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豪ドル週間見通し:弱含みか、豪準備銀行理事会に注目

2019/8/3 14:37 FISCO
*14:37JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、豪準備銀行理事会に注目 下落、米トランプ政権の対中追加関税発表で売り広がる 先週の豪ドル・円は下落。4-6月期消費者物価指数が予想を上回る伸びとなり、一時豪ドル買いが優勢となった。しかし、米中貿易協議は特に進展なく終わり、米トランプ政権が対中関税第4弾の発動計画(9月から残り3000億ドルの中国輸入品に10%追加関税)を発表したことを受けて、豪ドル売り・円買いが広がった。取引レンジ:72円22銭-75円20銭。 ■弱含みか、豪準備銀行理事会に注目 今週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)の理事会が注目される。政策金利(1.00%)は据え置き予想だが、声明やロウ総裁の会見では雇用情勢やインフレ動向をにらんで追加利下げの必要性について言及するとみられ、豪ドル売りになる可能性がある。 ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント ・6日:6月貿易収支(5月:+57.45億豪ドル) ・6日:豪準備銀行が政策金利発表(1.00%に据え置き予想) ・9日:豪準備銀行が四半期金融政策報告発表 予想レンジ:71円00銭-74円00銭 《FA》