マーケット
10/9 15:15
39,277.96
+340.42
42,080.37
+126.13
暗号資産
FISCO BTC Index
10/10 4:33:42
9,124,486
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

地政学リスクへの警戒感からリスク回避の動きが優勢に【クロージング】

2022/2/22 15:59 FISCO
*15:59JST 地政学リスクへの警戒感からリスク回避の動きが優勢に【クロージング】 22日の日経平均は4営業日続落。461.26円安の26449.61円(出来高概算11億3000万株)で取引を終えた。ウクライナ情勢の緊迫化や欧米諸国とロシアとの関係悪化懸念など地政学リスクへの警戒感からリスク回避の動きが強まった。売り先行からギャップダウンで始まった日経平均は、前場半ばにつけた26550.14円を日中高値に下落幅を広げており、後場序盤に一時26243.73円まで下げ幅を広げる場面があった。ただ、あすの東京市場が休場なほか、24日に開催される予定の米ロ外相会談へ向けた動きなど見極め材料も多く、引けにかけてはポジション調整に伴う買い戻しの動きも入り、26200円~26400円台でのもみ合い展開が続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1800を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、鉱業、医薬品、電気ガスを除く30業種が下落し、海運、ゴム製品、ガラス土石、保険、輸送用機器などの下落が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、第一三共<4568>、リクルートHD<6098>、トレンド<4704>、エムスリー<2413>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、キッコーマン<2801>、京セラ<6971>が軟調だった。 東京時間の取引開始前に、ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親ロシア派の2つの地域の独立を承認すると表明したことでリスクが増幅したほか、欧米からはロシアに対して非難する声明や制裁措置に動く意向も伝わっていることも投資マインドの悪化につながった。このため、朝方からリスク回避の動きが優勢となり、株式売り、円買い、原油・金買いなどが優勢となった。また、時間外取引での米株先物が下落しており、休み明けの米国株市場の大幅な下落に対する不安感も投資家心理に悪影響を及ぼしていた。 ウクライナ情勢は一段と緊迫化しているだけに、東京市場は当面2番底を探る場面が続きそうだ。このため、日経平均は1月27日の安値(26044円)水準を維持できるのかが目先のポイントになりそうだ。ただ。過去、地政学リスクが警戒された際、短期的には株価下落局面が到来したが、むしろそこが絶好の買い場となったケースも多いだけに、逆張りスタンスで押し目を拾うタイミングを探りたいところだ。 《FA》
関連銘柄 9件
2413 東証プライム
1,724.5
10/9 15:00
+45(2.68%)
時価総額 1,170,818百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
2801 東証プライム
1,658.5
10/9 15:00
-2(-0.12%)
時価総額 1,607,776百万円
1917年創業のしょうゆメーカー最大手。しょうゆ関連調味料やデルモンテ調味料の食品部門、豆乳飲料等の飲料部門、酒類部門などでも事業展開。海外売上高比率は7割超。海外のしょうゆ部門では新規市場開拓進める。 記:2024/09/01
4568 東証プライム
4,937
10/9 15:00
+96(1.98%)
時価総額 9,612,507百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
4704 東証プライム
8,342
10/9 15:00
+61(0.74%)
時価総額 1,174,529百万円
コンピュータ・インターネット用セキュリティ関連製品の開発、販売等を行う。ウイルスバスターで知名度高い。コンシューマ向け製品で国内トップシェア。配当性向70%目標。統合セキュリティプラットフォームを拡販。 記:2024/08/13
9,719
10/9 15:00
+254(2.68%)
時価総額 16,483,035百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6857 東証プライム
7,639
10/9 15:00
+269(3.65%)
時価総額 5,852,765百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6971 東証プライム
1,704.5
10/9 15:00
+8(0.47%)
時価総額 2,574,603百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
25,770
10/9 15:00
+310(1.22%)
時価総額 12,153,982百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
50,710
10/9 15:00
+570(1.14%)
時価総額 16,136,987百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10