マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 8:29:57
15,137,129
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

次期政権による経済対策への期待感からリスクオンの流れ続く【クロージング】

2021/9/6 16:06 FISCO
*16:06JST 次期政権による経済対策への期待感からリスクオンの流れ続く【クロージング】 6日の日経平均は6営業日続伸。531.78円高の29659.89円(出来高概算11億7000万株)と5月10日以来約4カ月ぶりの高値水準で取引を終えた。今月17日の自民党総裁選告示を前に各候補者による大胆な経済対策が表明されるのではないかとの期待感からリスク選好ムードが続き、買い優勢の展開となった。先週末までの5日間で1500円近く上昇しており、急ピッチの上昇に対する警戒感から目先の利益を確保する売りもみられたものの、政策期待は強く大引け前には29705.04円まで上昇幅を広げている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1500を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、海運が8%を超える大幅な上昇となったほか、証券・商品先物、機械、情報通信、その他金融など29業種が上昇。一方、鉱業、電気ガス、パルプ紙。水産農林の4業種が下落。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>が堅調だった半面、エーザイ<4523>、大塚HD<4578>、千葉銀<8331>、7&iHD<3382>、東レ<3402>が軟化した。 菅首相の退陣を受けて、新政権による大規模な経済対策への期待が強まり、6営業日続伸して始まった。海運や鉄鋼、非鉄、金融などの景気敏感株中心に買いが優勢となった。また、前週末の米ハイテク株高を背景に半導体や電子部品といった値がさ株にも投資資金がシフトし、日経平均の上昇に寄与した。さらに、新型コロナウイルスの新規感染者数の増加傾向が一服しており、ピークアウトしているのではないかとの見方が出ていることも投資家心理の好転につながった。 菅首相の総裁選不出馬表明で、秋に予定されている衆院総選挙での与党大敗リスクが減ったことを織り込んでいる形と言える。また、これまで日本株のポジションを落としてきた外国人投資家は菅首相退陣という衝撃的なニュースを背景に、欧米に比べ出遅れている日本株を見直す動きになっており、当面は買い戻しの動きが活発化してくるだろうとの見方がされている。一方、海外勢の買い戻しの動きは今週末の特別清算指数(SQ)算出日を前にしたもので、SQを無事に通過すれば、外国人買いの勢いも鈍ってくるとの指摘も聞かれるなど、見方が分かれている。 《FA》
関連銘柄 10件
2,556.5
11/22 15:30
+0.5(0.02%)
時価総額 6,658,547百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
3402 東証プライム
935
11/22 15:30
+13.1(1.42%)
時価総額 1,525,435百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
4523 東証プライム
4,650
11/22 15:30
+31(0.67%)
時価総額 1,379,037百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
4578 東証プライム
8,910
11/22 15:30
-42(-0.47%)
時価総額 4,970,319百万円
大塚製薬、大鵬薬品工業などを傘下に収める持株会社。抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」などが主要製品。ポカリスエットで知名度高い。医療関連事業では新製品等による事業領域の拡大図る。 記:2024/08/19
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(-0.49%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8331 東証プライム
1,204
11/22 15:30
+2.5(0.21%)
時価総額 981,887百万円
千葉県地盤の地方銀行。県内最大規模。ちばぎん証券、ちばぎんディーシーカード、ちばぎん保証等を傘下に持つ。ソニー銀行と業務提携。総資産は21兆3200億円超。中期経営計画では26.3期純利益750億円目標。 記:2024/06/09
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(0.7%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(1.13%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(0.42%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17