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*08:30JST マザーズ先物見通し：外部環境の落ち着きを背景に買い戻し優勢か 本日のマザーズ先物は、米国株高や円高一服を背景に買い戻しの動きが先行してスタートしそうだ。前日の海外市場では、香港政府が大規模な抗議活動の発端となった逃亡犯条例改正案について正式に撤回を表明したほか、英議会では「合意なき離脱」が回避されるとの期待も広がった。こうした政治リスクの和らぎを背景に、NYダウなど主要株価指数は反発。円高の一服を背景にシカゴの日経225先物も上昇しており、マザーズ先物に対してもプラスに働きそうだ。また、東証1部をはじめとした主力大型株に関しては、前日に発表された日経平均の定期入替えに伴う換金売りが需給面の重しとなるなか、米国で控える8月ADP雇用統計や8月ISM非製造業景況指数などの経済統計の発表を前に次第に手がけにくさが意識される可能性がある。そんななか、いったん落ち着きをみせた外部環境を背景に、短期資金がマザーズ先物へと向かうシナリオも視野に入ってこよう。個別では、前日に軟調な動きの目立った指数インパクトの大きいバイオ関連株による自律反発狙いの商いの動向を注視したいところである。上値のメドは860.0pt、下値のメドは840.0とする。 《SK》