マーケット
5/17 15:15
38,787.38
-132.88
40,003.59
+134.21
暗号資産
FISCO BTC Index
5/19 17:14:19
10,462,504
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

個人投資家・有限亭玉介:暴落相場を乗り越えられるか…注目株を公開【FISCOソーシャルレポーター】

2019/8/10 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:暴落相場を乗り越えられるか…注目株を公開【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2019年8月7日10時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 この度は『暴落相場を乗り越えられるか…注目株を公開』というテーマで寄稿させて頂きますよ。 さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。 まずご紹介させて頂くのは、トランクルームやオフィスのレンタルを行う不動産サブリースを主力とするエリアリンク<8914>です。7月29日の決算発表では、上期経常利益は前年同期比83.9%増の24.72億円と大幅増益となり、通期に対する進捗率は既に91%に達しております。 先の決算で日足チャートでは動いてきておりますが、週足チャートで見ると、まだまだ底値圏を停滞し、低PER・PBRで割安水準を維持しております。フリマアプリでの倉庫利用や遺品整理の一時的なトランクルーム利用等、今後も需要拡大への期待も見ています。 2つ目の銘柄はクラウド型コールセンターシステムを展開するコラボス<3908>です。顧客自身が電話交換機を設置する必要のない「エニプレイス」は自社構築に比べ低価格で導入可能であり、需要が拡大しております。7月31日の決算では今期1Qの業績は堅調な数字を示しましたが、月足、週足レベルで見ても、チャートはまだ保ち合いを維持しています。 今後はAI技術を応用した感情解析機能や自動チューニング機能の精度を高めて、コールセンターで得られる顧客の生の声を情報資産としてビッグデータ活用する方針との事で、その成長性にも期待したいところです。 3つ目の銘柄はデジタルリスク検知や予防のビックデータ解析を展開するエルテス<3967>です。SNS等で懸念される風評被害や、情報漏えいのセキュリティリスク予防などで契約数は増加しております。 7月11日の決算発表では今期1Qの経常利益は前年同期比3.1倍の0.50億円と増益で、上期計画の10倍の数値で着地。業績に寄与したSNS等のソーシャルメディア関連リスク事業に加え、今後はAIを活用し分析精度を高めつつ、クラウド化も進める方針との事です。 チャートは決算後に窓をあけて急騰しましたが、その後は調整…そして今週の暴落相場でしっかりあけた窓を埋めて調整完了といった様子です。業績が好転してきている事からも、今後は下値を切り上げる可能性を見ています。超過勤務や離職を防ぐ内部驚異検知サービスも、働き方改革の思惑で需要があるのではないでしょうか。 4つ目の銘柄は、中国に拠点を持つバイオ創薬ベンチャーのジーエヌアイグループ<2160>です。今年5月に同社の特発性肺線維症などの治療薬であるアイスーリュイのじん肺治療薬としての治験承認を取得した事に加え、市場のバイオ株物色の潮流を受けて同社は急上昇してきました。 直近ではアイスーリュイの製造に関して北京市医薬品監督管理局からGMP(製造・品質管理の基準、Good Manufacturing Practice)認定を受けた事も需要拡大への思惑からか、上昇に拍車をかけました。 今週は暴落相場によって調整を余儀なくされた様子ですが、週足レベルでは本格的な反発相場に入っている様子に見受けられます。肺疾患が多い中国における同社の成長と展開にさらなる期待を持ちたいところです。 5つ目の銘柄は基幹業務クラウドシステムを提供するピー・シー・エー<9629>です。7月26日に発表された決算では今期1Qの経常利益は前年同期比8.7倍の5.98億円と大幅拡大で着地。勤怠管理を行うPCAクラウドは働き方改革のテーマ性も持ち合わせており、この先も業績に寄与していくと思われます。 アイ・ティ・アールが発行する市場調査レポート「ITR Mraket View:ERP市場2019」において、同社製品の「PCAクラウド」がSaaS型ERP市場で売上金額シェア第1位(2016年度より3年連続)を獲得したことも製品の信頼性が示されていると思います。 チャートは5月より保ち合いを続けておりましたが、決算前から上昇トレンドへ移行しております。決算後は窓をあけて急騰し、後に窓を埋めてきておりますが、一時は値上がり率トップになるほど、投資家の視線を集めた事もあり、さらなる成長期待もあるかと見ています。 最後の銘柄はブシロード<7803>です。トレーディングカードなどの版権ビジネスを主体にする企業で、その他にもゲーム開発やアニメ企画、そしてそれに伴うイベントなども手掛けています。そしてあの新日本プロレスを傘下にしている事にも注目です。あたくしはアントニオ猪木世代ではありますが、最近の「新日」は海外展開も含めてエンターテイメント性の高さが評価されており、特に老若男女を問わずファンを集めている様子ですな。 上場直後から上値を追う展開となっている事から、相応に人気化している事が伺えます。アントンVSマサ斎藤との巌流島の戦いから幾年月か…同社と共に新日も応援していきたいところです。 と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《SF》
関連銘柄 6件
2160 東証グロース
2,178
5/17 15:00
-245(-10.11%)
時価総額 103,429百万円
創薬ベンチャー。中国を拠点に、新薬探索や臨床開発から製造、販売まで一貫して行う。ライセンス供与等も。医薬品事業は伸長。主力医薬品「アイスーリュイ」の売上収益が過去最高。23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/03/05
3908 東証グロース
327
5/17 14:31
-6(-1.8%)
時価総額 1,567百万円
コールセンターサービス会社。電話交換システムや顧客管理、通話・録音、音声認識、チャットポット等のサービスを企業や自治体にクラウドで提供する。今期3Q累計は新型コロナウイルス関連公共案件の業務縮小等が影響。 記:2024/04/12
3967 東証グロース
808
5/17 15:00
+15(1.89%)
時価総額 4,889百万円
SNS風評被害対策や内部情報流出対策などのリスク管理サービスを提供。警備DXサービスや自治体DX支援も。24.2期3Q累計はデジタルリスク管理が順調増。自治体DXも好伸して大幅増収に。通期最高業績を計画。 記:2024/02/06
7803 東証グロース
349
5/17 15:00
+3(0.87%)
時価総額 25,959百万円
ゲームコンテンツ制作会社。トレーディングカードゲームやオンラインゲームの開発に加え、新日本プロレスやスターダムによるスポーツ興行も展開。エンターテイメント事業の伸び悩みもあり、24.6期中間期は足踏み。 記:2024/03/31
8914 東証スタンダード
2,878
5/17 15:00
+43(1.52%)
時価総額 37,244百万円
土地・空室を調達し、レンタル収納空間として運用・販売。土地権利整備は縮小の意向。24.12期は構造改革が完了したストレージの出店加速を想定。利益率改善も進めて連続営業最高益を目指す。配当性向は30%目安。 記:2024/04/12
9629 東証プライム
1,955
5/17 15:00
+28(1.45%)
時価総額 45,160百万円
独立系ソフト会社。会計・販売管理などの業務系パッケージソフトを展開。売り切り型からサブスク型への転換を推進。製品、クラウドサービスは売上好調。24.3期2Q累計は2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/16