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前場に注目すべき3つのポイント~節目の33000円接近で利食いも入りやすい相場展開に~

2023/7/20 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~節目の33000円接近で利食いも入りやすい相場展開に~ 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■節目の33000円接近で利食いも入りやすい相場展開に ■光世証、1Q営業損益 黒字転換 0.83億円 ■前場の注目材料:東亞合成、R&D投資2割増、3年で160億円、川崎に新拠点 ■節目の33000円接近で利食いも入りやすい相場展開に 20日の日本株市場は、米株高を好感するものの、節目の33000円接近で利食いも入りやすい相場展開になりそうだ。19日の米国市場は、NYダウが109ドル高、ナスダックは4ポイント高だった。良好な経済指標を受けてリセッション懸念が後退しつつあり、投資家心理が改善。今週発表が予定されている主要企業の好決算を期待した買いに終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比100円安の32880円。円相場は1ドル139円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時33040円と節目の33000円を回復したこともあり、いったんは達成感が意識されやすいところではある。ただし、米国ではゴールドマン・サックスなど金融株の決算が発表されたが、決算発表後は買い優勢の流れであり、センチメントは良好であろう。そのため、利食いは入りやすいものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。 また、日銀の植田総裁による発言から、来週の金融政策決定会合での大規模緩和政策の継続が見込まれるなか、為替市場では足もとでの円高を修正する動きがみられており、円高を手掛かりとした売り方の買い戻しが意識されやすい。日経平均は25日線が位置する33000円処では強弱感が対立するものの、同抵抗線突破となればショートカバーの動きが強まる可能性はありそうだ。 もっとも、本格化する決算を前に積極的な売買は手控えられやすく、物色としては個別に材料の出ている銘柄のほか、個人主体による中小型株への資金流入が中心になりやすい。米国では金融株の決算発表が続くなか、金融株への波及が意識されるほか、円相場の落ち着きを受けて、輸出関連などへの物色に向かわせよう。そのほか、インバウンド関連などテーマ性のある銘柄への値幅取り狙いの動きなども意識される。 ■光世証、1Q営業損益 黒字転換 0.83億円 光世証<8617>が発表した2024年3月期第1四半期業績は、営業収益が前年同期比596.3%増の3.32億円、営業損益は0.83億円の黒字(前年同期は1.79億円の赤字)だった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32896.03、+402.14) ・NYダウは上昇(35601.21、+109.28) ・ナスダック総合指数は上昇(14358.02、+4.38) ・1ドル=139.70-80円 ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・J-MAX<3422>本社工場の溶接ライン無人化、成果を内外に横展開 ・東亞合成<4045>R&D投資2割増、3年で160億円、川崎に新拠点 ・日本特殊陶業<5334>東芝買収に500億円、9月末に拠出 ・フェローテク<6890>マレーシアに新工場、137億円投資、パワー半導体基板生産 ・富士フイルム<4901>グループ会社、環境性能の高いトナー生産能力3割増強 ・三菱電機<6503>シンガポール新興に出資、東南アの工場排水処理支援 ・トーヨーカネツ<6369>岩谷産業、液化水素貯槽大型化の共同研究、NEDO採択 ・鈴茂器工<6405>すしロボの2メンテ拠点を新拠点に集約 ・ローランドDG<6789>プリンター保守拡充、定額制で遠隔管理 ・ローム<6963>GaNパワー半導体と駆動用ICを同梱したSiP2種開発 ・マクセル<6810>海外営業3倍に増員、学び直しでBツーB注力 ・中部電力<9502>グループのJERA、UAEでクリーン水素・アンモニア、現地国営と協業 ・J-POWER<9513>フィリピンの水力発電所が営業運転開始、40%出資 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 6月貿易収支(予想:-544億円、5月:-1兆3819億円) <海外> ・10:15 中・1年物ローンプライムレート(LPR)(現行3.55%) ・10:30 豪・6月失業率(予想:3.6%、5月:3.6%) ・10:30 豪・6月雇用者数増減(予想:+1.50万人、5月:+7.59万人) 《ST》
関連銘柄 14件
3422 東証スタンダード
509
5/2 15:00
+4(0.79%)
時価総額 6,035百万円
自動車部品メーカー。車体ブレス部品や精密プレス部品、金型などを展開。ホンダ向けが主力だが、非ホンダ向け比率が上昇中。タイは売上堅調。国内向け自動車部品、金型設備等が販売増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/04
4045 東証プライム
1,601.5
5/2 15:00
+11.5(0.72%)
時価総額 200,508百万円
化学メーカー中堅。光硬化型樹脂原料や高分子凝集剤に強み。瞬間接着剤「アロンアルファ」も。23.12期は車載電池用接着剤が好調。価格改定も進んで計画ほど利益が落ち込まず。24.12期は営業増益・増配を計画。 記:2024/02/15
3,413
5/2 15:00
+44(1.31%)
時価総額 4,245,352百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5334 東証プライム
5,018
5/2 15:00
+15(0.3%)
時価総額 1,024,550百万円
点火ブラグや排ガスセンサなどの自動車部品が柱。セラミック製品や半導体装置製品も。配当性向4割目安。セラミック事業は伸び悩むが、自動車関連は堅調。新車組付け用製品は販売底堅い。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/04
6369 東証プライム
4,300
5/2 15:00
+15(0.35%)
時価総額 40,089百万円
物流システム会社。空港搬送や物流センターの構築、ピッキング、自動保管等のソリューションに加え、原油やLNG。気体、液体の貯蔵タンクを提供する。今期3Q累計は全部門で増収も、DX関連費用等の費用が増加した。 記:2024/03/07
6405 東証スタンダード
1,109
5/2 15:00
-15(-1.33%)
時価総額 14,373百万円
世界トップの寿司ロボットが柱の米飯加工機メーカー。業務用厨房向け衛生資材の製造・販売や店舗システムの開発・販売も。国内売上は増加。ご飯盛付けロボットはホテル等で新規顧客拡大。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/14
6503 東証プライム
2,836
5/2 15:00
-14(-0.49%)
時価総額 6,089,465百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
5,580
5/2 15:00
+20(0.36%)
時価総額 70,620百万円
広告・看板用インクジェットプリンタ大手。カッティングマシンや3Dモデリングマシン、歯科用ミリングマシン等も。海外売上比率が高い。欧州はサイン市場向け低溶剤プリンター等の販売が堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/04/16
6810 東証プライム
1,558
5/2 15:00
+9(0.58%)
時価総額 83,107百万円
リチウムイオン電池やレンズ成形品、家電、粘着テープなどを展開。LEDヘッドランプレンズ等で高シェア。ライフソリューション部門は黒字転換。海外生産拠点の生産性向上などが寄与。24.3期2Qは大幅増益。 記:2024/01/16
2,924
5/2 15:00
-61(-2.04%)
時価総額 137,255百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
6963 東証プライム
2,246
5/2 15:00
-59.5(-2.58%)
時価総額 925,352百万円
カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
8617 東証スタンダード
605
5/2 15:00
-18(-2.89%)
時価総額 5,739百万円
独立系証券会社。ディーリング、ブローカー、セリング業務などを手掛ける。個別株オプション取引で高シェア。委託手数料は大幅増。トレーディング損益は伸長。販管費の増加等をこなし、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/03
9502 東証プライム
2,010
5/2 15:00
+6.5(0.32%)
時価総額 1,523,580百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07
9513 東証プライム
2,688
5/2 15:00
+6.5(0.24%)
時価総額 492,041百万円
電力会社への電力供給を展開。大規模石炭火力発電所や大規模水力発電所を手掛け、風力発電所の建設で国内トップレベルの実績。送変電や広域送電線の運営・開発も事業領域。販売電力量の減少もあり、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/04