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前場に注目すべき3つのポイント~米国同様に米中交渉の進展待ち

2019/11/15 9:00 FISCO
*09:00JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国同様に米中交渉の進展待ち 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米国同様に米中交渉の進展待ち ■前場の注目材料:ゆうちょ、経常利益9.9%減、コンセンサス範囲内 ■出光興産、新中計、3年で6300億円投資、高機能材など強化 ■米国同様に米中交渉の進展待ち 15日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうだ。米中合意への楽観的な見方が後退するなかで14日の米国市場では、NYダウが1ドル安と、高値圏でのこう着となっている。主要指数は最高値圏にあるため、高値警戒感などから米中交渉の進展待ちといったところであろう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の23150円。円相場は1ドル108円40銭台とやや円高に振れて推移している。 シカゴ先物は安いところで23010円を付けており、心理的な節目である23000円を意識した神経質な状況になりやすい。昨日の先物市場ではJPモルガンが225先物、TOPIX先物を合わせて1160億円程度売り越しており、海外勢の動向も警戒されやすいところ。特に足元の調整局面での日銀のETF買いが入らないことで、短期筋にとって見れば売り仕掛け的な動きも出しやすいところであろう。週末要因から積極的な売買は手控えられやすいところでもあり、引き続き売り仕掛け的な動きには注視しておきたいところである。 また、昨日の日経平均は一時23062.16円まで下落したが、一先ず23000円の節目はキープした。この水準で踏ん張りをみせられれば、再びリバウンド基調が強まる可能性はありそうだ。調整が続いたとしても、節目の23000円のほか、25日線が位置する22700円レベル辺りまでの調整は許容範囲内であろう。 ただし、チャート形状では11月5日のマドを空けての上昇により、22700-23090円処でマドが空いている。25日線水準までの調整で一巡感は出やすい。一方でマドを空けて25日線レベルまで下げてくるようだと、チャート形状ではアイランドリバーサルを残すことになり、テクニカル面では一気に調整機運が高まる可能性はある。本日はこう着だろうが、週末の米国市場の動向なども意識されるなか、来週以降の動向への警戒感も手掛けづらくさせる。足元のセンチメントとしては弱気材料に過剰に反応しやすくなりそうだ。米国同様、米中交渉の進展待ちといったところであろう。 ■ゆうちょ、経常利益9.9%減、コンセンサス範囲内 ゆうちょ<7182>は第2四半期決算を発表。経常利益は前年同期比9.9%減の2011億円だった。純利益は同9%減の1448億円。長引く低金利環境を背景に国債利息が減少したことなどが影響した。コンセンサス範囲内。 ■前場の注目材料 ・米S&P500は史上最高値更新(3096.63、+2.59) ・シカゴ日経225先物は上昇(23150、大阪比+30) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・出光興産<5019>新中計、3年で6300億円投資、高機能材など強化 ・ファミリーマート<8028>「時短営業」容認、来春からオーナーが選択 ・ロート<4527>日本点眼薬研究所を買収、医療用に参入 ・伊藤忠<8001>注文対応型乗り合いシステムの提案開始、バス・タクシー向け ・KYB<7242>スペイン工場閉鎖、21年度めど油圧ベーンポンプ生産移管 ・川重<7012>伊2輪企業と合弁、再生支援・欧事業拡大も ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 7件
4527 東証プライム
2,874
5/17 15:00
-16(-0.55%)
時価総額 678,776百万円
大衆薬大手。目薬やスキンケア用品、内服薬などを手掛け、OTC目薬やリップクリームで国内首位。機能性食品や再生医療を育成。デジタル医療領域からのアプローチにも着手。主力商品や好調で、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/29
5019 東証プライム
1,007.5
5/17 15:00
+20.5(2.08%)
時価総額 1,500,494百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
7012 東証プライム
5,520
5/17 15:00
-121(-2.15%)
時価総額 926,929百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7182 東証プライム
1,539.5
5/17 15:00
+1(0.06%)
時価総額 5,772,425百万円
日本郵政グループの銀行。全国の郵便局などを通じてサービス提供を行う。貯金等は日本国債、外国社債等で運用。総資産は229兆1481億円。有価証券利息配当金、その他経常収益は増加。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/04/08
7242 東証プライム
5,080
5/17 15:00
±0(0%)
時価総額 130,800百万円
油圧機器メーカー。自動車用ショックアブソーバや建機用油圧シリンダに強み。航空機器や特殊車両も。24.3期上期は数量増も生産コスト増が利益の重石に。独WV社の新型車向け電子制御ショックアブソーバの納入開始。 記:2024/01/17
8001 東証プライム
7,254
5/17 15:00
-11(-0.15%)
時価総額 11,496,792百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07