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前場に注目すべき3つのポイント~米マイクロンの強い動きが東エレクなど半導体株の支援材料に~

2023/4/11 8:34 FISCO
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~米マイクロンの強い動きが東エレクなど半導体株の支援材料に~ 11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米マイクロンの強い動きが東エレクなど半導体株の支援材料に ■松竹、23/2上方修正 営業損失▲7.7億円←▲17.0億円 ■前場の注目材料:三井化学、グループ会社が米谷製作所とEV車体を一体成形、超大型金型を来年 ■米マイクロンの強い動きが東エレクなど半導体株の支援材料に 11日の日本株市場は、やや買い優勢の相場展開が見込まれる。10日の米国市場はNYダウが101ドル高だった。前週末発表の3月の雇用統計で労働市場が堅調な新たな証拠となったため、金利上昇を嫌気した売りが先行した。ただし、国内経済の見通しが改善したほか、金融システムへの不安も一段と後退し上昇に転じた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が強まり金利先高観にハイテクは終日軟調に推移したが、半導体株の一角が買われ、ナスダックは小幅な下げにとどまった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の27865円。円相場は1ドル133円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行する格好となろう。日経225先物はナイトセッションで一時27630円まで売られる場面が見られたが、その後は切り返して高値圏で取引を終えた。25日線を支持線とした底堅い値動きから上放れを見せてきており、センチメント改善につながろう。また、米国ではマイクロンテクノロジーが8%を超える上昇となるなど半導体株が堅調だったことから、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への手掛かり材料になるだろう。 もっとも、米国では12日にCPIの発表を控えているほか、週末には米大手銀行の決算も予定されているため、全体としては上値の重さが意識されていた。そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性があるため、押し目狙いでのスタンスになりそうだ。物色の流れとしては値がさハイテク株のリバウンド期待のほか、為替市場ではドル円が円安に振れて推移していることもあり、輸出関連に資金が向かいそうである。 一方で、メガバンク等金融株は緩やかなリバウンドを見せてきているものの、米大手銀の決算を控えるなか、結果を見極めたいとする手控えムードが強まりやすく、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>など25日線の突破を見極めつつ、75日線辺りを狙った短期的なトレードに向かわせそうである。そのほか、決算などを手掛かりとした個別対応になりそうだが、昨夕の決算ではシリコンスタ<3907>、松竹<9601>、北興化<4992>、ライフコーポ<8194>、富士急<9010>などが注目されよう。また、直近IPO銘柄での短期的な値幅取り狙いの動きも活発になりそうだ。 ■松竹、23/2上方修正 営業損失▲7.7億円←▲17.0億円 松竹<9601>は2023年2月期業績予想の修正を発表。営業損失は17.0億円から7.7億円に赤字幅が縮小する。映像関連事業において配給作品の一部及び映画館事業の興行収入が想定していた水準に及ばなかったことにより売上高は減少しているものの、利益率の高い放映権販売が好調であった。また、演劇事業が回復基調であったほか、全社的なコスト削減等を通じて、各段階利益は予想を上回る見込みとなった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27633.66、+115.35) ・NYダウは上昇(33586.52、+101.23) ・シカゴ日経先物は上昇(27865、大阪比+195) ・1ドル=133.50-60円 ・SOX指数は上昇(3126.97、+55.21) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・三井化学<4183>グループ会社が米谷製作所とEV車体を一体成形、超大型金型を来年 ・JDI<6740>中国HKCと提携、次世代有機EL、25年めど量産へ ・神戸製鋼所<5406>三井物産と、オマーンで直接還元鉄の生産検討、27年度めど ・島津製作所<7701>子会社を通じて再生医療新興に出資、白血球細胞を安定製造 ・牧野フライス<6135>新制御技術、工作機械、変形予測し高精度維持 ・中部電力<9502>グループ会社のJERA、韓国ガス公社と協業、LNGを安定供給 ・大阪ガス<9532>マレーシアでeメタン、バイオマスを利用 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 中・3月消費者物価指数(前年比予想:+1.1%、2月:+1.0%) ・10:30 中・3月生産者物価指数(前年比予想:-2.5%、2月:-1.4%) 《ST》
関連銘柄 15件
3907 東証グロース
1,081
5/17 14:54
+1(0.09%)
時価総額 3,215百万円
3DCG技術を核にしたゲーム用ミドルウェアを開発。人材派遣なども手掛ける。人材事業は売上増。一般派遣労働者数、有料職業紹介の成約実績数ともに増加。23.11期通期は増収。24.11期は増収増益見通し。 記:2024/02/02
4183 東証プライム
4,468
5/17 15:00
-46(-1.02%)
時価総額 914,886百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4992 東証スタンダード
1,607
5/17 15:00
-2(-0.12%)
時価総額 48,188百万円
全農系の農薬メーカー。水稲用や園芸用に強み。樹脂硬化剤や医薬中間体などの化学品も。上期に収益偏重傾向。順調な海外販売により、農薬事業は売上堅調。23.11期通期は小幅増収。24.11期も増収見通し。 記:2024/02/02
5406 東証プライム
1,911
5/17 15:00
+24.5(1.3%)
時価総額 757,417百万円
高炉国内3位。建設機械にも強い。アルミや素形材、機械、エンジニアリングも。配当性向は30%程度目安。鋼材は自動車向け需要が増加。価格改善等でアルミ板は販売価格が上昇。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/11
6135 東証プライム
6,530
5/17 15:00
+230(3.65%)
時価総額 162,558百万円
工作機械大手。複合加工機、数値制御フライス盤を手掛け、金型・精密部品向けのマシニングセンタや放電加工機に強み。大型化マシニングセンタの新製品「DA500」を投入。インド向け好調もあり、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/02
6740 東証プライム
18
5/17 15:00
±0(0%)
時価総額 69,847百万円
ディスプレイデバイスメーカー。スマホや車載、医療向けに中小型液晶ディスプレイを開発。24.3期2Qはスマートウォッチ・VR等が増収。新モデル向けスマートウォッチ用OLEDディスプレイなどの販売が増加。 記:2024/01/16
7701 東証プライム
4,359
5/17 15:00
-38(-0.86%)
時価総額 1,290,569百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
8035 東証プライム
36,090
5/17 15:00
-730(-1.98%)
時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8194 東証プライム
3,935
5/17 15:00
+40(1.03%)
時価総額 194,590百万円
首都圏や近畿圏でスーパーマーケットを展開。人口集中エリアへのドミナント戦略に特徴。下目黒店などを新規出店。BIO-RALなどPB商品を強化。コスト最適化の取り組みが奏功し、24.2期3Q累計は収益改善。 記:2024/01/28
1,553.5
5/17 15:00
+31(2.04%)
時価総額 20,633,579百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
9,723
5/17 15:00
+323(3.44%)
時価総額 13,366,121百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
9010 東証プライム
3,245
5/17 15:00
-15(-0.46%)
時価総額 178,102百万円
山梨県の鉄道・バス会社。運輸や観光、不動産、流通事業を展開。富士急ハイランドや相模湖リゾートなど観光資源豊富。富士山ビュー特急などジョイフルトレインにも定評。観光客需要が高まり、3Q累計は増収利益急伸。 記:2024/02/08
9502 東証プライム
1,951.5
5/17 15:00
+25(1.3%)
時価総額 1,479,237百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07
9532 東証プライム
3,551
5/17 15:00
+30(0.85%)
時価総額 1,479,631百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス供給件数は503.7万件と小幅増。電力販売量は小売が増加。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
9601 東証プライム
9,223
5/17 15:00
-105(-1.13%)
時価総額 128,550百万円
老舗映画・演劇興行会社。歌舞伎の興行に始まり、劇場映画やアニメの上映、グッズ販売、飲食店の運営、不動産賃貸等を行う。TBSHDと資本業務提携。演劇事業は損益改善。24.2期3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/02/04