マーケット
11/1 15:15
38,053.67
-1,027.58
42,052.19
+288.73
暗号資産
FISCO BTC Index
11/3 1:33:24
10,636,878
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米経済指標にらみも日本の為替介入に警戒

2023/8/1 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米経済指標にらみも日本の為替介入に警戒 1日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米経済指標でISM製造業景況指数は好感されても、JOLT求人件数は伸びの鈍化が予想され、ドルは上げ渋る見通し。また、ドルは高値圏に浮上し、日本の為替介入も警戒されそうだ。 前日の取引でユーロ圏域内総生産(GDP)の強い内容が好感されたものの、月末特有の動きでユーロ上昇後に下落へ転じ、1.10ドルを割り込んだ。一方、米長期金利の持ち直しを受けドル買いに振れ、ドル・円は一時142円60銭台に浮上。本日アジア市場では日経平均株価の上げ幅拡大で円売りに振れ、主要通貨は下げづらい値動きとなった。ドル・円は海外高値を上抜けると上昇基調を強め、143円目指す場面もあった。 この後の海外市場は米経済指標や欧米株式市場が手がかり。今晩発表の米ISM製造業景況指数は景気の好不況の分かれ目である50を下回るものの、前回から改善すれば不透明感を和らげる。半面、JOLT求人件数は伸びが鈍化すると予想され、週末の雇用統計を前にドル買いを弱める材料になりやすい。一方、ドル・円は7月10日以来の高値圏に浮上し、政府の円安けん制や国内債にらみの展開で円の値動きにも注目されそうだ。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:00 ユーロ圏・7月製造業PMI改定値(予想:42.7、速報値:42.7) ・17:30 英・7月製造業PMI改定値(予想:45.0、速報値:45.0) ・18:00 ユーロ圏・6月失業率(予想:6.5%、5月:6.5%) ・22:45 米・7月製造業PMI改定値(予想:49.0、速報値:49.0) ・23:00 米・7月ISM製造業景況指数(予想:46.9、6月:46.0) ・23:00 米・6月JOLT求人件数(予想:960.0万件、5月:982.4万件) ・23:00 米・6月建設支出(前年比予想:+0.6%、5月:+0.9%) ・23:00 グールズビー米シカゴ連銀総裁あいさつ(同連銀イベント) 《CS》