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後場に注目すべき3つのポイント~急ピッチの調整で短期的に反発も

2018/10/16 12:38 FISCO
*12:38JST 後場に注目すべき3つのポイント~急ピッチの調整で短期的に反発も 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、急ピッチの調整で短期的に反発も ・ドル・円は小じっかり、日本株高でやや円売り基調 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は反発、急ピッチの調整で短期的に反発も 日経平均は反発。136.24円高の22407.54円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えている。 15日の米株式市場はハイテク株を中心に軟調な展開となり、NYダウは89ドル安と反落した。サウジアラビア政府によって著名記者が殺害されたとの疑惑が広がるなか、トランプ大統領はこの疑惑が事実であれば制裁を科す考えを示唆し、地政学リスクへの警戒感が強まった。円相場は米9月小売売上高の予想下振れなどを受けて一時1ドル=111.60円台まで上昇。しかし、日経平均は前日に400円を超える下落となったため、本日は自律反発に期待した買いが先行して26円高からスタートした。寄り付き後はマイナスに転じる場面もあったが、円相場の弱含みやアジア株の上昇が支援材料となり、前引けにかけて一時22464.96円(193.66円高)まで上昇した。 個別では、ソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>が2%超高と反発し、2銘柄で日経平均を約74円押し上げた。連結子会社のNTT都市<8933>に対し株式公開買付け(TOB)を実施すると発表したNTT<9432>は3%超高。原油先物相場の上昇や一部証券会社のレーティング付与観測を受けて国際帝石<1605>は4%近く上昇した。その他売買代金上位では三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>などが堅調で、任天堂<7974>は小高い。また、大幅続伸のSKジャパン<7608>や好決算の日置電<6866>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、資生堂<4911>やSUMCO<3436>、ユニファミマ<8028>の軟調ぶりが目立つ。キーエンス<6861>や東エレク<8035>もさえない。セクターでは、鉱業、石油・石炭製品、不動産業などが上昇率上位。半面、精密機器、サービス業、小売業が下落率上位だった。 日経平均は前日の下げ幅が大きかったうえ、9月安値(22172.90円、取引時間中)近辺まで急ピッチで調整が進んだこともあり、短期的な反発に期待した買いが入りやすいところだろう。ドル・円が112円割れ水準で下げ渋っていること、中国を中心としたアジア株の上昇も支援材料となる。前日には空売り比率(東証)が48.1%まで上昇しており、売り方の買い戻しを誘い後場の日経平均は引き続き堅調に推移しそうだ。 ただ、前場の日経平均は200日移動平均線の位置する22500円手前で伸び悩んだ。今月下旬から7-9月期決算発表が本格化するが、安川電<6506>の業績下方修正も記憶に新しく、輸出企業を中心に新規の買いは手控えられる可能性がある。また、内需系の企業でも、本日発表予定の9月訪日外客数が前年同月比マイナスに転じるとの見方が出てきており、警戒ムードが強まっているようだ。東証1部上昇率上位の顔ぶれを見ると、個人投資家の物色は外部環境の影響を受けにくい、好業績の中小型株に集中しやすくなっているとみられる。 ■ドル・円は小じっかり、日本株高でやや円売り基調 16日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。日本株や中国株の上昇を背景に円売り基調に振れており、ドルは112円台を回復した。 ドル・円は111円後半で寄り付いたが、10時半に発表された中国の9月消費者物価指数などインフレ指標が底堅い内容となり、上海総合指数はプラス圏に上昇。日経平均株価も上げ幅を拡大し、円は一段安となった。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続き、日経平均株価は後場もプラス圏推移が見込まれる。また、上海総合指数も上昇基調が続く見通しで、株高を意識した円売りを支援しているもよう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円73銭から112円04銭、ユーロ・円は129円38銭から129円77銭、ユーロ・ドルは1.1571ドルから1.1592ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・鉄人化計画<2404>やシンバイオ製薬<4582>など、6銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・豪準備銀定例会合・議事要旨 「直近の豪ドルの下落は豪経済の支援になっている」 「金利の据え置きは安定と信頼の源との認識で一致」 「短期的に政策金利を変更する強い根拠はない」 「次の金融政策変更は恐らく利上げ」 ・麻生財務相 「日米間で為替問題に関する議論が行われている事実はない」 【経済指標】 ・NZ・7-9月期消費者物価指数:前年比+1.9%(予想:+1.7%、4-6月期:+1.5%) ・中・9月消費者物価指数:前年比+2.5%(予想:+2.5%、8月:+2.3%) ・中・9月生産者物価指数:前年比+3.6%(予想:+3.6%、8月:+4.1%) <国内> ・12:35 5年国債入札の結果発表 <海外> ・特になし 《HH》
関連銘柄 20件
1605 東証プライム
2,173
10/8 15:00
+7.5(0.35%)
時価総額 3,013,227百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
2404 東証スタンダード
437
10/8 15:00
-2(-0.46%)
時価総額 5,964百万円
「カラオケの鉄人」を展開するカラオケルーム運営事業が主力。「直久」ブランドのラーメン店、美容サロン店、メディア・コンテンツ企画等も。飲食事業の客数は回復傾向。美容事業は積極出店などで収益拡大図る。 記:2024/06/04
3436 東証プライム
1,603.5
10/8 15:00
-65.5(-3.92%)
時価総額 561,506百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4582 東証グロース
248
10/8 15:00
-4(-1.59%)
時価総額 11,381百万円
がん、血液、ウイルス感染症分野がターゲットのバイオベンチャー。抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」が主力。トレアキシンの処方患者数は3.7万人超。アデノウイルス感染症など抗ウイルス薬BCVのグローバル開発推進。 記:2024/08/19
4911 東証プライム
3,604
10/8 15:00
-232(-6.05%)
時価総額 1,441,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6506 東証プライム
4,723
10/8 15:00
-270(-5.41%)
時価総額 1,259,577百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6758 東証プライム
2,810.5
10/8 15:00
-70(-2.43%)
時価総額 17,546,227百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,630
10/8 15:00
-1,770(-2.55%)
時価総額 16,448,157百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6866 東証プライム
8,320
10/8 15:00
+30(0.36%)
時価総額 116,680百万円
電気計測器メーカー。1935年創業。長野県上田市に本社。電子測定器の売上比率が高い。現場測定器、記録装置、自動試験装置等も手掛ける。海外売上比率は6割超。製品価格の見直しなどで収益性の改善を図る。 記:2024/08/06
7203 東証プライム
2,568
10/8 15:00
-77.5(-2.93%)
時価総額 41,896,887百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7608 東証スタンダード
736
10/8 15:00
-3(-0.41%)
時価総額 6,249百万円
ゲームセンターの景品向けキャラクター商品の企画・開発等を行う。忠犬もちしば、うさかめ兄弟などオリジナルキャラクターに強み。キャラクターエンタテインメント事業では⼤⼿取引先向けの別注商品などが順調。 記:2024/05/12
7974 東証プライム
8,038
10/8 15:00
-49(-0.61%)
時価総額 10,438,870百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
25,460
10/8 15:00
-190(-0.74%)
時価総額 12,007,776百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,504
10/8 15:00
-27(-1.76%)
時価総額 19,976,120百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
3,093
10/8 15:00
-114(-3.55%)
時価総額 12,138,577百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
1,675
1/7 15:00
±0(0%)
時価総額 551,276百万円
オフィスビルや商業施設の賃貸と分譲マンションが主力の不動産会社。ホテルやリゾートも手掛ける。NTTによる完全子会社化により、1月に上場廃止予定。19.3期上期はオフィス・商業事業が堅調に推移した。 記:2019/01/05
9432 東証プライム
148.3
10/8 15:00
-1.3(-0.87%)
時価総額 13,428,612百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9983 東証プライム
50,140
10/8 15:00
-310(-0.61%)
時価総額 15,955,601百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,581
10/8 15:00
-164(-1.88%)
時価総額 14,784,668百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17