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薬味多めで:ギフト<9279>を徹底企業分析(1)【FISCOソーシャルレポーター】

2020/5/1 10:35 FISCO
*10:35JST 薬味多めで:ギフト<9279>を徹底企業分析(1)【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの薬味多めで氏(ブログ「個人投資家最前線」、ツイッター:@yakumioomedeを運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2020年4月29日7時00分に執筆 いつもお世話になっております。薬味多めで(@yakumioomede)です。 本日は、ギフト<9279>が長期的に保有できる銘柄なのか、徹底的に調べていきたいと思います。 ■ギフト<9279>の分析 ▽ギフト<9279>の事業環境に関して 足元では、コロナウィルス蔓延による影響で飲食店は多大な影響を受けています。加えて、外食産業の場合も、ここ数年慢性的な人手不足と人件費の高騰に頭を悩ませていました。 実際に、ギフト<9279>でもここ数年の決算短信には、雇用に関する厳しい状況を訴える記載がみられます。 「1990年のバブル期を超える1.5倍の有効求人倍率等、労働需給が引き締まる雇用環境において社員の確保が厳しく、正社員はもとよりパート、アルバイトといった臨時社員についても適正数を維持することが難しい状況にありました。前年比で増収傾向を維持していくためには社員の適正数確保が絶対条件となることから、正社員の採用コスト、臨時社員の時給等、雇用関係コストが高止まりする状況に至っております。」 出典:18年10月期決算短信 「本年、10連休となった大型ゴールデンウィークによる押し上げ効果、国内における堅調な雇用・所得環境の下支え等により外食や旅行等のサービス消費も増加基調で推移してまいりました。その反面、依然として過去最高水準にある有効求人倍率等、労働需給が引き締まった雇用環境は、政府の打ち出す「働き方改革」と相まって最低賃金の上昇等、正社員はもとよりパート、アルバイトといった臨時社員についてさえも適正数を確保することが厳しい状況となっており、正社員の採用コスト、臨時社員の時給等、雇用関係コストは全体として依然高止まりする状況にあります。」 出典:19年10月期決算短信 「有効求人倍率が高止まりする等、労働需給が極めて引き締まる雇用環境に至り、正社員はもとよりパート、アルバイトといった臨時社員についても適正数を確保することが厳しくなっております。さらに、年明け以降、急激に広まり始めた新型肺炎が外食産業に及ぼす影響が不透明な状況に至っております。」 出典:20年10月期第1四半期決算短信 ▽ギフト<9279>の会社の強み、武器 ギフト<9279>は「世界一のラーメン企業グループ」を標榜し、ラーメン事業の業態ラインナップ、メニュー開発を積極的に進めています。 ポリシーとして掲げているのが、 ・横浜家系ラーメンの味の追求を行う ・ロードサイド店にお越しになるお客様の多様な飲食ニーズにお応えする ・豚山ブランドのがっつり系ラーメン等の新業態の拡充、拡大を図る の3つです。 同社の強みといってしまうとやや違ってくるのかもしれませんが、同社の社長でもある田川翔氏は人間味に溢れ、非常に興味深いラーメン野郎だと個人的には思っています。 以前、ロードサイドのハイエナこと井戸実氏のメルマガで、飲食起業記と称して田川翔氏の創業からの話が配信されていました。 これが非常に面白く印象に残っています。 こうした断片的な部分からしか判断できませんが、経営者としても非常に能力と魅力のある方なのだと思います。 ▽ギフト<9279>の売上高と利益率 事業年度 / 売上高 / 前期比 / 営業利益 / 経常利益 / 当期純利益 2016年10月期 / 4,535 / -% / 456 / 433 / 104 2017年10月期 / 5,612 / 23.7% / 627 / 637 / 218 2018年10月期 / 6,971 / 24.2% / 775 / 777 / 455 2019年10月期 / 9,052 / 29.9% / 1,006 / 1,023 / 524 単位:百万円 ギフト<9279>の過去の売上高を見ていくと、上場以降も売上高、利益率共には右肩上がりで成長してきています。 直近3期の売上高営業利益率を見てみると、 ・17年10月期:11.2% ・18年10月期:11.1% ・19年10月期:11.1% と、3期連続で10%を超えています。 次回は、キャッシュフローから見ていこうと思います。 お忙しい中恐れ入りますが、何卒ご確認宜しくお願い致します。 毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。 一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。 ---- 執筆者名:薬味多めで ブログ名:個人投資家最前線 ツイッター:@yakumioomede 《SF》
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9279 東証プライム
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時価総額 68,411百万円
横浜家系ラーメン業態「町田商店」、ガッツリ系ラーメン業態「豚山」、油そば業態「元祖油堂」等を展開。プロデュース事業も。直営店は190店舗超。海外はFC、プロデュース店中心。26.10期売上400億円目標。 記:2024/06/09