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後場に注目すべき3つのポイント~好決算が相次ぎ下げ過ぎ訂正

2018/10/31 12:38 FISCO
*12:38JST 後場に注目すべき3つのポイント~好決算が相次ぎ下げ過ぎ訂正 31日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅続伸、好決算が相次ぎ下げ過ぎ訂正 ・ドル・円は小じっかり、日銀の政策決定を見極め ・値上がり寄与トップは、ソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は大幅続伸、好決算が相次ぎ下げ過ぎ訂正 日経平均は大幅続伸。332.71円高の21790.00円(出来高概算7億7000万株)で前場の取引を終えている。 30日の米株式市場でNYダウは3日ぶりに反発し、431ドル高となった。トランプ大統領が中国との貿易協定締結への自信を示したことが伝わり、米中貿易摩擦への懸念が和らいだ。為替市場では米10月消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことを受けて、円相場が1ドル=113円台まで下落しており、本日の日経平均も米株高や円安を好感して112円高からスタートした。好決算となったソニー<6758>やホンダ<7267>、アドバンテス<6857>などが大きく買われ、日経平均は寄り付き後も上げ幅を広げる展開となり、前引けにかけて21815.37円(358.08円高)まで上昇する場面があった。 個別では、前述のソニーやホンダを中心に、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、東エレク<8035>、ファナック<6954>など売買代金上位は全般堅調。ただ、ファーストリテ<9983>は小幅高にとどまった。通期業績予想を大幅に上方修正したアドバンテスは12%超高、好決算とともに自社株買い実施を発表したローム<6963>は6%超高と急伸した。ファンケル<4921>も11%超高と上げが目立つ。また、MARUWA<5344>やソフトブレーン<4779>、デジアーツ<2326>はストップ高水準で前場を折り返した。一方、売買代金上位では任天堂<7974>、キヤノン<7751>が逆行安。任天堂の上期決算は大幅増益となったが、市場予想に届かなかった。高炉休止の影響で業績予想を下方修正したJFE<5411>は7%安と急落。また、KIMOTO<7908>、千代化建<6366>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、精密機器、電気機器、輸送用機器などが上昇率上位。半面、鉄鋼、電気・ガス業、倉庫・運輸関連業が下落率上位だった。 日経平均は前日とあわせ600円を超える上昇となっており、強いリバウンドを見せている。外部環境の不透明感を背景に10月2日高値24448.07円(取引時間中)から26日安値20971.93円(同)まで急ピッチの調整を強いられたが、予想PERが12倍程度、騰落レシオが70%程度まで低下し、下げ過ぎを意識する向きもあった。前日の東証空売り比率は49.9%と高水準で推移しており、買い戻しが進む余地はなお大きいだろう。需給要因とは別に、先日の信越化<4063>に続いてソニーやホンダなど市場予想を上回る決算が相次いでいることも明るい材料となる。アドバンテスのサプライズ決算を受けて、半導体関連株は買い戻しの動きが続いている。 このまま本格的なリバウンドに転じることに期待したいところだが、米国では1日にアップル決算発表、2日に10月雇用統計発表、6日に中間選挙と週後半から重要イベントが相次ぐ。引き続き相場全体の地合い急変には注意しておきたい。 ■ドル・円は小じっかり、日銀の政策決定を見極め 31日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。前日海外市場のドル高の流れが続き、113円30銭台まで上昇。その後は日銀の政策決定を見極めるムードが広がった。 ドル・円は前日の海外市場で、米10年債利回りや米国株の上昇で3週間ぶりに113円台を回復。本日アジア市場でも、ドルは実需筋を中心に買いを集め、113円30銭台まで強含んだ。その後は10月9日高値の113円39銭が意識され、上昇は一服。 ランチタイムの日経平均先物は大幅高となり、日本株高継続を見込んだ円売りに振れやすい。一方、日銀金融政策決定会合で、緩和的な金融政策の維持を確認できれば、午後以降も円売り基調が続きそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円02銭から113円32銭、ユーロ・円は128円24銭から128円54銭、ユーロ・ドルは1.1342ドルから1.1350ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・日本テクノ・ラボ<3849>やスミダコーポレーション<6817>など、11銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは、ソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・9月鉱工業生産速報値:前月比-1.1%(予想:-0.3%、8月:+0.2%) ・豪・7-9月期消費者物価指数:前年比+1.9%(予想:+1.9%、4-6月期:+2.1%) ・中・10月製造業PMI:50.2(予想:50.6、9月:50.8) ・中・10月非製造業PMI:53.9(予想:54.9、9月:54.9) <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日)、日銀経済・物価情勢の展望 ・15:30 黒田日銀総裁会見 <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 21件
2326 東証プライム
4,930
9/30 15:00
-100(-1.99%)
時価総額 69,676百万円
情報セキュリティ企業。Webセキュリティ製品「i-FILTER」、メールセキュリティ製品「m-FILTER」、IRMソリューション「FinalCode」が主力製品。中計では27.3期売上高150億円目標。 記:2024/08/23
711
9/30 0:00
±0(0%)
時価総額 1,231百万円
産業用インクジェット・プリンタ用制御ソフトウェア、可搬型記憶媒体システム、セキュリティプリントシステム等の開発、販売、保守等を手掛ける。セキュリティプリントシステムは地方自治体への営業活動を積極化。 記:2024/06/07
4063 東証プライム
5,977
9/30 15:00
-366(-5.77%)
時価総額 12,098,183百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4779 東証1部
868
1/18 15:00
±0(0%)
時価総額 26,869百万円
営業支援・顧客管理ソフト大手。営業支援システム「eセールスマネージャー」が主力。累計導入企業数は5000社超。Webセミナー等で集客強化を図る。助成金収入計上。20.12期2Qはシステム開発事業が好調。 記:2020/09/11
4921 東証プライム
2,792
9/30 15:00
+2.5(0.09%)
時価総額 363,946百万円
ファンケル化粧品、アテニア化粧品が柱の化粧品メーカー。サプリメントなど栄養補助食品関連事業等も手掛ける。機能性表示食品市場でトップクラスのシェア。ファンケルメンバーズアプリの登録者数は100万人超。 記:2024/05/02
5344 東証プライム
41,950
9/30 15:00
-1,000(-2.33%)
時価総額 519,005百万円
エレクトロニクス用及び産業用セラミックス、電子部品の製造・販売等を行う。セラミック基板の高熱伝導基板で世界トップシェア。照明機器事業も。車載関連事業はハイブリッド、プラグインハイブリッド向けで拡大見込む。 記:2024/06/07
5411 東証プライム
1,918.5
9/30 15:00
-34(-1.74%)
時価総額 1,178,799百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
6366 東証スタンダード
296
9/30 15:00
-11(-3.58%)
時価総額 77,056百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG受入基地建設で国内トップシェア。三菱商事が筆頭株主。世界中でプラント建設実績。水素サプライチェーンの構築等も。主要案件のインドネシア銅製錬は2024年に完工予定。 記:2024/06/29
6758 東証プライム
2,777.5
9/30 15:00
-83.5(-2.92%)
時価総額 17,340,205百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6817 東証プライム
916
9/30 15:00
-21(-2.24%)
時価総額 29,444百万円
コイル専業メーカー。パワーインダクタ、LFアンテナ用コイル、キセノンイグナイターなどが主要製品。車載・xEV関連向け売上比率が高い。配当性向30%以上目安。中計では26.12期売上高1900億円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
6,741
9/30 15:00
-468(-6.49%)
時価総額 5,164,745百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,190
9/30 15:00
-251(-5.65%)
時価総額 4,230,002百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6963 東証プライム
1,606
9/30 15:00
-58.5(-3.51%)
時価総額 661,672百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30
7203 東証プライム
2,542.5
9/30 15:00
-209(-7.6%)
時価総額 41,480,854百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,507.5
9/30 15:00
-114(-7.03%)
時価総額 8,192,185百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7751 東証プライム
4,703
9/30 15:00
-273(-5.49%)
時価総額 6,272,687百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
7908 東証スタンダード
233
9/30 15:00
-10(-4.12%)
時価総額 12,762百万円
ハードコートフィルムや導電性フィルム、光制御フィルムなど機能性フィルム製品の開発・製造を行う。建設・土木業界向けサービス等のデジタルツイン事業も。自社製AR、BIM自動化、点群自動化の開発などを進める。 記:2024/07/28
7974 東証プライム
7,636
9/30 15:00
-412(-5.12%)
時価総額 9,916,797百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
25,290
9/30 15:00
-2,185(-7.95%)
時価総額 11,927,599百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
47,420
9/30 15:00
-1,690(-3.44%)
時価総額 15,090,040百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,427
9/30 15:00
-666(-7.32%)
時価総額 14,519,333百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17