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前場に注目すべき3つのポイント~インバウンド関連への利食い警戒~(訂正)

2023/8/28 10:40 FISCO
*10:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~インバウンド関連への利食い警戒~(訂正) 下記の通り修正します。 (誤)汚染水 (正)処理水 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■インバウンド関連への利食い警戒 ■日本金属、24/3下方修正 営業利益 1億円←12億円 ■前場の注目材料:フェローテックHD、中国で石英部品加工、太陽光需要に対応 ■インバウンド関連への利食い警戒 28日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。25日の米国市場はNYダウが247ドル高、ナスダックは126ポイント高だった。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がジャクソンホール会合での講演で、追加利上げの可能性を除外しなかったため金利上昇を警戒し一時下落に転じた。しかし、同時に過剰な利上げリスクも認識しており、今後の政策は慎重に決定していく姿勢を示すと、長期金利が伸び悩み、株式相場は上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比230円高の31860円。円相場は1ドル146円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになろう。先週末はパウエルFRB議長の講演を警戒するなか、日経平均は662円と大幅に下落し、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均を押し下げる格好だっただけに、イベント通過による買い戻しの動きが意識されそうである。 ただし、先週末のエヌビディアは2%を超える下落となったこともあり、値がさハイテク株への買い戻しの影響は限られる可能性はありそうだ。また、中国メディアは「国慶節」の大型連休で日本ツアー旅行にキャンセルの動きが出てきていると報じたようである。日本の処理水の海洋放出に伴い、中国政府が規制をかけるといった見方も伝えられるなか、インバウンド関連には持ち高調整の売りが警戒されやすい。 そのため、買い一巡後は売り仕掛け的な商いが入る可能性を意識しておく必要がありそうだ。日経平均のボリンジャーバンドの-1σは31800円辺りに位置しており、同水準での戻りの鈍さがみられる局面においては、先物主導での売り仕掛けが入りそうである。ただし、今週は8月の米消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード、7月の米個人消費支出(PCEデフレーター)、8月の米雇用統など経済指標の発表が相次ぐことから、積極的な売買は手控えられやすく、買い戻しの動きも早いと考えられる。そのため、売り一巡後のリバウンドを想定した押し目狙いのスタンスでの対応に向かわせよう。 ■日本金属、24/3下方修正 営業利益 1億円←12億円 日本金属<5491>は2024年3月期業績予想の修正を発表。売上高は580億円から540億円、営業利益を12億円から1億円に下方修正した。主要取引先である自動車関連産業での半導体不足の解消により需要が回復すると見込んでいたが、国内におけるサプライチェーン間での在庫調整が長引いている。また、海外ではEV化への加速や中国市場の低迷などの影響により、実需の回復が大幅に遅れている。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34346.90、+247.48) ・ナスダック総合指数は上昇(13590.65、+126.67) ・1ドル=146.40-50円 ・シカゴ日経先物は上昇(31860、大阪比+230) ・SOX指数は上昇(3495.65、+14.35) ・VIX指数は低下(15.68、-1.52) ・米原油先物は上昇(79.83、+0.78) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・フェローテックHD<6890>中国で石英部品加工、太陽光需要に対応 ・明電舎<6508>沼津での真空遮断器部品の生産能力を2倍に、30億円投資 ・パナHD<6752>草津工場でエコキュート増産、25年度まで年30万台 ・日立<6501>グループ会社のエナジー、米グーグル・クラウドと協業 ・大同特殊鋼<5471>「製造時CO2排出量」把握へ仕組み構築、車各社に低炭素アピール ・JVCケンウッド<6632>前後撮影対応ドラレコを来月発売、明暗差大でも安定録画 ・新明和<7224>シンガポールで旅客機搭乗橋の遠隔操作を実用化 ・日立造船<7004>インドのゴミ焼却発電プラント完工、1炉当たり処理量最大規模 ・三菱重<7011>ITER向けTFコイルの最終号機を完成 ・ISID<4812>富士通など3社で、製造業DX推進で協業、PLMシステム軸に ・オムロン<6645>ゲーミングマウス用スイッチを遠隔制御機器向けに販売 ・Jパワー<9513>ENEOSなど3社で、西日本で大規模CCS、30年度事業化へ ・日本製紙<3863>ヤマハ発にCNF強化樹脂、水上バイク部品向け納入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪・7月小売売上高(前年比予想:+0.2%、6月:-0.8%) 《ST》
関連銘柄 16件
3863 東証プライム
1,003
5/17 15:00
-8(-0.79%)
時価総額 116,604百万円
大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷用紙、情報用紙に加え、家庭紙や包装紙、段ボール等を製造、販売。家庭用の「スコッティ」等のブランドを持つ。今期3Q累計はお価格改定やコストダウンにより増収、利益は大幅改善。 記:2024/02/10
4812 東証プライム
5,270
5/17 15:00
-50(-0.94%)
時価総額 343,509百万円
電通系ITソリューション。金融・自動車向けの製品ライフサイクルや、基幹システム、人事管理システムを展開。ドローンや空飛ぶクルマの社会実装に向け技術提供を推進。全セグメント好調で、23.12期は増収増益。 記:2024/03/29
5471 東証プライム
1,576.5
5/17 15:00
+11.5(0.73%)
時価総額 342,485百万円
世界首位級の特殊鋼専業メーカー。自動車業界が得意先。大株主に日本製鉄。磁石やステンレス、ターボ部品等も。特殊鋼鋼材は売上堅調。構造用鋼は自動車関連の受注増で販売数量が増加。24.3期3Qは小幅増収。 記:2024/02/10
5491 東証スタンダード
789
5/17 15:00
-2(-0.25%)
時価総額 5,286百万円
ステンレス圧延・加工メーカー。冷間圧延ステンレス鋼帯とみがき特殊帯鋼に強み。24.3期3Q累計は自動車外装モール用材が低調。電池関連製品も大幅減販に。不動産売却特益。ベイナイト鋼帯製品からは26年撤退へ。 記:2024/03/12
6501 東証プライム
14,445
5/17 15:00
+135(0.94%)
時価総額 13,991,023百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6508 東証プライム
3,695
5/17 15:00
+55(1.51%)
時価総額 168,226百万円
中堅重電メーカー。発電設備や送変電設備の電力インフラ、電鉄や上下水道等の社会インフラ、モビリティ等を展開。電力エネルギー事業では電力会社向け案件等が売上増。営業外収益増。24.3期3Qは経常黒字転換。 記:2024/02/10
6632 東証プライム
822
5/17 15:00
-9(-1.08%)
時価総額 134,808百万円
カーナビやカーオーディオなど車載機器を手掛ける電機メーカー。無線通信システムや業務用システム、セキュリティシステム、ヘッドホンなども展開。S&S無線システムの好調継続で、24.3期3Q累計はは増収確保。 記:2024/02/04
6645 東証プライム
5,393
5/17 15:00
-119(-2.16%)
時価総額 1,112,279百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
1,324.5
5/17 15:00
+2(0.15%)
時価総額 3,250,398百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6857 東証プライム
5,540
5/17 15:00
+23(0.42%)
時価総額 4,244,576百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
2,782
5/17 15:00
±0(0%)
時価総額 130,590百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
7004 東証プライム
1,119
5/17 15:00
-21(-1.84%)
時価総額 190,471百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7011 東証プライム
1,370.5
5/17 15:00
+24.5(1.82%)
時価総額 4,623,585百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7224 東証プライム
1,321
5/17 15:00
+9(0.69%)
時価総額 92,470百万円
大手特装車メーカー。塵芥車やダンプトラックなど200機種超の車種をラインナップ。産機・環境システム等も事業領域。特装車部門は堅調。車体等の製造販売、保守・修理事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/10
8035 東証プライム
36,090
5/17 15:00
-730(-1.98%)
時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9513 東証プライム
2,516.5
5/17 15:00
+25.5(1.02%)
時価総額 460,648百万円
電力会社への電力供給を展開。大規模石炭火力発電所や大規模水力発電所を手掛け、風力発電所の建設で国内トップレベルの実績。送変電や広域送電線の運営・開発も事業領域。販売電力量の減少もあり、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/04