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前場に注目すべき3つのポイント~インデックス買い先行も、買い一巡後は中国市場の動向を見極めたいところ~

2022/11/24 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~インデックス買い先行も、買い一巡後は中国市場の動向を見極めたいところ~ 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:インデックス買い先行も、買い一巡後は中国市場の動向を見極めたいところ ■タムロン、増額修正 配当合計115円←87円 ■前場の注目材料:丸紅、トラック配車を自動化、1週間計画を数分で作成 ■インデックス買い先行も、買い一巡後は中国市場の動向を見極めたいところ 24日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうである。23の米国市場ではNYダウが95ドル高だった。週次新規失業保険申請件数が予想以上に増え、11月製造業PMI速報値が予想外に活動縮小域に悪化したため長期金利が低下し、これを手掛かりに買い優勢の展開となった。その後、感謝祭を控えた手仕舞い売りにダウは一時下落に転じる場面も見られた。ただし、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した11月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の中で参加者による利上げ減速支持が明らかになり、金利先高観の後退でハイテク主導で再び買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円高の28345円。円相場は1ドル139円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることから、11月半ばにつけた直近戻り高値水準を捉えてくることになりそうだ。FOMC議事要旨の公表を前にヘッジに絡んだショートの動きも見られていたこともあり、ヘッジを緩める形でのショートカバーに伴うインデックス買いが先行する格好となろう。ただし、ボリンジャーバンドの+2σは28347円辺りに位置していることから、同水準に接近する局面においては、過熱感が警戒されてくる可能性はありそうだ。そのため、買い一巡後は利益確定の動きも意識されてきそうである。 また、中国では新型コロナウイルス感染拡大によってロックダウンの動きが広がっており、上海指数やハンセン指数の動きを見極めたいところである。さらに、米国市場は休場となることから海外勢のフローが限られるほか、感謝祭明け後に本格化するクリスマス商戦の動向も確認したいところであり、積極的にはボジションを傾けづらく、短期的な売買が中心になりやすい面はありそうだ。 そのため、インデックス主導で上昇した後は、次第に個人主体による中小型株での値幅取り狙いの動きに向わせそうだ。米国市場ではナスダックが25日線を支持線としたリバウンドから、上値抵抗線として意識されている75日線に接近してきている。同線突破が期待されるなか、ハイテクセクターへのリバウンド狙いの動きも入りやすいだろう。 ■タムロン、増額修正 配当合計115円←87円 タムロン<7740>は11月2日に2022年12月期の業績予想を上方修正したこと等に鑑み、配当予想についても期末配当金を28円増配し、1株当たり85円とした。これにより、当期の1株当たり年間配当金は前期比33円増配となる115円となる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28115.74、+170.95) ・NYダウは上昇(34194.06、+95.96) ・ナスダック総合指数は上昇(11285.32、+110.91) ・シカゴ日経先物は上昇(28345、大阪比+225) ・SOX指数は上昇(2786.42、+29.60) ・VIX指数は低下(20.35、-0.94) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・丸紅<8002>トラック配車を自動化、1週間計画を数分で作成 ・ジェイテクト<6473>eアクスル向け導電軸受開発、安価・小型化 ・トプコン<7732>農業機械用自動操舵を拡販、トラクターに後付け、中山間地農家へ ・三菱製鋼<5632>「環境」に軸、グリーン鋼材拡販、米・印視野に新拠点 ・富士フイルム<4901>米に「培地」生産新拠点、260億円投資、バイオ医薬需要対応 ・荒川化学<4968>電子向け材料増産、国内2工場、31億円投資 ・ユーグレナ<2931>ユーグレナなど、都内で次世代バイオ燃料活用 ・住友鉱<5713>菱刈鉱山下部鉱体の採掘開始 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・11月政府月例経済報告 <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 9件
2931 東証プライム
521
5/2 15:00
-5(-0.95%)
時価総額 70,163百万円
ミドリムシを使用した健康食品や飲料、サプリメント等のヘルスケア商品に加え、化粧品、バイオ燃料を研究、開発、販売する。青汁のキューサイを傘下に持つ。23年12月期は新規連結化やバイオ燃料が寄与。損失は縮小。 記:2024/04/08
3,413
5/2 15:00
+44(1.31%)
時価総額 4,245,352百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
4968 東証プライム
1,094
5/2 15:00
-1(-0.09%)
時価総額 22,593百万円
紙用薬品のトップメーカー。印刷インキ用樹脂や機能性材料も展開。透明接着剤原料「アルコン」と、光硬化型樹脂「ビームセット」が利益柱。2拠点供給体制でグローバル戦略を再構築。出版分野停滞で、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
5632 東証プライム
1,380
5/2 15:00
-3(-0.22%)
時価総額 21,680百万円
三菱系特殊鋼メーカー。自動車や建機、鉄道向けの特殊鋼やばねに加え、高機能特殊合金の鋳・鍛造製品等を展開。特殊鋼鋼材事業は伸び悩む。24.3期3Qはばね事業が増収。自動車生産の回復、価格転嫁効果などが寄与。 記:2024/02/26
5713 東証プライム
5,265
5/2 15:00
+47(0.9%)
時価総額 1,531,136百万円
大手非鉄。銅、ニッケル、金を手掛け、事業連携による材料調達や製品開発に特徴。大電流・大面積仕様にも応用可能なプリンテッドエレクトロニクス用の厚膜導電性インクを開発。車載用電池材料の増販で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
6473 東証プライム
1,216.5
5/2 15:00
+1.5(0.12%)
時価総額 417,607百万円
軸受大手3社の一角。電動パワーステアリングで世界トップシェア。駆動系部品や工作機械、電子制御機器なども展開。安全運転ステアリング制御システムなど新製品開発に意欲。中国以外の販売増加で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7732 東証プライム
1,857.5
5/2 15:00
+9(0.49%)
時価総額 201,104百万円
光学精密機器メーカー。衛星測位や三次元計測などを駆使したITソリューションを手掛ける。眼科医療機器等も。24.3期3Qは増収確保。ポジショニング事業は足踏みだが、好調な販売が続くアイケア事業が売上下支え。 記:2024/04/13
7740 東証プライム
7,780
5/2 15:00
-280(-3.47%)
時価総額 194,500百万円
総合光学メーカー。世界首位級のカメラ交換レンズに強み。監視カメラ用レンズや車載カメラ用レンズを育成。24.12期は営業最高益の連続更新を計画。配当性向の目安を35%→40%に修正。総還元性向は60%目安。 記:2024/02/14
8002 東証プライム
2,900.5
5/2 15:00
+53(1.86%)
時価総額 4,983,674百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31