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前場に注目すべき3つのポイント~荒い値動きながらも相対的な底堅さを意識、押し目買いの動きが強まる~

2022/5/23 8:51 FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~荒い値動きながらも相対的な底堅さを意識、押し目買いの動きが強まる~ 23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:荒い値動きながらも相対的な底堅さを意識、押し目買いの動きが強まる ■東京海上、22/3経常利益 112.7%増 5674億円、23/3予想 5.7%増 6000億円 ■前場の注目材料:商船三井、不動産に1000億円超、国内・東南ア・印で積極投資 ■荒い値動きながらも相対的な底堅さを意識、押し目買いの動きが強まる 23日の日本株市場は、底堅い相場展開が見込まれる。20日の米国市場はNYダウが8ドル高だった。中国人民銀行の都市封鎖で傷んだ経済支援を目指した予想外の利下げを受け、世界経済の鈍化懸念が緩和し買い先行で始まった。その後、国内経済が来年にも景気後退入りするとの懸念を受けた売り圧力が強まり、大きく下落する場面も見られたものの、引けにかけては値ごろ感からの買いからプラスに転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の26715円。円相場は1ドル127円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から小動きで始まりそうだが、NYダウ、S&P500は大きく下落した後に買い直されてプラスに転じたほか、ナスダックも下落幅を縮めていた。景気後退懸念が根強いなかで荒い値動きは続くと見られるものの、NYダウは1932年以来の8週続落となるなか、いったんはリバウンドが意識されやすいだろう。米国は週末にオプションの満期日だったことでテクニカル的な要因も影響したと見られる。オプションの満期日が通過したことによるリバウンド期待も高まりやすい。 また、国内では先週も荒い値動きではあったが、日経平均の26000円接近では押し目狙いの動きも見られ、相対的な底堅さもあった。上値は25日線の26700円、75日線の26810円辺りが心理的な上値抵抗線として意識されやすいものの、日経225先物のナイトセッションでは25日、75日線が位置する26700円水準を上回って終えている。日米金利差を狙った海外勢の資金流入への期待などもあり、リバウンドを意識したスタンスに向いそうである。 物色としては先物に振らされる格好からインデックスに絡んだ商いが中心になりやすく、指数インパクトの大きい値がさ株の動向が注目されやすい。足元でリバウンドを見せてきているソフトバンクG<9984>は、25日、75日線水準での攻防を見せており、同線が抵抗線として意識されるものの、これをクリアしてくるようだと、投資家のセンチメント改善にも繋がるだろう。また、日本株の相対的な底堅さが意識されてきているなか、大きく売り込まれていた中小型株などを見直す動きも次第に意識されてくることになりそうだ。 ■東京海上、22/3経常利益 112.7%増 5674億円、23/3予想 5.7%増 6000億円 東京海上<8766>の2022年3月期業績は、経常収益が前期比7.4%増の5兆8637.70億円、経常利益は同112.7%増の5674.13億円だった。23年3月期業績は、経常利益が前期比5.7%増の6000億円を計画。国内事業では火災保険を中心に料率改定などに伴い増収を見込む。なお、500億円を上限とする自己株式を取得することを決議した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26739.03、+336.19) ・NYダウは上昇(31261.90、+8.77) ・1ドル=128.00-10円 ・米原油先物は上昇(110.28、+0.39) ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・商船三井<9104>不動産に1000億円超、国内・東南ア・印で積極投資 ・いすゞ<7202>米GMとの合弁解消、ディーゼルエンジン製販の全株売却 ・三井物産<8031>豪ニューフォーレスツ株を追加取得、森林資産増加を支援 ・スズキ<7269>磐田工場、きょう操業停止、半導体など部品供給不足で ・日産自<7201>三菱自と軽EV基幹部品を共用化、量産効果で価格競争力 ・森六<4249>新中計、24年度売上高1430億円、環境・ライフサイエンス注力 ・日本トムソン<6480>3カ年中計の業績目標上方修正、営業益70億円超 ・ACSL<6232>設備点検向けドローン拡販、国産に追い風 ・ダイキン<6367>シンガポールで半導体工場向け地域冷房、現地政府系電力と合弁 ・三井金<5706>新中計、投融資1400億円、M&Aで新規事業創出 ・旭化成<3407>次世代コンセプトカー制作、社内外のシナジー追求 ・三菱ケミHD<4188>溶融繊維事業から撤退、来年3月末 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
3407 東証プライム
1,051
9/19 15:00
+16(1.55%)
時価総額 1,465,023百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4188 東証プライム
915.8
9/19 15:00
+13.1(1.45%)
時価総額 1,379,459百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4249 東証プライム
2,298
9/19 15:00
+6(0.26%)
時価総額 38,974百万円
自動車の内装部品、外装部品を手掛ける樹脂加工製品事業が主力。生活材料やファインケミカル等のケミカル事業も。1663年創業。ホンダなどが主要取引先。海外売上高比率は約7割。ヘルスケア事業の拡充を図る。 記:2024/05/08
5706 東証プライム
4,657
9/19 15:00
+129(2.85%)
時価総額 266,981百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
6232 東証グロース
788
9/19 15:00
+6(0.77%)
時価総額 12,461百万円
商業用ドローンを製造・販売。独自開発の自律制御技術に強み。取引先は221社。外国籍従業員比率は約2割。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収見通し。インドの大型案件などの売上貢献見込む。 記:2024/04/14
6367 東証プライム
17,870
9/19 15:00
+275(1.56%)
時価総額 5,237,947百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6480 東証プライム
480
9/19 15:00
+10(2.13%)
時価総額 35,280百万円
直動案内機器やニードルベアリング、精密位置決めテーブル等を製造・販売。「IKOブランド」で展開。自動車など輸送機器向け売上比率が約5割。製品群は2万種超。NASA火星探査機に採用されるなど実績豊富。 記:2024/05/02
7201 東証プライム
402.1
9/19 15:00
+12.3(3.16%)
時価総額 1,697,150百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7202 東証プライム
2,026
9/19 15:00
+9.5(0.47%)
時価総額 1,575,097百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7269 東証プライム
1,578
9/19 15:00
+38.5(2.5%)
時価総額 3,100,117百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
8031 東証プライム
2,927.5
9/19 15:00
+99.5(3.52%)
時価総額 8,862,675百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
5,188
9/19 15:00
+251(5.08%)
時価総額 10,583,520百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9104 東証プライム
5,028
9/19 15:00
+181(3.73%)
時価総額 1,820,191百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
9984 東証プライム
8,405
9/19 15:00
+209(2.55%)
時価総額 14,481,428百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17