マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,860.31
+123.74
暗号資産
FISCO BTC Index
11/28 5:33:00
14,724,283
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米株先物高を映して買い先行で始まるものの、買い一巡後はこう着感の強い展開【クロージング】

2022/7/5 15:59 FISCO
*15:59JST 米株先物高を映して買い先行で始まるものの、買い一巡後はこう着感の強い展開【クロージング】 5日の日経平均は続伸。269.66円高の26423.47円(出来高概算10億3000万株)で取引を終えた。前日の米国市場は独立記念日で休場だったが、時間外取引での米国株価指数先物が堅調に推移しており、今夜の米国株の上昇に対する期待から買い先行で始まった。取引開始直後には26532.51円まで上げ幅を広げ、心理的な節目の26500円を突破した。ただ、節目到達による目先の達成感に加え、今週は米国で経済指標が多く発表される予定なだけに、買い一巡後は様子見ムードが広がり、26400円を挟んだもち合いが続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の過半数を占めた。セクターでは、保険、鉱業、石油石炭、銀行、非鉄金属など24業種が上昇。一方、海運、不動産、パルプ紙、陸運、電気ガスなど9業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、エムスリー<2413>、トレンド<4704>が堅調だった半面、7&iHD<3382>、コナミG<9766>、住友不<8830>、三井不<8801>、ホンダ<7267>が軟化した。 東京市場の取引開始前に、「バイデン米大統領がインフレ抑制のために、早ければ今週にも中国の消費財に対する関税の一部適用除外を発表する可能性がある」と海外メディアが伝えたため、投資マインドが好転したとみられる。関税撤廃に伴う米中両国の景気回復効果が期待され、日本にもプラスに働くとの見方が広がり、半導体関連や電子部品関連、非鉄金属などを中心に値を上げる銘柄が増えた。また、円相場が1ドル=136円台前半へと円安が進んだことも手掛かり材料になったようだ。一方、大手証券が、欧米向けのコンテナ運賃は引き続き調整が続くとの見方を示したことで大手海運株が売られた。 このところの米国の経済指標は市場予想を下回るものが目立ち、インフレ高進への警戒感は後退している半面、景気後退リスクが高まりつつあるなど、綱引き状態にあることから、投資家のセンチメントはどちらにでも傾きやすくなっており、目先はボラティリティの高い展開が続くとみている向きが多い。また、中国東部では新型コロナウイルスの感染拡大懸念が出始めており、再び中国経済が厳しい局面を迎える可能性にもあるだけに警戒が必要だろう。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,466.5
11/27 15:30
+1(0.07%)
時価総額 995,856百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
2,576
11/27 15:30
+23(0.9%)
時価総額 6,709,336百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
4704 東証プライム
8,327
11/27 15:30
+19(0.23%)
時価総額 1,173,291百万円
コンピュータ・インターネット用セキュリティ関連製品の開発、販売等を行う。ウイルスバスターで知名度高い。コンシューマ向け製品で国内トップシェア。配当性向70%目標。統合セキュリティプラットフォームを拡販。 記:2024/08/13
7267 東証プライム
1,292.5
11/27 15:30
-40.5(-3.04%)
時価総額 6,824,400百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8801 東証プライム
1,250
11/27 15:30
-9(-0.71%)
時価総額 3,514,654百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
8830 東証プライム
4,556
11/27 15:30
+72(1.61%)
時価総額 2,169,048百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。不動産販売やリフォーム等も。六本木五丁目、飯田橋など進行中の案件は豊富。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,915
11/27 15:30
-11(-0.22%)
時価総額 10,772,923百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9766 東証プライム
14,710
11/27 15:30
+50(0.34%)
時価総額 2,110,885百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
51,190
11/27 15:30
-260(-0.51%)
時価総額 16,289,733百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,981
11/27 15:30
+137(1.55%)
時価総額 13,202,025百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17