州は堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7283 東証プライム
1,475
5/10 15:00
+24(1.65%)
時価総額 93,033百万円
トヨタグループの自動車部品メーカー。燃料系製品や吸排気系製品が主力。フューエルポンプモジュール市場で世界トップ級。自動車電動化領域に注力。アジアや欧米向けの好調で、24.3期3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/02/23
7409 東証グロース
3,135
5/10 15:00
-10(-0.32%)
時価総額 11,606百万円
チタンアルミ製の低圧タービンブレードの航空機エンジン部品が主力。主要販売先は仏SAFRAN社。チタンアルミブレード販売数量は小幅増。新規開発受託案件の一部売上計上も寄与し、24.6期2Qは売上堅調。 記:2024/04/16
9432 東証プライム
162.3
5/10 15:00
-5.6(-3.34%)
時価総額 14,696,317百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14