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前場に注目すべき3つのポイント~米半導体株高の流れを引き継ぐ~

2023/8/15 8:49 FISCO
*08:49JST 前場に注目すべき3つのポイント~米半導体株高の流れを引き継ぐ~ 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■米半導体株高の流れを引き継ぐ ■電通グループ、23/12下方修正 営業利益1265億円←1543億円 ■前場の注目材料:アイシン、米に電動ユニット新ライン、280億円投資、月産3万台 ■米半導体株高の流れを引き継ぐ 15日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。14日の米国市場はNYダウが26ドル高、ナスダックは143ポイント高だった。中国の住宅市場を巡る混乱が世界経済の成長リスクになるとの投資家の不安が浮上したほか、米長期金利の上昇も相場の重荷となった。しかし、今週予定されている主要小売り企業の決算発表を控え、下値も限定的。また、エヌビディアが7%を超える上昇となるなど、半導体株に買い戻しの動きが強まったことから、上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比205円高の32295円。円相場は1ドル145円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時32070円まで売られる場面も見られたが、その後は引けにかけて買い戻されており、ナイトセッションの高値圏で終えていた。エヌビディアなど半導体株が買い戻された流れを引き継ぐ格好から、足もとで弱い値動きが目立っていた値がさハイテク株の自律反発が意識されやすく、日経平均をけん引する格好になりそうだ。 また、昨日の日経平均は25日線に上値を抑えられる格好から下落幅を広げ、一時32031.54円まで下げ幅を広げる場面が見られた。ただし、8月のSQ値を割り込まなかったことから32000円接近での押し目買い意欲の強さは意識されやすいだろう。買い一巡後はアドバンテスト<6857>や東エレク<8035>などの動向を睨み流れの相場展開になりそうだが、戻りの鈍さが意識される局面においては、売り仕掛け的な動きを見せてくる可能性もあるため、積極的には手掛けづらいところではある。 ただし、決算発表が一巡したこともあり、米半導体株上昇に対するインパクトは出やすいだろう。買い一巡後に戻り売りに押される局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。また、昨日も好決算銘柄へは値幅取り狙いの資金が集中していた。昨日引け後の決算では荏原製<6361>、日機装<6376>、ユビAI<3858>、ジョイフル<9942>、ウェルネット<2428>、エスケーエレク<6677>、ハークスレイ<7561>、マルシェ<7524>、ニレコ<6863>、コメ兵HD<2780>などが注目されそうだ。また、ブリッジ<7039>が14%を超える急落となったが、流動性の低い銘柄などは決算に対して過剰に反応を見せているため、修正リバウンドを見極めたいところであろう。 ■電通グループ、23/12下方修正 営業利益1265億円←1543億円 電通グループ<4324>は2023年12月期業績予想の修正を発表。営業利益は1543億円から1265億円に下方修正した。顧客企業の投資抑制に加え、新型コロナウイルス禍からの回復や物価上昇で交際費などの経費が膨らんだ。また、子会社の賞与引当金方法の変更などで販売管理費も増える。前年同期に多額の固定資産売却益を計上していた反動なども響く。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(35307.63、+26.23) ・1ドル=145.40-50円 ・ナスダック総合指数は上昇(13788.33、+143.48) ・シカゴ日経先物は上昇(32295、大阪比+205) ・SOX指数は上昇(3615.45、+100.90) ・VIX指数は低下(14.82、-0.02) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・アイシン<7259>米に電動ユニット新ライン、280億円投資、月産3万台 ・新東工業<6339>フランスの表面処理会社を買収、408億円で全株取得 ・エクサウィザーズ<4259>生成AIサービス新会社を設立へ ・ソフトバンクG<9984>英アーム株取得協議、傘下ファンドと ・石油資源開発<1662>自社内に太陽光設備、グループへ再生エネ電力供給 ・東京ガス<9531>グループ会社のケミカル、日本金属に排水処理技術提供 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4-6月期GDP1次速報(前期比年率予想+2.9%、1-3月期:+2.7%) <海外> ・11:00 中・7月鉱工業生産(前年比予想:+4.3%、6月:+4.4%) ・11:00 中・7月小売売上高(前年比予想:+4.0%、6月:+3.1%) 《ST》
関連銘柄 20件
1662 東証プライム
6,630
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 378,938百万円
石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。E&P事業は売上伸長。北米、中東における原油販売量の増加が寄与。増収効果や販管費の減少により、24.3期3Qは営業増益。 記:2024/04/09
2428 東証スタンダード
549
5/2 15:00
-1(-0.18%)
時価総額 10,651百万円
マルチペイメントサービスが柱。プリペイト型電子マネーやバス検索・予約アプリも。配当性向5割以上目安。ekaiin.comは利用者数が堅調。しまえーるは大口案件を受注。24.6期2Qは営業増益確保。 記:2024/03/30
2780 東証スタンダード
3,850
5/2 15:00
+60(1.58%)
時価総額 43,339百万円
リサイクルショップ運営会社。宝石、ブランド物、ファッション関連の仕入・販売に加え、タイヤ・ホイールの販売等も。法人向けオークションを強化。仕入れ好調で小売売上高は順調。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/03/30
3858 東証スタンダード
516
5/2 15:00
-3(-0.58%)
時価総額 5,397百万円
ソフトウエア開発会社。ネットワークに接続される機器の組込みソフトウエア製品の開発、販売等を行う。ソフトウェアプロダクト事業は黒字転換。24.3期3Q累計は大幅増収、損益改善。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/05
4259 東証グロース
446
5/2 15:00
+2(0.45%)
時価総額 36,330百万円
AIプラットフォームを提供。独自AIアルゴリズムに強み。業種特化のAIソフト開発も。24.3期3Qは1Q末に買収したスタジアムが上乗せ。AI製品の利用数も拡大して4割超の増収に。ただ投資先行の状況が継続。 記:2024/03/11
4324 東証プライム
4,208
5/2 15:00
+31(0.74%)
時価総額 1,213,629百万円
国内最大の広告代理店。メディア確保力や広告企画力、コンサルティングなどに強み。配当性向は35%目標。日本はCT&T領域が引き続き好調。米州はM&Aや円安効果などで収益堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
6339 東証プライム
1,236
5/2 15:00
-6(-0.48%)
時価総額 67,462百万円
産業設備メーカー。表面処理の機械装置に加え、鋳造機械や環境機械装置、搬送機器、特機を製造、販売する。今期3Q累計は増収、大幅増益となった。鋳造の大型案件が順調に進捗。環境や搬送、特機も堅調に推移した。 記:2024/02/26
6361 東証プライム
13,360
5/2 15:00
+80(0.6%)
時価総額 1,229,948百万円
ポンプメーカー最大手。風水力機械や浄水・排水等の環境装置を製造。半導体研磨装置やガス化溶融炉でも有力。CMP装置は世界2位。ごみ処理施設・エネルギープラントの受注500件を達成し、23.12期は増収増益。 記:2024/03/30
6376 東証プライム
1,261
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 93,675百万円
産業機械メーカー。化学用精密ポンプや人工肝臓で国内首位。世界初の炭素繊維強化プラスチック化に成功。産業用ポンプ・システムは生産数量が増加。23.12期通期は増収。24.12期は大幅営業増益を見込む。 記:2024/02/26
6677 東証スタンダード
3,245
5/2 15:00
+25(0.78%)
時価総額 36,889百万円
フォトマスク大手。大型液晶パネル向けで世界首位級。有機EL用フォトマスクで高シェア。ウェアラブル医療機器等も。大型フォトマスク事業は液晶パネル用中心に足踏み。販管費は増加。24.9期1Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/16
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(-0.68%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6863 東証スタンダード
1,860
5/2 15:00
-4(-0.21%)
時価総額 14,350百万円
自動計測装置メーカー。「ニレコ」ブランドを展開し、工場のプロセス制御装置やウェブ制御装置、検査装置、オプティクス機器を製造、販売する。今期3Q累計は鉄鋼メーカーや二次電池製造装置、新動態向けが堅調に推移。 記:2024/03/10
1,655
5/2 15:00
-16(-0.96%)
時価総額 6,168百万円
法人向けインサイドセールス支援を展開。顧客はIT系企業が中心。営業DXコンサルや人材育成支援等も。CRM等受託開発は売上好調。研修事業は売上増。23.12期通期は増収増益。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/04/16
7259 東証プライム
5,771
5/2 15:00
-41(-0.71%)
時価総額 1,700,569百万円
自動車部品大手。パワトレ機器やブレーキ部品に強み。トヨタ系列。電動車向け製品を強化中。日本は黒字転換。電動ユニットなどの販売台数増、構造改革効果などが寄与。中国や欧州は堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7524 東証スタンダード
239
5/2 15:00
-1(-0.42%)
時価総額 2,043百万円
居酒屋「酔虎伝」「八剣伝」などを経営。関西地盤。酒類への依存度が低い餃子業態の確立に注力。チムニーと資本業務提携。直営店舗のスリム化図る。増収効果や販管費の減少等が寄与し、24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/13
7561 東証スタンダード
886
5/2 15:00
+4(0.45%)
時価総額 19,536百万円
持ち帰り弁当「ほっかほっか亭」をFC展開。店舗アセット&ソリューション事業、物流・食品加工事業も。持ち帰り弁当事業は堅調。仕出料理事業ではケータリング部門の売上が伸びる。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/04/08
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(0.2%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9531 東証プライム
3,565
5/2 15:00
-26(-0.72%)
時価総額 1,550,329百万円
首都圏を中心に関東1都6県に都市ガスを供給。新電力としては国内最大級の発電能力も有す。水素・アンモニアなどの次世代エネ開発を強化へ。24.3期3Q累計は暖冬の影響などでガス販売量が伸びず。期末増配を予定。 記:2024/02/07
9942 福証
1,065
5/2 15:30
+5(0.47%)
時価総額 34,008百万円
ファミリーレストラン「ジョイフル」をチェーン展開。大分県地盤。オンラインショップの運営等も。グループ店舗数は655店舗。直営店2店舗を新規出店。増収効果などが寄与し、24.6期2Q累計は収益伸長。 記:2024/04/16
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(0.05%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10