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前場に注目すべき3つのポイント~リスク回避のムードに向かわせやすく、まずは底堅さを見極め~

2021/3/5 8:53 FISCO
*08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~リスク回避のムードに向かわせやすく、まずは底堅さを見極め~ 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:リスク回避のムードに向かわせやすく、まずは底堅さを見極め ■DyDo、21/1営業利益93.6%増 56.02億円、22/1予想25.0%減 42.0億円 ■前場の注目材料:山善、AI新興に出資、産ロボ使いやすく ■リスク回避のムードに向かわせやすく、まずは底堅さを見極め 5日の日本株市場は、方向感の掴みづらい相場展開になりそうだ。4日の米国市場ではNYダウが345ドル安だった。追加経済対策の速やかな成立期待から買い先行で始まったものの、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のインタビューが失望された。パウエル議長は、市場で思惑が広がっていた長期金利の上昇を抑制する措置を講じる可能性を示唆しなかったため長期金利が再び急伸したことが警戒感につながっている。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置を中心に幅広い業種が下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円安の28900円。円相場は1ドル107円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形からやや売り優勢の展開になりそうだが、前日の大幅な下落に対する自律反発も意識されやすいところであり、底堅さを見極めたいとする模様眺めムードが強まりそうである。ナスダックは心理的な支持線として意識されていた75日線を割り込んできており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への重石になりそうである。また、VIX指数は一時30を超えてきており、リスク回避のムードに向かわせやすいところであろう。 一方で、昨日の段階で長期金利の上昇は警戒視されていた面もあり、過度に嫌気する流れにはならないだろう。ヘッジファンド等による短期的な売り仕掛けの動きは意識しておく必要はありそうだが、日経平均は直近安値とのボトム形成も意識されやすく、まずは底堅さを見極めたいところであろう。また、指数インパクトの大きいコア銘柄への売り圧力は強まるとみられるものの、一方で円安の流れを受けた輸出関連への押し目買い意欲は強そうである。また、景気敏感セクターへの物色についても経済活動の正常化への期待から押し目を拾う流れは期待しておきたい。首都圏の緊急事態宣言の延長は織り込まれているため、需給が売りに傾いている景気敏感セクターへの物色を意識しておきたいところであろう。 この他、テレワークなどコロナ初期段階で物色されていた銘柄などの調整が目立っているが、これまでの調整により需給整理は一巡している感もあり、自律反発を意識した押し目狙いのスタンスとなろう。政策期待の高いテーマ株などへも足元で利食いに押されている銘柄などへは、押し目のタイミングを見極めたいところである。 ■DyDo、21/1営業利益93.6%増 56.02億円、22/1予想25.0%減 42.0億円 DyDo<2590>が発表した2021年1月期決算は、売上高が前期比6.0%減の1582.27億円、営利 益は93.6%増の56.02億円だった。22/1月期は売上高4.0%増の1645.00億円、営業利益は25.0%減の42.00億円を見込んでいる。営業利益予想はコンセンサス(50億円程度)を下回る。 ■前場の注目材料 ・1ドル107円90-00銭 ・米原油先物は上昇(63.83、+2.55) ・日銀のETF購入 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・山善<8051>AI新興に出資、産ロボ使いやすく ・DMG森精機<6141>基幹システム統合で130億円投資 ・武田薬<4502>てんかん薬買収、916億円で米社から ・JCRファーマ<4552>コロナワクチン原液の新工場建設 ・三井物産<8031>英企業に出資、CO2回収・貯留 ・豊田通商<8015>船舶向け燃料受発注を一元管理、6月から提供 ・住友商事<8053>量子技術で新事業、交通制御など実用化 ・双日<2768>総合医療事業のクオリタスに出資 ・ホンダ<7267>世界初レベル3、自動運転「レジェンド」リース販売 ・自律制御システム研究所<6232>北電と発電所水槽にドローン、GPSなし点検飛行 ・任天堂<7974>新型「スイッチ」にサムスン有機EL、今年投入 ・住友ベークライト<4203>バイオ事業で新部門、創薬支援・検査診断 ・サカタインクス<4633>新中計、設備・戦略投資300億円、国内外で能力増強 ・AGC<5201>伊子会社、バイオ医薬品の培養能力増強 ・神戸製鋼所<5406>チタン量産化成功 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
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ダイドードリンコを中核とする持株会社。自販機台数で国内3位。ダイドーブレンドの缶コーヒーに強み。海外飲料事業や医薬品関連事業、食品事業等も展開。好調な販売により、医薬品関連事業は工場稼働率が向上。 記:2024/06/09
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ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
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時価総額 343,529百万円
1932年設立のプラスチック製品メーカー。半導体関連材料、高機能プラスチックなどの製造・販売を行う。半導体封止材で世界トップシェア。半導体関連材料では封止材のグローバル供給体制の強化、拡販に取り組む。 記:2024/10/09
4502 東証プライム
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時価総額 6,573,756百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4552 東証プライム
754
11/26 15:30
+33(4.58%)
時価総額 97,783百万円
遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」が主力。ムコ多糖症II型治療薬「イズカーゴ」等も手掛ける。メディパルHDが筆頭株主。血液脳関門通過技術を適用した新薬の研究開発などに取り組む。 記:2024/08/01
4633 東証プライム
1,560
11/26 15:30
-3(-0.19%)
時価総額 84,508百万円
1896年創業の印刷インキメーカー。各種印刷インキ、粉体トナーなどの機能性材料を手掛ける。アルミ缶用インキで世界トップシェア。総還元性向50%以上目指す。パッケージ分野中心に環境配慮型製品を積極展開。 記:2024/07/01
5201 東証プライム
4,650
11/26 15:30
+39(0.85%)
時価総額 1,011,073百万円
1907年創立の素材メーカー。建築ガラスや自動車用ガラス、塩化ビニル等の化学品、医薬品・農薬等を手掛ける。フロート板ガラス、自動車用ガラスなどで世界トップシェア。26.12期営業利益2300億円目標。 記:2024/10/07
5406 東証プライム
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-33(-2.04%)
時価総額 627,416百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
6141 東証プライム
2,592
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-40(-1.52%)
時価総額 367,950百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
6232 東証グロース
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時価総額 17,981百万円
産業用ドローンの自社開発、ドローン活用の無人化システムの受注開発・生産・販売等を行う。独自開発の自律制御技術に強み。日本郵便と物流専用新型ドローンを共同開発。取引先は230社超。小型空撮、物流が注力領域。 記:2024/10/09
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-25.5(-1.88%)
時価総額 7,038,240百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7974 東証プライム
8,309
11/26 15:30
+110(1.34%)
時価総額 10,790,815百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8015 東証プライム
2,622
11/26 15:30
-40.5(-1.52%)
時価総額 2,785,010百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
8031 東証プライム
3,218
11/26 15:30
-107(-3.22%)
時価総額 9,742,131百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8051 東証プライム
1,291
11/26 15:30
+10(0.78%)
時価総額 123,039百万円
工作機械・産業機器・機械工具等の生産財、住宅設備機器・家庭機器等の消費財を扱う専門商社。1947年創立。生産財関連事業が主力。事業所数は国内外で100超。機械販売では高付加価値設備の提案等を積極化。 記:2024/10/08
8053 東証プライム
3,224
11/26 15:30
-51(-1.56%)
時価総額 3,904,583百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09