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後場に注目すべき3つのポイント~朝方の売り一巡後に底堅さ意識

2019/8/1 12:56 FISCO
*12:56JST 後場に注目すべき3つのポイント~朝方の売り一巡後に底堅さ意識 1日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小反発、朝方の売り一巡後に底堅さ意識 ・ドル・円は伸び悩み、米FOMC受けた月初の買いは一服 ・値上がり寄与トップは、TDK<6762>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は小反発、朝方の売り一巡後に底堅さ意識 日経平均は小反発。4.32円高の21525.85円(出来高概算6億5342万株)で前場の取引を終えた。前日の米国株式市場では、注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大方の予想通り政策金利が引き下げられ、今回の利下げは下方リスクに対する保険であるとのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による発言を受けて、追加利下げ観測後退で主要3指数は揃って1%を超える下落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円安の21370円となり、日経平均がその水準にサヤ寄せする格好から東京市場には朝方から大きく売りが先行した。日経平均は先物主導によるインデックス売買に振らされる格好でギャップダウンスタートとなったが、朝方の売り一巡後は急速に下げ幅を縮小。また、決算を受けた東証1部の主力級銘柄への物色が盛んとなったほか、為替相場においても一時1ドル=109円30銭台までの円安進行を背景に日経平均は前場中ごろにプラスへと転じた。 セクターでは、証券・商品先物取引業が4%高になったほか、銀行業、その他製品、輸送用機器などが上昇した一方で、電気・ガス業や倉庫・運輸関連、化学などは軟調。売買代金上位銘柄では、前日に売られた任天堂<7974>が3%高となり、決算の好感されたところで村田製作所<6981>やTDK<6762>などの電子部品関連、海外向け事業が好調で通期予想を上方修正した武田薬<4502>などに関心が向かった。そのほか、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、野村<8604>、NEC<6701>、デンソー<6902>などが買われた。一方で、花王<4452>のほか、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>、コーセー<4922>などはさえない。 前日の東京市場では、日経平均採用銘柄における千代田化工建設<6366>の除外・バンナムHD<7832>採用に伴う約1200億円規模の日経平均その他構成銘柄への需給面の売りが出たこともあり、先物に対する断続的な売り注文も観測されていた。本日は、このインデックスイベントを通過したほか、円安進行などもきっかけに海外短期筋による指数先物への買い戻しが意識されている。オプション市場でも、日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が急速に低下しており、朝方の16.32ptから前引けには15.29ptまで落ち着いている。これも、前日に買われたプット・オプションを一気に手仕舞う動きが強まったとみられる。 週末にかけては、米国では雇用統計やISM製造業景況指数などのほか、ユーロ圏や英国でも製造業PMIなどといった重要経済指標の発表が相次ぐことからも、東京市場としても積極的に上値を追いにくい地合いとなりそうだ。一方で、日経平均に対していったんは売り一巡後の底堅さが意識されたタイミングになっており、後場にかけても好業績銘柄に対して関心は向かいやすいだろう。また、同セクター内の銘柄の好業績を受けた、決算発表前の先回り物色なども目立っており、なかでも村田製やTDKの決算を受けた太陽誘電<6976>などの外資系証券による空売りポジションの積み上がっている電子部品株の動向には引き続き注目が集まろう。 ■ドル・円は伸び悩み、米FOMC受けた月初の買いは一服 1日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げの長期は回避されるとの見方から月初の買いで109円前半に浮揚したが、ドル買いは一服した。 ドル・円は朝方から108円70銭付近で寄り付き後、前日の米FRBの政策決定を受け利下げ長期化しないとの観測で予想外に買いが強まり、109円30銭まで強含んだ。ただ、国内勢とみられる月初の買いはその後一服し、ドルは失速。 ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いで推移しており、前場にプラス圏へ浮上した日経平均株価は再びマイナス圏に軟化するとの警戒感からやや円買いに振れやすい。一方で、米株式先物は堅調地合いで、米株にらみのドル買いは継続しよう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円71銭から109円32銭、ユーロ・円は120円39銭から120円71銭、ユーロ・ドルは1.1034ドルから1.1082ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・省電舎ホールディングス<1711>やヤマト<1967>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは、TDK<6762>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・中・7月財新製造業PMI:49.9(予想:49.5、6月:49.4) <国内> ・14:00 雨宮日銀副総裁会見 <海外> ・特になし 《YN》
関連銘柄 20件
1711 東証スタンダード
558
4/25 15:00
+20(3.72%)
時価総額 4,873百万円
企業の省エネ化を支援するソリューションビジネスを展開。リノベーション、リノベーション後の物件販売等も。株主優待制度導入。省エネルギー関連事業は増収。販管費の減少等で、24.3期3Qは営業黒字転換。 記:2024/03/30
1967 東証スタンダード
992
4/25 15:00
-11(-1.1%)
時価総額 26,713百万円
設備工事会社。関東を営業エリアに、空調や衛生、建築、土木、電気、通信、水処理、冷凍・冷蔵等の工事の設計や施工、保守を行う。空調工事や衛生工事に強み。今期3Q累計は建設工事が増加も、建設資材の高騰等が影響。 記:2024/04/05
4452 東証プライム
6,407
4/25 15:00
+10(0.16%)
時価総額 3,043,325百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4502 東証プライム
4,090
4/25 15:00
-45(-1.09%)
時価総額 6,471,505百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
4911 東証プライム
4,217
4/25 15:00
-50(-1.17%)
時価総額 1,686,800百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
4922 東証プライム
8,052
4/25 15:00
+71(0.89%)
時価総額 487,895百万円
化粧品国内大手。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリーク、ファシオなど有力ブランド多数。高級スキンケアに定評。新商品の寄与等でタルトの売上は過去最高。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
6366 東証スタンダード
432
4/25 15:00
-11(-2.48%)
時価総額 112,460百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG、石油、医薬、環境関連のプラント建設や社会インフラ設計などを展開。LNGプラントで競争力を発揮。トヨタと大規模水電解システムを開発。遂行中案件進捗し3Q累計は増収増益。 記:2024/02/22
6701 東証プライム
10,750
4/25 15:00
-270(-2.45%)
時価総額 2,933,138百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6758 東証プライム
12,760
4/25 15:00
-80(-0.62%)
時価総額 16,091,406百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6762 東証プライム
7,216
4/25 15:00
-141(-1.92%)
時価総額 2,805,379百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6902 東証プライム
2,786.5
4/25 15:00
-54.5(-1.92%)
時価総額 8,782,435百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6976 東証プライム
3,597
4/25 15:00
-15(-0.42%)
時価総額 468,394百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
6981 東証プライム
2,822
4/25 15:00
-27.5(-0.97%)
時価総額 5,721,444百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
2,938.5
4/25 15:00
+11(0.38%)
時価総額 1,957,041百万円
玩具・模型やゲームが主力。アミューズメント施設運営も。IP活用に強み。24.3期3Q累計は新作オンラインゲームが低調で評価損計上。ゲーム開発の見直しに伴う処分損も響く。4Qに東映アニメ株売却特益を計上へ。 記:2024/02/15
7974 東証プライム
7,406
4/25 15:00
-104(-1.38%)
時価総額 9,618,098百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
1,551.5
4/25 15:00
-18.5(-1.18%)
時価総額 20,607,015百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
2,998
4/25 15:00
-47(-1.54%)
時価総額 7,612,672百万円
3メガ銀の一角。傘下に銀行、信託、証券など。連結総自己資本比率は15.97%。配当性向40%は目安。特定取引収益は伸び悩むが、貸出金利息は伸長。役務取引等収益なども増加。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/03/30
8604 東証プライム
900.2
4/25 15:00
-21.2(-2.3%)
時価総額 2,910,853百万円
総合証券で国内最大。傘下に資産運用会社や信託銀行など。配当性向は40%以上目安。ホールセール部門は増収。インベストメント・バンキング等が貢献。営業部門は相場環境が追い風。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/10
9983 東証プライム
41,540
4/25 15:00
-1,540(-3.57%)
時価総額 13,218,900百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,603
4/25 15:00
-152(-1.96%)
時価総額 13,099,619百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10