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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は75日線レベルでの底堅さを見極め

2019/10/9 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は75日線レベルでの底堅さを見極め 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均は75日線レベルでの底堅さを見極め ■前場の注目材料:AGC、19/12期下方修正、純利益410億円←640億円 ■資生堂、米化粧品会社を900億円で買収、12月に完了予定 ■日経平均は75日線レベルでの底堅さを見極め 9日の日本株市場は、米株安の流れを受けてギャップスタートとなろう。8日の米国市場では、NYダウが313ドル安と大幅な下落となった。トランプ政権が中国による新疆ウイグル自治区でのウイグル人弾圧に関して、政府機関や監視カメラ企業など、28の機関・企業を禁輸措置の対象に加えたことが明らかとなり売りが先行。中国側は通商会談日程の短縮など何らかの報復措置を検討していることが伝わり、投資家心理の悪化から終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比285円安の21335円。円相場は1ドル107円前半と、円高に振れて推移している。 ウイグル人弾圧で制裁との報道は昨日の段階で伝えられていたことであるが、貿易協議で、中国の交渉団が滞在期間の短縮を検討していると伝わったこともあり、投資家心理が悪化した。閣僚級協議については過度な期待は高まっていないとはいえ、中国も何らかの報復措置を取るとみられていることもあり、様子見ムードがより強まりそうである。 昨日の日経平均は米株安の中であったが、円安が安心感につながり、200円を超える上昇をみせていた。先物主導のインデックス売買を中心に指数を押し上げた格好だったが、その上昇部分が剥がれる格好となろう。昨日の上昇で25日線を捉えていたが、これに跳ね返される格好から、再び75日線レベルでの攻防といったところであろう。出来高が膨らみづらい需給状況の中、断続的なインデックス売りの影響が出やすいため、まずは75日線レベルでの底堅さを見極めたいところであろう。 一方、足元で中小型株の活発な売買がみられているが、値幅が大きく出やすい半面、資金の逃げ足の速さから急速に値を消す銘柄も散見されている。基本的には米中閣僚級協議通過までは積極的にポジションを積み上げる参加者は限られていると考えられ、値動きの荒さには注意する必要がありそうだ。 ■AGC、19/12期下方修正、純利益410億円←640億円 AGC<5201>は2019年12月期業績予想の修正を発表。純利益が前期比54%減の410億円になりそうだと発表。従来予想の29%減の640億円から減益幅が拡大する。北米の自動車用ガラス事業の固定資産を巡り、約230億円を減損損失として計上するため。売上高と営業利益は従来予想を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・日経平均は上昇(21587.78、+212.53) ・パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が資産購入再開を表明 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・資生堂<4911>米化粧品会社を900億円で買収、12月に完了予定 ・伊藤忠<8001>米スパイアに出資、衛星取得データで販売代理店契約 ・三菱UFJ<8306>三菱UFJ銀、スマホ決済サービス開始 ・三井物<8031>与信・回収、AIでスコアリング、三井物産などが事業会社設立 ・三菱電<6503>MaaS対応キャビンを開発 ・KDDI<9433>携帯3社、5G基地局の計画前倒し、22年度めど各1万局へ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 7件
4911 東証プライム
4,268
5/2 15:00
-86(-1.98%)
時価総額 1,707,200百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
5201 東証プライム
5,773
5/2 15:00
+3(0.05%)
時価総額 1,313,017百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
6503 東証プライム
2,836
5/2 15:00
-14(-0.49%)
時価総額 6,089,465百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
8001 東証プライム
7,331
5/2 15:00
+200(2.8%)
時価総額 11,618,829百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8031 東証プライム
7,681
5/2 15:00
+123(1.63%)
時価総額 12,231,739百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
1,554
5/2 15:00
-9.5(-0.61%)
時価総額 20,640,220百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
9433 東証プライム
4,422
5/2 15:00
+19(0.43%)
時価総額 10,189,084百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04