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株ブロガー・さなさえ:今さら全集中!百花繚乱!PBR1倍割れ&好業績銘柄の乱れ咲き!【FISCOソーシャルレポーター】

2023/5/20 17:00 FISCO
*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:今さら全集中!百花繚乱!PBR1倍割れ&好業績銘柄の乱れ咲き!【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2023年5月17日20時に執筆 皆様、おはこんばんにちは。5月の決算期を終え、「セルインメイ」になるかと思いきや、 日本の景気回復期待に加え、ウォーレンバ・フェット大先生による日本株買いも相まって、海外資金は日本へ続々と流入しているようですね。そして日経平均株価は1年8ヵ月ぶりの3万円台へ到達。絶好調の日本市場の中で人気化する株はどのように絞り込めばいいのか…ただ、わたしは夏を前にまずは身体を絞り込まないといけません… さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、はや19回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。 <決算跨ぎに全集中しちゃダメ!> 『決算は企業の成績表』と言われていますが、優秀な企業が好決算・上方修正を出しても、出尽くし的に売られてしまう事も…ビギナー時分のわたしは「あんなにA社は頑張ってるのに!株は、世の中は、なんてわからず屋なの!」と、減っていく自身の資金を眺めながら唇を嚙み締める事もありました。そう、かつて上杉達也の世間からの低評価に対して毒づいた浅倉南のように…(いや、南ちゃんはそんな女じゃない…)。 しかし、齢はとりたくないものではありますが、そんな経験は重ねておくべきであって、アラフォーの今となっては、市場コンセンサスを超える程の事前の期待買いが入っている株で「決算を跨ぐ」行為は滅多にしなくなりました。今年も思わず資金を全集中してしまう方々の中には、そんな悲喜こもごもがあったようですが…。 ただ、今年は特に東証がPBR1倍割れの企業へ向けた事実上の是正勧告を出したからこそ、これまで好業績の割に、安く放置されていた日本の製造業などを中心に、次々と上昇してきていますね。今回はそんな株を中心にご紹介していきまっす。 <好業績の日本の製造業に注目> まずは好業績や増配を発表した自動車部材関連から、日産向けプレス部品を手掛けるユニプレス<5949>や、PC鋼棒、ばね鋼線の高周波熱錬<5976>、さらに自社株買いも発表したベアリング最大手の日本精工<6471>、EV充電器の日東工業<6651>などはしっかり上昇トレンドに入っていますね。世界的な半導体不足もあってイマイチぱっとしなかった自動車部材関連ではありましたが、ここに来てさらなる思惑買いが入らないかと期待しています。 さらに様々な射出、押出、ダイカストの成形機を手掛ける芝浦機械<6104>は今期純利益が16期ぶりの最高益となり、増配も発表した事でS高…この急騰で長らく続いた三角保ち合いからチャートは上放れた形になっています。また、貨幣処理機を手掛け、カジノ関連で注目されるグローリー<6457>も再び25日線を上回ってきていますね。 政府推進のエネルギー政策を担う大手電力会社への思惑から古河電気工業<5801>、住友電気工業<5802>、フジクラ<5803>、三菱マテリアル<5711>などの電線・部品関連は、中長期で見ていても面白そうです。 その他にも、決算を機に監視に入れた株をちょこっとだけ紹介すると…オレオケミカル総合メーカーであり、水素関連株でもある新日本理化<4406>、建設業界に専門特化した人材拝見を手掛けるコプロHD<7059>、SBI系の保険会社であるSBIインシュアランスグループ <7326>なども個人的にはテーマとしても面白味があるかなー、と見ています。 決算期を通過した、この先の5、6月相場ではChatGPTなどの生成AIやインバウンド、そして今回のような低PBR関連株が物色される事が予想されますが、それぞれ売買タイミングには「ごく注意しながら」取り組んでいきたいものですね。 今回は以上です。 ここ最近のわたしのブログでは、ご紹介した注目株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として注目銘柄をピックアップして、毎月その値幅を計測しています。ご興味があれば覗きに来て下さい。もちろん、株の情報以外のネタも…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)ではでは。Have a nice trade. ---- 執筆者名:さなさえ ブログ名:『さなさえの麗しき投資ラフ』 《TY》
関連銘柄 13件
4406 東証スタンダード
172
5/2 15:00
+2(1.18%)
時価総額 6,413百万円
化学素材メーカー。脂肪酸やグリセリン等のオレオケミカル、潤滑油やポリイミド等の機能性化学品、合成樹脂原料を提供する。今期3Q累計は販売数量が伸び悩むも、売上原価の減少など、利益は改善傾向となった。 記:2024/04/15
5711 東証プライム
3,037
5/2 15:00
-2(-0.07%)
時価総額 399,335百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。24.3期3Q累計は半導体関連製品が販売減。精錬所の生産トラブルも痛手に。営業外の銅山配当増。セメントの持分益も改善。通期大幅最終増益・増配を計画。 記:2024/03/11
5801 東証プライム
3,447
5/2 15:00
+48(1.41%)
時価総額 243,589百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
5802 東証プライム
2,402.5
5/2 15:00
-15(-0.62%)
時価総額 1,907,443百万円
国内最大の電線メーカー。自動車用ワイヤハーネスに強み。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて自動車用ハーネスが好調。電力ケーブルも伸長。生産性改善や物流効率化も効いて増収増益に。4Qに有証売却益を計上へ。 記:2024/04/12
5803 東証プライム
2,779.5
5/2 15:00
+27(0.98%)
時価総額 822,351百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
5949 東証プライム
1,135
5/2 15:00
-20(-1.73%)
時価総額 54,471百万円
自動車用プレス部品最大手。自動車用車体部品、トランスミッションのプレス加工、樹脂製部品のプレスを展開。得意先の増産や円安効果等により、米州は黒字転換。欧州は損益改善。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/26
5976 東証プライム
1,055
5/2 15:00
-4(-0.38%)
時価総額 43,157百万円
PC鋼棒や高強度ばね鋼線、誘導加熱装置などを製造・販売。熱処理受託加工も。鋼材焼入れ技術に強み。24.3期3Q累計は建設工事の進捗遅れが響きPC鋼棒が低調。自動車向けばね鋼線や建機向け受託加工も伸び悩む。 記:2024/03/09
6104 東証プライム
3,505
5/2 15:00
-30(-0.85%)
時価総額 105,069百万円
ダイカストマシンや射出成形機、押出成形機、マシニングセンタなどを手掛ける機械メーカー。ダイカストマシンは世界トップ。成長分野に対応した投資を推進。セパレータフィルム製造装置の好調で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/22
6457 東証プライム
2,881.5
5/2 15:00
+17(0.59%)
時価総額 183,373百万円
貨幣処理機で世界首位。金融業界や流通業界が得意先。金融市場は黒字転換。オープン出納システム、窓口用紙幣硬貨入出金機等は販売堅調。流通・交通市場はレジつり銭機などが好調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/22
6471 東証プライム
845.6
5/2 15:00
-15.5(-1.8%)
時価総額 466,152百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
6651 東証プライム
4,120
5/2 15:00
-5(-0.12%)
時価総額 166,687百万円
電気機器メーカー。分電盤やブレーカ等の配電盤関連機器に加え、収納ラック等のキャビネット、電気・情報関連機器を提供。配電盤とキャビネットに強みを持つ。今期3Q累計は価格改定が寄与。配・分電盤が増加した。 記:2024/03/09
1,585
5/2 15:00
+34(2.19%)
時価総額 31,700百万円
建設・プラント業界向け技術者派遣・紹介サービスが柱。製造業向け機械設計開発技術者派遣・請負も。24.3期3Q累計は建設業界の人手不足を背景に需要旺盛。技術者の積極採用に伴う人件費増こなして大幅増収増益に。 記:2024/04/15
990
5/2 15:00
-13(-1.3%)
時価総額 24,573百万円
SBIグループの保険会社。損保、生保、少額短期保険を扱う。ネット活用で実現の廉価な保険料に強み。24.3期3Q累計は保険契約件数が順調に拡大。保険金支払い増をこなして増収増益に。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/07