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前場に注目すべき3つのポイント~海外勢のフローが限られるなか、中小型株の一角には短期的な値幅取り狙いの動き~

2023/6/19 8:22 FISCO
*08:22JST 前場に注目すべき3つのポイント~海外勢のフローが限られるなか、中小型株の一角には短期的な値幅取り狙いの動き~ 19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■海外勢のフローが限られるなか、中小型株の一角には短期的な値幅取り狙いの動き ■西松屋チェ、1Q営業利益 5.4%減 46.40億円、24/2予想 136億円 ■前場の注目材料:NTT、光電融合デバイス試作ライン、25年度に生産 ■海外勢のフローが限られるなか、中小型株の一角には短期的な値幅取り狙いの動き 19日の日本株市場は、米株安の流れからこう着感の強い相場展開になりそうだが、引き続き買い戻しの動きは強まりそうだ。16日の米国市場はNYダウが108ドル安、ナスダックは93ポイント安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)の数人の高官がインフレは高過ぎるとし、追加利上げの必要性を繰り返したため長期金利の上昇を警戒した売りが優勢となった。また、先物やオプションが期日を迎えたためテクニカルな売買が終日台頭したほか、連休を控えた手仕舞い売りが終盤にかけて加速し下げ幅を広げた。シカゴ日経225先物は大阪比25円高の33675円。円相場は1ドル141円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い優勢で始まろう。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時33950円まで買われる場面が見られており、下値の堅さは意識されそうだ。米株安の流れから利食いは入りやすいものの、海外投資家による日本株選好の流れから、下値の堅さはみられそうだ。足もとでの急ピッチの上昇から過熱感は警戒されるものの、押し目買い意欲の強さがうかがえるなか、日経平均の下落を想定したダブルインバースなどの建玉も積み上がっており、買い戻しの需給が相場の押し上げにつながる需給状況は続きそうだ。 日経平均はボリンジャーバンドの+2σの切り上がりに沿ったトレンドを継続している。+2σは33730円辺りに位置しており、これを上回る場面では過熱を警戒した売りが入りやすいだろうが、バンドは切り上がりを見せていることもあり、下落を狙ったポジションは避けておきたい。また、週明けの米国市場は祝日のため、海外勢のフローは限られると考えられる。市場参加者が限られるなかで利食いが入りやすいだろうが、調整の局面では押し目狙いのスタンスを想定しておきたい。 物色の流れとしては、ハイテク主導の流れから景気敏感株など出遅れていたセクターや銘柄への出遅れ修正の動きが見られてきており、割安な銘柄を探る動きが意識される。また、為替市場ではドル円が1ドル141円台後半で推移しているため、輸出関連などへの物色にも向かわせそうだ。そのほか、海外勢のフローが限られるなか、個人主体の中小型株の一角には短期的な値幅取り狙いの資金は向かいやすいと考えられる。 ■西松屋チェ、1Q営業利益 5.4%減 46.40億円、24/2予想 136億円 西松屋チェ<7545>が発表した2024年2月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比4%増の468.07億円、営業利益は同5.4%減の46.40億円だった。衣料部門は春物衣料が好調に推移し、5月の気温上昇に伴い夏物衣料が伸長したが、円安による調達コストの上昇を吸収しきれなかった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(33706.08、+220.59) ・1ドル=141.90-00円 ・シカゴ日経先物は上昇(33675、大阪比+25) ・VIX指数は低下(13.54、-0.96) ・米原油先物は上昇(71.93、+1.12) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・NTT<9432>光電融合デバイス試作ライン、25年度に生産 ・SCSK<9719>資金洗浄対策で新会社、AI活用でリスク算定の精度向上 ・日立<6501>グループのエナジー、高圧直流送電の変換所4基を欧で受注 ・7&IーHD<3382>ヨーカ堂にヨーク合併、「食」軸に収益改善 ・三菱ロジスネクスト<7105>AGV北米販路拡大で独社と合弁 ・ニデック<6594>ブラジル航空機社と米に合弁、空飛ぶクルマ向け ・出光興産<5019>豪探鉱会社に追加出資、リチウム需要増に対応 ・Mimaki<6638>ベトナムに販売子会社 ・芙蓉総合リース<8424>住友商事と池袋に複合施設、訪日客需要取り込み ・パナHD<6752>欧で空質空調事業強化、ヒートポンプ式温水給油暖房機 ・南海化学<4040>廃硫酸処理で新設備検討、環境リサイクル増強 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
2,025
5/13 11:30
-1.5(-0.07%)
時価総額 5,385,135百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
4040 東証スタンダード
4,185
5/13 11:29
+30(0.72%)
時価総額 9,751百万円
化学品メーカー。苛性ソーダなどの基礎化学品事業が主力。グルコサミンなどの機能化学品事業等も。ニッチ領域に強み。各種塩事業は黒字転換。融雪塩は伸び悩むが、製品価格是正等が寄与。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/16
5019 東証プライム
1,060.5
5/13 11:30
-6(-0.56%)
時価総額 1,579,428百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
6501 東証プライム
14,405
5/13 11:30
-45(-0.31%)
時価総額 13,952,280百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6594 東証プライム
7,107
5/13 11:30
-45(-0.63%)
時価総額 4,237,790百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6638 東証プライム
1,368
5/13 11:30
-36(-2.56%)
時価総額 43,831百万円
産業用大型インクジェットプリンタを製造・販売。3Dプリンタなども。TA市場向けは売上好調。新製品が先進国中心に販売伸びる。SG市場向けは本体のフラグシップモデルが販売増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/14
1,334
5/13 11:30
+12(0.91%)
時価総額 3,273,712百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7105 東証スタンダード
1,630
5/13 11:30
+54(3.43%)
時価総額 173,853百万円
大手フォークリフトメーカー。三菱重工業の子会社。コンテナキャリアやトランスファークレーン、搬送用ロボット等も。価格の適正化等により、国内事業は黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/14
7545 東証プライム
2,220
5/13 11:30
-8(-0.36%)
時価総額 154,488百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。1109店舗展開。公式オンラインストアは売上伸長。24.2期通期は増収増益。25.2期は2桁増益見通し。 記:2024/04/17
8424 東証プライム
12,925
5/13 11:30
-75(-0.58%)
時価総額 391,472百万円
みずほ系総合リース会社。不動産、医療・福祉、エネルギー・環境等が戦略分野。中小企業向けベンダーファイナンス等も。ファイナンスの契約実行高は2桁増。売上原価の減少等により、24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/02/22
9432 東証プライム
160.8
5/13 11:30
-1.5(-0.92%)
時価総額 14,560,491百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9719 東証プライム
2,829.5
5/13 11:30
-40(-1.39%)
時価総額 884,688百万円
ITサービス大手。システム開発やITインフラ構築、ITハード・ソフト販売、コンサルティング、BPOなどを展開。自動車向け投資需要等で産業IT部門は売上堅調。金融IT部門も増収。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/11