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前場に注目すべき3つのポイント~主力大型株中心ながら、中小型株の出遅れ修正の動きへの期待も高まる~

2023/6/7 8:22 FISCO
*08:22JST 前場に注目すべき3つのポイント~主力大型株中心ながら、中小型株の出遅れ修正の動きへの期待も高まる~ 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■主力大型株中心ながら、中小型株の出遅れ修正の動きへの期待も高まる ■クミアイ化、23/10上方修正 営業利益 171億円←145億円 ■前場の注目材料:NEC、光海底ケーブル供給契約を締結、現地3事業者と ■主力大型株中心ながら、中小型株の出遅れ修正の動きへの期待も高まる 7日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。6日の米国市場はNYダウが10ドル高、ナスダックは46ポイント高だった。来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見姿勢が広がった。NYダウは一時100ドル超下げる場面も見られたが、終盤にかけてプラス圏に浮上。製薬会社のメルクや管理医療会社のユナイテッド・ヘルスなどのディフェンシブ銘柄を中心に売りが出た一方、景気敏感株やこれまで売られていた地銀株などに買いが入り、相場を支えた。シカゴ日経225先物は大阪比225円高の32645円。円相場は1ドル139円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行から始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時32700円まで買われるなど、上昇ピッチが速まっている。過熱感が警戒されるなかで、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうだ。ただし、ボリンジャーバンドの+1σと+2σとのレンジを継続、+2σ水準で推移するなか、+3σとのレンジに切り上がる可能性はある。押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられるほか、週末のSQを控えるなか、ヘッジ対応の動きなども指数を押し上げやすいだろう。そのため、値ごろ感からのピーク意識に伴う売り仕掛け的な対応は避けておきたい。 米VIX指数は13.96に低下しており、2020年1月以来の14.00割れとなるなど、リスク選好の流れは継続。豪中銀の予想外の利上げ決定で、米FOMCへの警戒が高まる可能性はあるものの、調整局面では押し目買いの好機になりそうだ。ゴールドマン・サックス・グループは、米経済が向こう12カ月以内にリセッション(景気後退)に陥る確率の予想を25%に引き下げたと報じられていることも安心感につながろう。 物色としては出遅れている海外ファンドによる買い観測もあり、インデックスに絡んだ主力大型株が中心になりやすい。また、マザーズ指数はようやくボトムレンジからの上放れを見せてきており、中小型株の出遅れ修正の動きへの期待も高まりそうだ。また、米国では金融株が買い直されており、この流れを引き継ぐ可能性もあろう。 ■クミアイ化、23/10上方修正 営業利益 171億円←145億円 クミアイ化<4996>は2023年10月期業績予想の修正を発表。売上高は1679億円から1690億円、営業利益を145億円から171億円に上方修正した。農薬及び農業関連事業の海外向けの販売が好調に推移したほか、原燃料価格の高騰を踏まえて、販売価格の改定を実施したことなどにより、予想を上回る見込み。コンセンサス(147億円程度)を上回る。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32506.78、+289.35) ・NYダウは上昇(33573.28、+10.42) ・ナスダック総合指数は上昇(13276.42、+46.99) ・1ドル=139.60-70円 ・シカゴ日経先物は上昇(32645、大阪比+225) ・SOX指数は上昇(3488.34、+44.23) ・VIX指数は低下(13.96、-0.77) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・NEC<6701>光海底ケーブル供給契約を締結、現地3事業者と ・三井物産<8031>サイバー対策で東南ア深耕、デジタル化進展、リスク増 ・双日<2768>インド物流新興に追加出資、全土に拠点開設支援 ・川崎重<7012>貨物タンクの技術開発完了、大型液化水素運搬船向け ・日本精工<6471>中国拠点増築、コア技術を現地で完結 ・太陽誘電<6976>大型MLCC生産拡大、佐瀬次期社長「25年度まで年20%伸ばす」 ・エア・ウォーター<4088>米・印で攻勢、産業ガス、現地に製造設備 ・鹿島<1812>制震で新構造、高層ビルの長周期地震動を低減 ・東洋合成<4970>淡路工場に半導体向け溶剤の屋内充填所新設 ・三井不動産<8801>高機能物流施設の投資拡大、「2024年問題」見据え ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪・1-3月期GDP(前年比予想:+2.4%、10-12月期:+2.7%) 《ST》
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1812 東証プライム
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11/22 15:30
+53.5(2.02%)
時価総額 1,429,750百万円
1840年創業のゼネコン大手。国内初の超高層ビル「霞が関ビル」を手掛けるなど超高層ビルに強み。六本木ヒルズ森タワーなどで実績。スエズ運河橋など海外でも実績。不動産開発事業など成長領域の拡大に注力。 記:2024/10/10
2768 東証プライム
3,081
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+30(0.98%)
時価総額 693,225百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
4088 東証プライム
1,877.5
11/22 15:30
+15.5(0.83%)
時価総額 431,365百万円
大手産業ガスメーカー。産業ガスや機能材料の提供等を行うデジタル&インダストリー部門が柱。医療機器や消火設備の提供、冷凍食品や飲料の製造・販売等も。特殊ケミカル供給などエレクトロニクス関連事業の拡大に注力。 記:2024/08/29
4970 東証スタンダード
6,080
11/22 15:30
+50(0.83%)
時価総額 49,509百万円
感光性材料事業が主力。フォトレジスト用感光材分野で世界シェアトップクラス。電子材料向け溶剤や香料材料等の製造・販売を行う化成品事業も。25.3期は2桁増収計画。生産能力の増強により、拡大する需要に対応。 記:2024/07/08
4996 東証プライム
814
11/22 15:30
+5(0.62%)
時価総額 108,413百万円
全農系農薬メーカー。除草剤や殺菌剤、殺虫剤、植物成長調整剤等を手掛ける。水稲一発処理除草剤で国内トップシェア。化成品事業、印刷事業等も展開。配当性向30%以上目標。エフィーダ、ディザルタの拡販図る。 記:2024/09/02
6471 東証プライム
672.3
11/22 15:30
+5.7(0.86%)
時価総額 336,150百万円
独立系ベアリングメーカー。1916年設立。ベアリングで国内トップシェア、世界シェアは3位。産業機械事業、自動車事業が柱。配当性向は30~50%目標。25.3期は産業機械事業における拡販などを見込む。 記:2024/07/26
6701 東証プライム
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-5(-0.04%)
時価総額 3,346,505百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
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2,149
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-60.5(-2.74%)
時価総額 279,838百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7012 東証プライム
6,282
11/22 15:30
+53(0.85%)
時価総額 1,054,886百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
8031 東証プライム
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+35(1.07%)
時価総額 10,005,514百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8801 東証プライム
1,257
11/22 15:30
+11.5(0.92%)
時価総額 3,534,336百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30