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前場に注目すべき3つのポイント~インデックスに影響を受けやすい主要処は手掛けづらく、中小型株中心に

2020/10/7 8:49 FISCO
*08:49JST 前場に注目すべき3つのポイント~インデックスに影響を受けやすい主要処は手掛けづらく、中小型株中心に 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:インデックスに影響を受けやすい主要処は手掛けづらく、中小型株中心に ■ビックカメラ、20/8上方修正 営業利益120億円←35.0億円 ■前場の注目材料:SCREEN、半導体洗浄装置の中古機販売に参入 ■インデックスに影響を受けやすい主要処は手掛けづらく、中小型株中心に 7日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。6日の米国市場ではNYダウが375ドル安だった。追加経済救済策の合意期待感に大きく上昇して寄り付いた。しかし、貿易赤字が14年ぶり最大に拡大、雇用関連指標も予想を下回ったことが上値を抑えるなか、トランプ大統領が追加経済救済策の交渉を選挙後まで延期するよう指示したと報じられると、引けにかけて大きく値を下げている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円安の23270円。円相場は1ドル105円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行の展開となろう。米国市場はトランプ大統領による追加経済救済策の交渉延期支持が嫌気され、引けにかけて値を下げる格好となったが、日経225先物のナイトセッションにおいても、この影響により高値から200円程度下落する展開だった。もっとも、昨日の東証1部の売買代金は2兆円を割り込むなど薄商いだったこともあり、積極的な参加者は限られている。短期筋の売買が中心な他、リバランスに留まっていることもあり、米株安の影響も限られよう。 そのため、売り一巡後はこう着感が強まりやすく、狭いレンジ内での推移が続きそうである。短期的には先物主導による売りアルゴが発動しやすい状況だろうが、日経平均の23000円から23500円のレンジ内での推移であり、レンジ下限に接近する場面においては押し目買いの流れに向かいやすいところであろう。また、後場は日銀のETF買い入れが意識されやすく、薄商いの中では下支えとして意識されやすい。とはいえ、短期筋にとっては売り仕掛けのタイミングにもなりやすく、インデックス売買に振らされやすい需給状況であることは認識してきたいところ。 そのため、物色の流れとしてはインデックスに影響を受けやすい主要処は手掛けづらく、マザーズや東証2部などの中小型株に個人主体の資金が向かいやすいだろう。また、政策に関連した銘柄への循環的な物色も意識されやすいところ。主なところでは、政府の規制改革推進会議で、行政手続きの書面・対面規制や押印を抜本的に見直し、撤廃するための政省令改正を年内に実施する方針を示すと伝えられており、脱ハンコ関連。また、厚生労働省と財務省は地方自治体が手がけるベビーシッター代などの助成措置について、非課税にすることを検討すると伝えられており、保育関連などにも関心が集まろう。 ■ビックカメラ、20/8上方修正 営業利益120億円←35.0億円 ビックカメラ<3048>は2020年8月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の8410億円から8478億円、営業利益は35億円から120.7億円に上方修正している。緊急事態宣言下において、東京を中心に全国で生じた店舗の休業や営業時間の短縮などによるマイナスの影響は想定以上となった一方、テレワークや巣ごもりの需要に加え、インターネット通販の販売が伸長したほか、特別定額給付金の後押しもあった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23433.73、+121.59) ・原油先物は上昇(40.67、+1.45) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・SCREEN<7735>半導体洗浄装置の中古機販売に参入 ・トヨタ<7203>パナソニックとの電池社、徳島でHV向け生産、22年から ・三井化学<4183>独コート材買収、メガネレンズ高付加価値化 ・トヨタ<7203>日野自と北米向けFC大型トラックを共同開発 ・日阪製作所<6247>医薬機器の設計を増員、ワクチン設備需要増 ・日本精工<6471>特許「量より質」、将来の事業自由度を確保 ・クボタ<6326>米エヌビディアと連携、AIで完全無人農機 ・アルプスアルパイン<6770>中国向け通信モジュール、「セルラーV2X」対応 ・日本製鉄<5401>君津第2を来月中再稼働、車生産回復で需要持ち直し ・ダイセル<4202>酢酸セルロースで真球、化粧品向け、マイクロプラ代替 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
3048 東証プライム
1,473
5/7 15:00
-34(-2.26%)
時価総額 277,139百万円
家電量販店大手。都心部の駅前立地に大型店を出店。EC販売も。傘下に郊外型「コジマ」、PC専門店「ソフマップ」。パソコン本体は伸び悩むが、携帯電話や理美容家電、カメラ等は売上増。24.8期1Qは大幅増益。 記:2024/02/04
4183 東証プライム
4,433
5/7 15:00
-8(-0.18%)
時価総額 907,719百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4202 東証プライム
1,464
5/7 15:00
+4(0.27%)
時価総額 443,509百万円
化学中堅。世界首位の自動車エアバッグ用ガス発生装置や液晶フィルム材料に強み。自動車生産の回復で自動車エアバッグ用インフレータは販売数量増。コスメ・健康食品事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
5401 東証プライム
3,457
5/7 15:00
-16(-0.46%)
時価総額 3,285,260百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6247 東証プライム
1,061
5/7 15:00
-8(-0.75%)
時価総額 34,730百万円
プレート式熱交換器や食品・液体殺菌装置、医薬用滅菌装置、液流染色機、ボールバルブ等を手掛ける。熱交換器事業は売上堅調。半導体向け等の中小型汎用品、メンテナンスが売上貢献。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
6326 東証プライム
2,520
5/7 15:00
+13(0.52%)
時価総額 3,024,622百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6471 東証プライム
855.9
5/7 15:00
+10.3(1.22%)
時価総額 471,830百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
6770 東証プライム
1,497.5
5/7 15:00
+46.5(3.2%)
時価総額 328,373百万円
電子部品のアルプスとカーナビのアルパインが経営統合して発足。センサ・コミュニケーション事業を成長領域に位置付け。モジュール・システム事業は増収。インフォテインメントの新製品等が貢献。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10
7203 東証プライム
3,599
5/7 15:00
+18(0.5%)
時価総額 58,717,638百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
17,500
5/7 15:00
+860(5.17%)
時価総額 1,777,825百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24