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前場に注目すべき3つのポイント~景気刺激策への期待から、短期的には中国関連などに値幅取り狙いの資金が向かう可能性~

2023/2/21 8:51 FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~景気刺激策への期待から、短期的には中国関連などに値幅取り狙いの資金が向かう可能性~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:景気刺激策への期待から、短期的には中国関連などに値幅取り狙いの資金が向かう可能性 ■めぶきFG、23/3下方修正 経常利益430億円←650億円 ■前場の注目材料:TDK、東南ア・インド生産拡充、パワーインダクターなど供給網複線化 ■景気刺激策への期待から、短期的には中国関連などに値幅取り狙いの資金が向かう可能性 21日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。20日の米国市場はプレジデントデーの祝日で休場だった。米国市場が休みだったこともあり、欧州市場についても薄商いのなかで小動きだった。グローベックスの主要な米株先物はマイナス圏で推移していることもあり、やや神経質にさせる可能性はあるものの、売り買いともに積極的にポジションを取りに行く動きは限られよう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の27470円(時間外)。円相場は1ドル134円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで寄り付きにつけた27520円を高値に27450円とのレンジ推移だった。5日線が27510円辺りで推移していることから、やや抵抗線として意識されそうである。休場明けの米国市場の調整が警戒されるようだと、持ち高調整の動きが入りやすくなりそうだ。一方で、日経平均は25日、75日線とのゴールデンクロス示現により、売り込みづらくさせてくることが考えられ、短期的に下に振らされる場面では押し狙いの買いに向かわせよう。 なお、バイデン米大統領が20日、ウクライナの首都キーウを予告なしに訪問した。ロシアの侵攻開始から1年を前に「世界各国が連合を組む」と支援継続に向けた国際社会の結束を強調した。一方で、中国がロシアに武器支援を検討しているとの報道が伝わるなか、地政学リスクが高まりそうだ。また、米中対立への警戒も意識されやすく、ハイテク株などへの物色を手控えさせる一方で、バリュー株にシフトさせることが見込まれよう。 なお、昨日の中国上海指数は2%を超える上昇となった。中国が景気刺激策を拡充し新型コロナウイルス関連の制限措置を緩和するのに伴い中国株のラリーが再開するとの見方を強めているようである。短期的には中国関連などに値幅取り狙いの資金が向かう可能性はありそうだ。もっとも、休場明けの米国市場の動向を見極めたいとのムードが強まる可能性もあるため、持ち高調整の動きには注意が必要だ。 ■めぶきFG、23/3下方修正 経常利益430億円←650億円 めぶきFG<7167>は2023年3月期業績予想の修正を発表。経常利益を650億から430億円に下方修正した。23年3月期下半期の有価証券運用において、外国債券および国内債券のポートフォリオ再構築を進めている。第3四半期決算において一部損失を計上しているが、第4四半期においても取り組みを継続予定であり、現時点の損失見込みを考慮したようだ。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27531.94、+18.81) ・1ドル=134.20-30円 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・TDK<6762>東南ア・インド生産拡充、パワーインダクターなど供給網複線化 ・日本ハム<2282>ソーセージ「シャウエッセン」生産集約、コスト競争力強化 ・帝人<3401>アクセリードと共同出資会社、来年度内、非臨床創薬支援 ・山一電機<6941>フィリピン事業拡大、ソケット増産 ・ホソカワミクロン<6277>粉体受託加工を拡大、つくばに新工場 ・ナブテスコ<6268>生産増強、今期設備投資額394億円、過去最高 ・富士通<6702>5G仮想化基地局を増強、米エヌビディアGPU活用 ・花王<4452>寒冷地機能性アスファルトを2倍超耐久化、水侵入防ぐ改質剤 ・東邦チタニウム<5727>ニッケル粉増産、北九州に新工場 ・小林製薬<4967>ベンチャーのオーガンテックに出資、毛髪・歯の再生医療支援 ・住友化学<4005>アクリロニトリルで「ISCC PLUS認証」取得 ・第一三共<4568>グローバルで人事評価共通化、2―3年内に開始 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・2月政府月例経済報告 <海外> ・09:30 豪準備銀行2月理事会議事要旨 《ST》
関連銘柄 13件
2282 東証プライム
4,920
5/17 15:00
+74(1.53%)
時価総額 506,558百万円
食肉・食肉加工品で国内首位。水産事業や乳製品事業、健康食品事業、ボールパーク事業等も手掛ける。加工事業本部ではシャウエッセンが回復傾向。食肉事業本部では外食向け販売が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/03/04
3401 東証プライム
1,411
5/17 15:00
-25.5(-1.78%)
時価総額 279,313百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4005 東証プライム
321.6
5/17 15:00
+6(1.9%)
時価総額 532,525百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4452 東証プライム
6,944
5/17 15:00
-34(-0.49%)
時価総額 3,298,400百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4568 東証プライム
5,531
5/17 15:00
+49(0.89%)
時価総額 10,769,045百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
4967 東証プライム
5,564
5/17 15:00
-172(-3%)
時価総額 456,526百万円
市販薬・日用品メーカー。医薬品やオーラルケア、芳香消臭剤等のカテゴリーでブランド展開。開発スピードの速さなどが強み。国内事業は新製品などが売上貢献。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益計画。 記:2024/04/13
5727 東証プライム
1,218
5/17 15:00
-16(-1.3%)
時価総額 86,808百万円
チタンメーカー。スポンジチタンやチタンインゴッド、高純度チタンの提供に加え、プラスチック等の製造用触媒等を手掛ける。金属チタンは航空機向け等の堅調な需要続く。24.3期3Q累計は金属チタン事業が増収。 記:2024/02/03
6268 東証プライム
2,785
5/17 15:00
-19.5(-0.7%)
時価総額 337,163百万円
制御装置大手。精密減速機、鉄道車両用機器、航空機器、自動ドア、商用車用機器、油圧機器、舶用機器、包装機などを展開。太陽追尾駆動装置向けにも注力。土地建物交換差益やハーモニック売却で、23.12期は純増益。 記:2024/02/13
6277 東証プライム
4,405
5/17 15:00
+45(1.03%)
時価総額 75,903百万円
粉体機器でトップ。粉体製品の受託加工やプラスチック薄膜製造装置も。日清エンジニアリングと業務提携。粉体関連事業は堅調。豆類の処理プロセス等を中心に食品分野向けは好調。23.9期通期は2桁増収増益。 記:2024/01/16
6702 東証プライム
2,360.5
5/17 15:00
+28(1.2%)
時価総額 4,888,850百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6762 東証プライム
7,262
5/17 15:00
-4(-0.06%)
時価総額 2,823,262百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6941 東証プライム
3,685
5/17 15:00
+260(7.59%)
時価総額 85,971百万円
半導体部検査工程で使用されるICソケット製品や電子・電機向けコネクタ製品を提供。半導体テスト用ソケットの世界シェアは首位級。24.3期3Q累計はコネクタソリューション事業の車載機器向け製品が堅調。 記:2024/02/22
595
5/17 15:00
+9.3(1.59%)
時価総額 647,988百万円
茨城県の常陽銀行と栃木県の足利銀行が統合して発足。傘下に証券やリース、再生可能エネルギー、地域商社、投資専門会社など。DX認定事業者を取得し、DXの取組みを推進。その他業務費用が減少し3Q累計は経常増益。 記:2024/02/23