マーケット
5/21 12:54
39,135.94
+66.26
39,806.77
-196.82
暗号資産
FISCO BTC Index
5/21 13:14:00
11,115,426
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~インデックスに振らされにくい銘柄などへは短期的ながらも個人主体の値幅取り狙い~

2022/9/16 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~インデックスに振らされにくい銘柄などへは短期的ながらも個人主体の値幅取り狙い~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:インデックスに振らされにくい銘柄などへは短期的ながらも個人主体の値幅取り狙い ■アスクル、1Q営業利益 9.6%減 29.56億円 ■前場の注目材料:日立物流、全営業車をEV・FCVに、30年度めど1000台転換 ■インデックスに振らされにくい銘柄などへは短期的ながらも個人主体の値幅取り狙い 16日の日本株市場は、売り一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが173ドル安だった。小売売上高が予想を上回ったほか、先週分新規失業保険申請件数の減少を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げを織り込む長期金利の上昇を警戒した売りが先行した。売り一巡後は押し目買いの動きも見られたものの、長期金利の上昇でハイテクが売られたほか、利上げ加速による景気後退懸念を受けた売りも強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円安の27480円。円相場は1ドル143円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。直近ではボリンジャーバンドの-1σ水準での底堅さが見られていたものの、この水準を下回ってくることから、75日線が位置する27515円辺りが次第に意識されてくる可能性はありそうだ。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのなか、ポジション調整の動きが中心になりやすいほか、直近でリバウンド基調を見せていた中小型株についても、いったん利益を確定させる動きに向いそうである。3連休に入ることも換金の動きに向わせやすいと考えられる。 もっとも、一昨日の急落によってポジションが大きく買いに傾いているとは考えづらく、75日線に接近する局面においては、FOMC通過後のアク抜けを想定した押し目買いの動きも若干ながら入りそうである。また、インデックスに振らされにくい銘柄などへは短期的ながらも個人主体の値幅取り狙いの資金は向かいやすいだろう。個別に材料の出ている銘柄のほか、引き続き水際対策の緩和に伴うインバウンド関連のほか、昨日から開催された東京ゲームショウを手がかりとした物色。さらに冬の節電要請報道を受けて、再生エネルギー関連の一角などには循環的に資金は向かいそうである。 ただし、材料株についても連休前に換金売りが強まる可能性があるため、資金回転の速さには注意する必要はあるだろう。また、市場全体としてはこう着感が強まると見られるものの、グローベックスの米株先物は弱含みで推移しており、下へのバイアスが強まる局面には、売り一巡後の短期的なリバウンド狙いになりそうだ。 ■アスクル、1Q営業利益 9.6%減 29.56億円 アスクル<2678>は2023年5月期1Q業績を発表。売上高が前年同期比7.5%増の1100.87億円、営業利益は同9.6%減の29.56億円だった。コンセンサス(36億円程度)には届かず。取扱い商品数の拡大に加え、重要施策である「ASKUL東京DC」の物流設備や新アスクルWEBサイトの構築等、成長に繋がる積極的な設備投資を進めている。連結業績は、売上高が前期比6.3%増の4555億円、営業利益は同1.3%増の145億円を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27875.91、+57.29) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・日立物流<9086>全営業車をEV・FCVに、30年度めど1000台転換 ・日本化薬<4272>半導体向けエポキシ樹脂増産、山口・厚狭新工場に65億円投資 ・IHI<7013>シンガポール機関とSAF共同研究、原料合成技術 ・東芝<6502>量子計算を高速化、可変結合器の新構造考案 ・ソニーG<6758>半導体事業でフルリモート勤務、来月から試験導入 ・双日<2768>中国企業と提携、日・中・アジアで「植物肉」拡販 ・伊藤忠<8001>アマゾンで中古スマホ買い取りサービス、代金はアマゾンギフト券 ・三井物産<8031>ブラジル社に出資、動物医薬品をアジア展開 ・八千代工業<7298>印にサンルーフ新工場、現地生産で供給力向上、販路を拡大 ・旭化成<3407>26年めどバイオガス精製システム事業化 ・東レ<3402>チェコで車載用吸音材量産、騒音規制・EV普及に対応 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・11:00 中・8月鉱工業生産(前年比予想:+3.8%、7月:+3.8%) ・11:00 中・8月小売売上高(前年比予想:+3.2%、7月:+2.7%) 《ST》
関連銘柄 12件
2678 東証プライム
2,310
5/21 12:49
+47(2.08%)
時価総額 225,269百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。24.5期3Q累計はロハコが足踏み。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。損害賠償金特益。総還元性向45%目安。 記:2024/04/09
2768 東証プライム
4,317
5/21 12:49
+21(0.49%)
時価総額 1,080,545百万円
総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
3402 東証プライム
786
5/21 12:49
-6.9(-0.87%)
時価総額 1,282,344百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
3407 東証プライム
1,070
5/21 12:49
+22(2.1%)
時価総額 1,491,507百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
4272 東証プライム
1,275.5
5/21 12:49
-23(-1.77%)
時価総額 217,478百万円
化学品メーカー。機能化学品や医薬品、自動車部品、農薬を製造、販売する。半導体封止用エポキシ樹脂で世界シェアトップ。今期3Q累計はフィンケミカルズ事業が足踏みとなった。原材料価格の高騰や販管費の増加も重し。 記:2024/01/25
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6758 東証プライム
13,000
5/21 12:49
-65(-0.5%)
時価総額 16,394,066百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
7013 東証プライム
3,990
5/21 12:49
+4(0.1%)
時価総額 617,173百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7298 東証スタンダード
1,387
1/9 15:00
-1(-0.07%)
時価総額 33,348百万円
自動車部品メーカー。燃料タンクやサンルーフに強み。売上の9割がホンダ向け。親会社のホンダがTOBで全株を取得した上でインド企業に株式の81%を売却へ。11月にTOB成立、同社株は1月10日付で上場廃止に。 記:2023/12/09
8001 東証プライム
7,389
5/21 12:49
+56(0.76%)
時価総額 11,710,752百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8031 東証プライム
8,306
5/21 12:49
+126(1.54%)
時価総額 13,227,031百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
9086 東証プライム
8,900
2/22 15:00
±0(0%)
時価総額 748,508百万円
大手物流企業。3PL事業、重量品の輸送移設等に強み。23.3期3Qは2桁増収増益。国際物流部門は好調。新規案件の稼働等が寄与。米投資ファンドによるTOBは成立。同社株は23年2月24日付けで上場廃止予定。 記:2023/02/08