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*13:44JST 米国株見通し：底堅い値動きか、インフレ鎮静化委に期待 （13時30分現在） S&P500先物　　　　　　4,445.75（+1.50） ナスダック100先物　　15,191.75（+4.75） 米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は4ドル高。長期金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。 10日の主要3指数は4日ぶり反発。ナスダックとS&Pは終盤に持ち直し、プラスを維持したダウは209 ドル高の33944ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会（FRB）当局者からインフレ抑止に積極的な見解が聞かれ、年内2回の利上げへの観測から主力のハイテクが売られる場面があった。ただ、前週の軟調地合いにより全般的に買戻しが入りやすい地合いが続き、長期金利の低下を背景に割安感の生じた景気敏感への買いが相場を支えた。 本日は底堅い値動きか。FRB当局者の見解を受け、引き締め長期化の景気後退への警戒感から売りが出やすい。ただ、NY連銀による直近の調査でインフレ期待は低下。明日発表の消費者物価指数（CPI）はコア指数を含め前回から伸びが鈍化すると予想される。次回の連邦公開市場委員会（FOMC)での利上げ再開はほぼ織り込まれたが、インフレ率を見極めようと売りは後退しよう。一方、企業決算を前に売りは手控えられ、指数の下押し圧力は弱まる。 《TY》