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豪ドル週間見通し:弱含みか、7月雇用統計に注目

2019/8/10 14:29 FISCO
*14:29JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、7月雇用統計に注目 ■弱含み、米中対立激化を警戒して売り強まる 先週の豪ドル・円は弱含み。人民元の1ドル=7元突破を受けて米国が中国を為替操作国と認定したことで米中対立激化が警戒されたことから、豪ドル売りが優勢となった。豪準備銀行(中央銀行)は政策金利(1.00%)を据え置いたが、追加利下げの余地を示唆しており、対円レートは伸び悩んだ。取引レンジ:70円75銭-72円71銭。 ■弱含みか、7月雇用統計に注目 今週の豪ドル・円は弱含みか。米中対立激化への懸念が引き続き豪ドルへの売り圧力になる。豪準備銀行(中央銀行)が先週の理事会声明で、「労働市場の状況を注視」し、「持続的成長を支えるため必要なら政策調整へ」との姿勢を改めて表明しており、7月雇用統計の発表が注目される。 ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント ・15日:7月雇用統計(6月:失業率5.2%、雇用者数増減+0.05万人) 予想レンジ:70円00銭-73円00銭 《FA》