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注目銘柄ダイジェスト(前場):雪国まいたけ、コニシ、FRONTEOなど

2023/6/21 11:52 FISCO
*11:52JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):雪国まいたけ、コニシ、FRONTEOなど ネットプロHD<7383>:382円(+18円) 大幅反発。ジャパネットたかたとの業務提携を開始したと発表している。同社の後払い決済サービス「NP後払い」の提供を6月15日から開始したようだ。後払い業界シェアNo.1の実績と信頼性が導入の決定につながったとしている。テレビ通販へのサービス導入に伴って、一段の利用者層の拡大や業績の向上が想定される状況となっているもよう。 アニコムHD<8715>:626円(+27円) 大幅反発。ペット保険「どうぶつ健保ふぁみりぃ ワイドタイプ(限度日数なし)」について、基本保険料を改定すると前日に発表している。対象保険商品は、どうぶつ健保ふぁみりぃのワイドタイプ 70%、ワイドタイプ 50%で、平均 7.8%の引上げとなるもよう。23年11月1日以降が始期日となる契約から適用するようだ。収益水準の向上につながるものとしてポジティブな反応が優勢に。 三栄建築<3228>:1429円(-113円) 大幅反落。創業者の小池元社長が暴力団組員に金銭を供与したとして、東京都公安委員会から暴力団排除条例に基づく勧告を受けたと発表している。東証プライムの上場企業が勧告を受けるのは異例とされている。調査委員会の報告では、小池氏と暴力団組員の意向のもとで、建物の解体工事業者が選定されていた事実が認められたとされている。信用力低下による今後の事業への影響が警戒される動きに。 雪国まいたけ<1375>:1031円(+91円) 大幅反発。きのこを主原料とした代替肉の開発に成功したとしている。現在の代替肉市場は大豆由来の成分を主原料としたものが主流だが、今回の開発製品はきのこの低カロリー、低脂質、食物繊維といった特性を活かしたヘルシー志向の新しいプロダクトとなっているもよう。今年度中に最初の製品を発売し、来年度以降は製品バリエーションを広げていく予定。今後の業績寄与が期待できる新規事業として関心向かう展開に。 コニシ<4956>:2391円(+213円) 大幅反発。前日に自己株式の取得実施を発表している。発行済み株式数の8.47%に当たる300万株、50億円を取得上限としており、取得期間は6月21日から24年3月29日まで。株主の利益還元と資本効率の向上を図ることを取得目的としている。一株当たりの価値向上につながるほか、当面の需給面の下支え要因になるとの期待が先行。なお、この一環として、本日の立会外取引で、170万株の自社株買いを行うとも発表している。 坪田ラボ<4890>:717円(+19円) 大幅に反発。坪田一男社長(慶應義塾大学名誉教授)を中心とする研究グループが、涙液低下型ドライアイとBUT短縮型ドライアイの自律神経活動を比較して新たな知見を発見し、学際的総合ジャーナルに掲載されたと発表している。点眼では改善しない難治性のドライアイに対しては、自律神経活動の安定にフォーカスした治療法の有効性が予測されるとしており、総合的なドライアイの治療法確立を目指すとしている。 FRONTEO<2158>:842円(+108円) 大幅に反発。日本郵政<6178>がFRONTEOのAIソリューション「KIBIT Knowledge Probe」を活用し、ガバナンス強化に取り組んでいると発表している。KIBIT Knowledge Probeは、AIを用いてテキストデータを解析し、課題・目的に応じたリスクやチャンスにつながる情報を抽出するデータ解析支援システム。日本郵政は顧客からの声などに関するデータの一体的な整備とミスコンダクト事象などの早期発見に同システムを利用しているという。 メタリアル<6182>:2181円(+85円) 年初来高値。子会社のロゼッタ(東京都千代田区)がコード1行で自社のサイトにAIチャットボットを生成できるサービス「ChatM.AI」をリリースしたと発表している。サービスページに自社サイトのURLを入力し、表示されたJSコードを自社サイトのソースコードに追加するだけで、どのようなサイトも簡単にAIチャット化できるとしている。ChatM.AIは、入力されたURLドメインにあるサイト情報を読み込んで回答するという。 《ST》
関連銘柄 9件
1375 東証プライム
1,044
11/22 15:30
+3(0.29%)
時価総額 41,667百万円
きのこ総合メーカー。主力の「まいたけ」で国内トップシェア。ぶなしめじ、エリンギ、マッシュルームなども手掛ける。代替肉の開発に成功。まいたけ事業では新設計製品を拡充。エリンギは多様な販売施策を推進。 記:2024/07/29
2158 東証グロース
600
11/22 15:30
-8(-1.32%)
時価総額 23,614百万円
eディスカバリサービスなどのリーガルテックAI事業が主力。不正検知システム「KIBIT Eye」などを手掛けるAIソリューション事業も展開。塩野義製薬と業務提携。リーガルテックAI事業は受注数が着実増。 記:2024/10/13
3228 東証プライム
2,025
10/31 15:00
-48(-2.32%)
時価総額 42,966百万円
首都圏を中心に戸建分譲住宅を販売。木造三階建に強み。傘下にメルディアDC。オープンハウスGが8月に発表したTOBに賛同。TOB価格は2025円。TOB成立ならば上場廃止に。23.8期3Q累計は利益足踏み。 記:2023/08/17
4890 東証グロース
440
11/22 15:30
+5(1.15%)
時価総額 11,254百万円
慶應義塾大学発のバイオベンチャー。近視、ドライアイ、老眼、脳疾患を中心に研究・開発を行う。開発パイプラインのパートナーにJINS、ロート製薬など。知財強化による既存パイプラインの価値最大化などに注力。 記:2024/08/19
4956 東証プライム
1,353
11/22 15:30
+13(0.97%)
時価総額 95,271百万円
接着剤メーカー最大手。1870年創業。工業用接着剤等のボンド事業のほか、工業薬品や合成樹脂等の化成品事業、工事事業等も。合成接着剤「ボンド」で知名度。新製品の市場導入などで新規開拓強化に取り組む。 記:2024/10/12
6178 東証プライム
1,464.5
11/22 15:30
-7(-0.48%)
時価総額 5,518,046百万円
日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険を傘下に収める日本郵政グループの持株会社。約2万4千局の郵便局ネットワークを持つ。郵便・物流事業、不動産事業に資源を積極投入。アジア中心にロジスティクス事業を強化。 記:2024/10/04
6182 東証グロース
759
11/22 15:30
+17(2.29%)
時価総額 8,264百万円
AI自動翻訳などを手掛けるAI事業が主力。業種特化の専門文書の翻訳に強み。プロ翻訳者による業務受託、メタバース事業等も手掛ける。生成AI「Metareal AI」プロジェクトの早期業績寄与を目指す。 記:2024/08/06
431
11/22 15:30
-6(-1.37%)
時価総額 42,027百万円
BNPL(後払い)決済の総合プロバイダ。NP後払い、NP掛け払いは業界トップシェア。海外向けにローカライズしたBNPL「AFTEE」等も展開。内製比率の向上図る。27.3期営業利益20億円以上目標。 記:2024/10/25
660
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 53,664百万円
ペット保険で国内トップシェアのアニコム損害保険を中核とする持株会社。対応病院数業界トップの「窓口精算システム」等が強み。動物病院支援、臨床・研究事業等も。ソニー損保とペット保険商品の共同開発で業務提携。 記:2024/08/01