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前場に注目すべき3つのポイント~回復傾向にある小売セクターや前日買われた金融セクターの動向に注目~

2023/7/5 9:04 FISCO
*09:04JST 前場に注目すべき3つのポイント~回復傾向にある小売セクターや前日買われた金融セクターの動向に注目~ 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■回復傾向にある小売セクターや前日買われた金融セクターの動向に注目 ■アスクル、23/5営業利益 2.2%増 146億円、24/5予想 12.9%増 165億円 ■前場の注目材料:トヨタ自、「ギガキャスト」26年採用、EV部品一体成形でコスト低減 ■回復傾向にある小売セクターや前日買われた金融セクターの動向に注目 5日の日本株市場は、前日の下げに対する自律反発狙いの資金流入はありそうだが、次第にこう着感が強まりやすい相場展開になりそうだ。4日の米国市場は、独立記念日の祝日で休場だった。そのため欧州市場でも方向感に乏しい展開であり、手掛かり材料に欠けるだろう。シカゴ日経225先物清算値は、日中大阪比130円安の33190円(時間外)、円相場は1ドル144円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。本日も海外勢のフローが限られるなか、先物市場では短期的なショートの動きが入りやすいだろう。前日の下げに対する自律反発の動きを見せたとしても、戻りの鈍さが意識される局面においては、ショートを仕掛けてくる動きが警戒されそうである。日経平均は前日の下げでボリンジャーバンドの+1σを下回ってきたが、+1σが位置する33550円辺りを早い段階で回復できないと、持ち高調整の売りなども強まってくるだろう。 祝日明けの米国ではFOMC議事要旨の公表が予定されているため、7月のFOMCで利上げ再開との見方が強まる可能性も意識されやすい。利上げ再開については予想されてはいるものの、議事要旨の内容を受けた米国市場の反応を見極めたいため、リスク回避的にも利食いに向かわせることになろう。さらに、国内の要因では7日と翌週10日に控えているパッシブ型ETFの決算に伴う分配金捻出のための売り需要が警戒されてくることになろう。こちらも想定されている需給イベントではあるが、押し目待ち狙いの買い意欲は強いものの、上値追いの買いは期待できない。 そのため、下値の堅さを見極めつつ、短期的に売り仕掛けの動きがあるようなら、その後のリバウンドを狙ったスタンスとなりそうだ。物色としては小売企業の既存店売上高の発表が目立っており、回復傾向にある小売セクターのほか、前日の流れから金融セクターの動向が注目されよう。そのほか、直近IPOなど需給の軽い銘柄などには、個人主体の資金が向かいそうだ。 ■アスクル、23/5営業利益 2.2%増 146億円、24/5予想 12.9%増 165億円 アスクル<2678>が発表した2023年5月期業績は、売上高が前期比4.2%増の4467.13億円、営業利益は同2.2%増の146.20億円だった。eコマース事業において、設備投資に関連した一過性のコストが発生したが、一箱あたりの売上高の増加、売上高配送運賃比率の低いBtoB事業の売上割合の増加等により、売上高販管費比率が0.5ポイント減少した。24年5月期業績は、売上高が前期比7.9%増の4820億円、営業利益は同12.9%増の165億円を計画。コンセンサス(155億円程度)を上回る。 ■前場の注目材料 ・北海ブレント原油先物は上昇(76.25、+1.60) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・トヨタ自<7203>「ギガキャスト」26年採用、EV部品一体成形でコスト低減 ・NITTAN<6493>環境対応舶用バルブを来年度量産 ・ニデック<6594>米モーター修理会社買収、アフター市場強化 ・山善<8051>拠点間輸送にRORO船、「2024年問題」対応 ・コマツ<6301>中南米に20トンショベル輸出 ・ノリタケ<5331>SiC研磨工具量産、福岡にライン ・井関農機<6310>VB出資枠10億円、スマート農業強化 ・凸版印刷<7911>資材管理向けタグ刷新、転送速度20倍 ・帝人<3401>アクセリードと、来年4月に創薬合弁設立、最終契約締結 ・日本製鉄<5401>高耐食メッキ鋼板、脱炭素型外装に採用 ・神戸製鋼所<5406>日本電子にJASTEC株譲渡 ・セイノーHD<9076>西濃シェンカー、SAF利用の貨物輸送向けサービス、年内にも開始 ・三井不<8801>東大と千葉・柏にEV走行レーン新設、走行中給電を実証 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:45 中・6月財新サービス業PMI(予想:56.2、5月:57.1) 《ST》
関連銘柄 14件
2678 東証プライム
2,367
4/26 15:00
+22(0.94%)
時価総額 230,827百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。24.5期3Q累計はロハコが足踏み。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。損害賠償金特益。総還元性向45%目安。 記:2024/04/09
3401 東証プライム
1,516
4/26 15:00
+0.5(0.03%)
時価総額 300,098百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4,045
4/26 15:00
+40(1%)
時価総額 120,080百万円
研削・研磨工具メーカー最大手。祖業は陶器の製造、販売。研削砥石の製造・販売を主力に、研磨布紙やCBN工具等を提供。電子ペースト及び電子部品材料は売上増。車載用が堅調。24.3期3Q累計は2桁営業増益。 記:2024/02/22
5401 東証プライム
3,444
4/26 15:00
+15(0.44%)
時価総額 3,272,906百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5406 東証プライム
1,900
4/26 15:00
+20(1.06%)
時価総額 753,057百万円
高炉国内3位。建設機械にも強い。アルミや素形材、機械、エンジニアリングも。配当性向は30%程度目安。鋼材は自動車向け需要が増加。価格改善等でアルミ板は販売価格が上昇。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/11
6301 東証プライム
4,264
4/26 15:00
-73(-1.68%)
時価総額 4,149,495百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6310 東証プライム
1,035
4/26 15:00
+10(0.98%)
時価総額 23,789百万円
大手農業機械メーカー。稲作や野菜栽培用のトラクタや耕うん機等の整地用機械に加え、田植機や移植機等の栽培用機械、収穫用機械を製造、販売する。23年12月期の売上高は過去最高となった一方、販管費が増加した。 記:2024/03/07
6493 東証スタンダード
341
4/26 15:00
-7(-2.01%)
時価総額 9,882百万円
独立系の自動車部品メーカー。小型エンジンバルブに強み。舶用部品も。24.3期3Q累計は顧客の生産回復が追い風。値上げや円安も寄与。販管費増こなして二桁増収・大幅増益に。舶用部品工場の火災に伴う特損を計上。 記:2024/04/09
6594 東証プライム
7,115
4/26 15:00
+229(3.33%)
時価総額 4,242,561百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(0.37%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7911 東証プライム
3,637
4/26 15:00
+5(0.14%)
時価総額 1,271,881百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。今期3Q累計はDXや半導体関連が堅調も、海外のパッケージや建装材が足踏みとなった。 記:2024/03/11
8051 東証プライム
1,385
4/26 15:00
+29(2.14%)
時価総額 131,997百万円
工作機械や工具を取り扱う専門商社。工作機械や産業機器、機械工具、住設機器、家庭機器などを手掛ける。国内生産財事業は工作機械が足踏み。24.3期3Q累計は住建事業が増収。太陽光発電、蓄電池等が販売増。 記:2024/04/13
8801 東証プライム
1,569.5
4/26 15:00
+55(3.63%)
時価総額 4,411,290百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
2,145
4/26 15:00
+14(0.66%)
時価総額 445,474百万円
トラック運送大手。「カンガルー便」で知名度。全国に輸送ネットワークを構築し、企業間物流に実績。自動車販売なども。自動車販売事業は堅調。新車販売台数が伸びる。中古車販売台数も増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/25