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ディフェンシブや中小型株によりシフトか【クロージング】

2018/12/7 16:08 FISCO
*16:08JST ディフェンシブや中小型株によりシフトか【クロージング】 7日の日経平均は4日ぶり反発。177.06円高の21678.68円(出来高概算13億7000万株)で取引を終えた。6日の米国市場はNYダウが一時800ドル近く下げ幅を拡大させる局面をみせた後に、引けにかけて79ドル安まで下げ幅を縮めた流れの中、日経平均は前日の大幅下落に対する自律反発が先行した。ただし、華為技術(ファーウェイ)幹部の逮捕を受けて、米中貿易交渉への影響が長期化するとの見方もあり、寄り付き直後に21734.94円まで上昇した後は、こう着感の強い相場展開が続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり値下がり数が拮抗。セクターでは小売が2%を超える上昇となったほか、サービス、陸運、その他製品、電力ガス、精密機器、空運、食料品が堅調。一方で、石油石炭、鉱業、非鉄金属、繊維、鉄鋼、パルプ紙が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ユニファミマ<8028>、リクルートHD<6098>がけん引。一方で、ソフトバンクG<9984>、大日住薬<4506>、武田薬<4502>、TDK<6762>、東エレク<8035>が重石となった。 米国ではナスダックが上昇していたこともありハイテク株の自律反発が期待されたが、結局は内需系寄りのディフェンシブ物色が中心であった。また、ソフトバンクGが相次ぐネガティブ報道等から弱含みの値動きが続いていたこともセンチメントに影響していたとみられる。日経平均、TOPIXが上昇する一方で、JASDAQ平均、マザーズ指数は小幅に下落している。外部環境が不透明な中で機関投資家の売買が膨らみづらいなかで、個人のセンチメントも低下してくるようだと、より模様眺めムードが高まりやすいだろう。 来週末には波乱のSQが警戒されやすい状況ではあるが、これまで売り圧力とされている海外ヘッジファンドの売りは限られるとみられる。海外勢は米感謝祭後から次第にクリスマス休暇に入ることもあり、概ね先週までの段階で売りは一巡しているだろう。ファンドの売りが一巡することから、次第に底堅さが意識されてくる可能性はある。 英国では議会下院が11日、ブレグジット合意について議決する。下院が承認しなければ、合意は実施されないため、「合意なき離脱」による市場の混乱が警戒されやすい。しかし、欧州連合(EU)は13、14日に開く首脳会議を「英国危機」への対応を協議する場に変える構えであり、離脱延期の提案等の動きが出てくるようだと落ち着きを取り戻そう。 とはいえ、インデックスイベントや米中貿易摩擦への警戒、英国のブレグジット問題等から積極的には動けず、ディフェンシブ系のほか中小型株に向かいやすいだろう。 《AK》
関連銘柄 8件
4502 東証プライム
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時価総額 6,608,756百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4506 東証プライム
616
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住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
10,255
11/25 15:30
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時価総額 16,919,130百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6762 東証プライム
1,898
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時価総額 3,689,446百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
2,287
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コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
23,135
11/25 15:30
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時価総額 10,911,229百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
50,730
11/25 15:30
+1,710(3.49%)
時価総額 16,143,351百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,874
11/25 15:30
+288(3.35%)
時価総額 13,044,736百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17