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前場に注目すべき3つのポイント~ボトムを探る展開だが、いったんは落ち着きがみられやすい水準

2018/10/29 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~ボトムを探る展開だが、いったんは落ち着きがみられやすい水準 29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ボトムを探る展開だが、いったんは落ち着きがみられやすい水準 ■前場の注目材料:信越化、2Q営業利益33.9%増、コンセンサス上回る ■オリックス、大京買収、770億円、大規模プロに意欲 ■ボトムを探る展開だが、いったんは落ち着きがみられやすい水準 29日の日本株市場は、引き続き不安定な相場展開が続きそうである。26日の米国市場は、アマゾンやアルファベット(グーグル)の決算で成長減速が示されたことで、米企業業績への先行き懸念が強まり、ハイテク株を中心に下落する展開だった。ただし、アマゾンやアルファベットの決算については時間外で織り込まれている状況。7-9月期GDP速報値が堅調な内容となったことから、株式相場の下落に伴い米経済も失速するとの見方は行き過ぎとの見方もされていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の21250円。円相場は1ドル111円80銭台で推移している。 引き続きボトムを探る展開となろうが、日経平均は足元で24000円までの上昇分を倍返しで下げてきており、いったんは落ち着きがみられやすい水準であろう。売り方の買い戻しも入りやすい水準でもある。とはいえ、足元の急落局面で需給状況は悪化しており、戻り待ちの売り圧力は相当強いと考えられる。決算が本格化する中で商いは膨らみづらく、インデックスに絡んだ売買に振らされやすい状況は続きそうである。また、トランプ大統領は27日、貿易問題で日本が市場を開放しない場合は日本車に20%の関税をかけると警告したと報じられている。貿易紛争が日本に波及する格好となり、自動車やハイテク株への物色を遠ざける一因になりそうだ。 物色は決算を手掛かりとした個別対応なろう。先週末に発表したところでは、信越化<4063>、リコー<7752>、日光電<6849>、日新電<6641>、Vコマース<2491>、幸楽苑HD<7554>、東映アニメ<4816>辺りが注目される。また、今週は29日にはファナック<6954>、30日にはソニー<6758>、31日には村田製作所<6981>、11月1日にはキーエンス<6861>などが予定されている。決算を受けた乱高下が日経平均など指数への振れにもつながることが意識されそうだ。買い方不在の需給状況の中では企業の自社株買いや増配等、企業自身による割安是正の動きが待たれるところであり、主力企業の決算において、企業の姿勢も注目されることになる。 ■信越化、2Q営業利益33.9%増、コンセンサス上回る 信越化<4063>は26日、第2四半期(4-9月)決算を発表。売上高は前年同期比13.9%増 の7917.01億円、営業利益は同33.9%増の2092.40憶円だった。通期計画に対する進捗 率は53.6%と順調な着地に。また、コンセンサス(198億円程度)を上回っている。各 セグメントともに順調であり、特に米国シンテック社を中心とする塩ビ、化成品、半 導体シリコン事業が大きく伸長した。合わせて中間配当および期末配当を増額修正し ている。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経225先物は上昇(21250、大阪比+20) ・米原油先物は上昇(67.59、+0.26) ・VIX指数は低下(24.16、-0.06) ・米長期金利は低下 ・補正予算への期待 ・日銀のETF購入 ・好調な企業業績 ・NTT<9432>初の首位、第14回企業力ランキング、通信躍進、トップ10に3社 ・オリックス<8591>大京<8840>買収、770億円、大規模プロに意欲 ・パイオニア<6773>ファンドとの正式契約延期 ・DeNA<2432>タクシー業者に端末配布、決済機能など搭載 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 16件
2432 東証プライム
1,768.5
10/1 15:00
-14.5(-0.81%)
時価総額 230,278百万円
ゲームの自社開発・運営、協業タイトル等を手掛けるゲーム事業、「Pococha」等のライブストリーミング事業が柱。横浜DeNAベイスターズを傘下に持つ。ライブストリーミング、スポーツ事業等で成長投資行う。 記:2024/08/02
2491 東証プライム
1,139
10/1 15:00
+18(1.61%)
時価総額 39,262百万円
アフィリエイト広告等のマーケティングソリューションズ事業、ECモール向けクリック課金型広告等のECソリューションズ事業が柱。宿泊予約システム等も。新規事業領域、トラベルテック領域への投資加速を図る。 記:2024/05/16
4063 東証プライム
6,152
10/1 15:00
+175(2.93%)
時価総額 12,452,405百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4816 東証スタンダード
3,050
10/1 15:00
+25(0.83%)
時価総額 640,500百万円
東映系アニメ製作会社。1956年創立。ワンピースやプリキュアなどの映像製作、キャラクター版権ビジネスが柱。商品販売事業、キャラクターショー等も。主力作品の安定収益確保を図る。海外事業にも引き続き注力。 記:2024/06/15
6641 東証プライム
1,696
4/26 15:00
-1(-0.06%)
時価総額 182,883百万円
電力機器メーカー。半導体・液晶製造装置や太陽光発電機器も。収益4Q偏重傾向。親会社の住友電気工業が完全子会社化に向けて行ったTOBが成立。同社株は4月27日付で上場廃止に。23.3期3Q累計は営業益続伸。 記:2023/04/12
6758 東証プライム
2,834
10/1 15:00
+56.5(2.03%)
時価総額 17,692,940百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6773 東証1部
65
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 125,017百万円
カーナビ等カーエレクトロニクス事業が主力。家電AV機器事業から撤退。車載関連ビジネスの成長等に注力。地図事業を強化。香港投資ファンドの完全子会社化により、同社株は上場廃止予定。19.3期2Qは業績苦戦。 記:2019/01/21
6849 東証プライム
2,142.5
10/1 15:00
+15.5(0.73%)
時価総額 378,070百万円
医用電子機器メーカー。国内で唯一AEDを製造。脳波計、生体情報モニタなどで国内トップシェア。医療機器の設置工事、保守サービス等も。総還元性向35%以上目安。製品競争力の強化、北米事業の成長等に注力。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
69,400
10/1 15:00
+1,040(1.52%)
時価総額 16,878,635百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,186
10/1 15:00
-4(-0.1%)
時価総額 4,225,964百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,892.5
10/1 15:00
+86(3.06%)
時価総額 5,864,379百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7554 東証プライム
1,265
10/1 15:00
+34(2.76%)
時価総額 21,220百万円
らーめん店「幸楽苑」を国内外でチェーン展開。1954年創業。福島県郡山市に本社。焼肉ライクのFC展開等も。幸楽苑の店舗数は340店舗超。不採算店舗の閉店実施。ロードサイド店舗の営業時間延長に取り組む。 記:2024/09/03
7752 東証プライム
1,601.5
10/1 15:00
+59(3.82%)
時価総額 1,020,905百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18
8591 東証プライム
3,363
10/1 15:00
+45(1.36%)
時価総額 4,231,586百万円
大手金融サービス。自動車やICT関連機器等のリース・レンタル、不動産開発・賃貸管理、企業投資、環境エネルギー、生命保険、銀行など多角的に事業展開。輸送機器、不動産運営、コンセッションは回復傾向続く。 記:2024/07/07
8840 東証1部
2,963
1/21 15:00
±0(0%)
時価総額 249,941百万円
マンション分譲大手。ライオンズマンションを展開。不動産管理や不動産流通等のストック事業も手掛ける。オリックスがTOB実施。成立なら同社株は上場廃止。不動産開発事業は苦戦。19.3期2Qは業績低調。 記:2018/11/28
9432 東証プライム
147.4
10/1 15:00
+0.6(0.41%)
時価総額 13,347,116百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14