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新興市場見通し:物色意欲は根強いが不安定な外部環境睨み、IPOは3社

2018/10/13 15:08 FISCO
*15:08JST 新興市場見通し:物色意欲は根強いが不安定な外部環境睨み、IPOは3社 先週の新興市場では、世界的な株安の流れからリスク回避の売りが広がった。日本の3連休中の米ハイテク株安や中国株急落を受けて週初から波乱の出足となったが、10月10日に米国株が金利上昇や通商問題への懸念などから急落すると、翌11日の東京市場では中小型株も含め幅広い銘柄に売りが広がった。ただ、中小型株では週末にかけて押し目買いの動きも出て、12日のマザーズ指数は急反発した。なお、週間の騰落率は、日経平均が-4.6%であったのに対して、マザーズ指数は-3.3%、日経ジャスダック平均は-1.9%だった。 個別では、メルカリ<4385>が週間で7.5%安、MTG<7806>が同6.0%安、ミクシィ<2121>が同2.0%安とマザーズ時価総額上位は全般軟調だった。ただ、サンバイオ<4592>はこうした流れに逆行して同3.6%高となった。売買代金上位ではALBERT <3906>などで利益確定の売りが広がり、直近IPO銘柄のブリッジインターナショナル<7039>やチームスピリット<4397>が週間のマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、アドバンスト・メディア<3773>などは堅調な値動きを見せ、決算が好感されたエヌ・ピー・シー<6255>やロコンド<3558>が上昇率上位となった。ジャスダック主力ではセリア<2782>が同0.8%高となったものの、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同16.1%安と急落した。安川電機<6506>の軟調な決算が売り材料となったようだ。売買代金上位ではやはり直近IPO銘柄のブロードバンドセキュリティ<4398>などが売り優勢となり、応用技術<4356>やエムティジェネックス<9820>が週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。反面、愛光電気<9909>や燦キャピタルマネージメント<2134>が上昇率上位となった。IPOでは3社が新規上場し、イーソル<4420>は初日値付かずの高い人気となった。Delta-Fly Pharma<4598>は公開価格を下回る初値形成となったが、その後ストップ高水準まで買われた。 今週の新興市場では、外部環境睨みの神経質な展開が続きそうだ。先週末のマザーズ指数の急反発や、同日上場したイーソルなどの人気ぶりを見ると、個人投資家の物色意欲の根強さが窺える。しかし、週末の米NYダウは終値で反発こそしたものの、不安定な値動きが続いた。外部環境の落ち着きが確認されるまで腰の入った買いは入りにくく、目先的な物色にとどまりそうだ。 今週は、10月15日にティーケーピー<3479>、串カツ田中ホールディングス<3547>、マネーフォワード<3994>、チームスピリット<4397>、メタップス<6172>、ロゼッタ<6182>、and factory<7035>などが決算発表を予定している。また、16日からは家電・ITの国際見本市「CEATEC JAPAN 2018」が開催される。AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)、フィンテック(金融とITの融合)分野での企業の取り組みが注目されそうだ。 IPO関連では、10月18日にプリントネット<7805>がジャスダックへ、19日にギフト<9279>がマザーズへ、ディ・アイ・システム<4421>がジャスダックへそれぞれ新規上場する。インターネットによる印刷通販を手掛けるプリントネット、ラーメン店運営のギフトは公開規模こそ大きいものの、投資家の関心は高いようだ。システム開発のディ・アイ・システムは公開規模も小さく、初値を飛ばしそうだ。 《FA》
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2121 東証プライム
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「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
2134 東証スタンダード
20
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±0(0%)
時価総額 3,191百万円
不動産ファンド事業や販売用不動産投資事業、オフグリッド蓄電池システム事業、M&Aアドバイザリー事業等を手掛ける。投資事業は損益改善。売上原価や販管費の減少などが寄与し、24.3期3Q累計は損益改善。 記:2024/04/17
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時価総額 255,960百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。店舗数は2000店舗超。売上営業利益率5%以上の維持、戦略的出店によるシェア拡大などに取り組む。 記:2024/04/29
3479 東証グロース
1,485
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+9(0.61%)
時価総額 62,725百万円
貸会議室事業が主力。リゾートホテルやビジネスホテル等のホテル・宿泊研修事業等も手掛ける。運営する貸会議室は230施設超。顧客基盤は3万社超。高いリピート率が強み。貸会議室事業では引き続き新規出店等を推進。 記:2024/06/03
3547 東証スタンダード
1,548
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+18(1.18%)
時価総額 14,550百万円
串カツ専門店を直営・FCで全国展開。冷凍串カツをインターネットでも販売。新業態の「鳥玉」「焼肉くるとん」を育成へ。認知度上昇や価格改定効果で堅調。拠点集約化等でコスト抑制。人件費増や施設費などこなす。 記:2024/08/05
3558 東証グロース
2,029
10/9 15:00
+30(1.5%)
時価総額 23,307百万円
靴・衣料品通販サイト「ロコンド」を運営。靴の品揃えに強み。ECサイト支援サービス、リーボック事業等も手掛ける。ECモールのマガシーク社買収、シナジー効果等で売上拡大に期待。リーボックも堅調。 記:2024/05/18
3773 東証グロース
1,090
10/9 15:00
+24(2.25%)
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AI音声認識エンジン「AmiVoice」を軸に音声認識ソフトウェアの開発・販売を行う。音声認識市場で国内売上トップ。通信キャリア大手などと取引実績。AI音声認識、生成AIに対する研究開発投資を強化。 記:2024/06/15
3906 東証グロース
9,160
12/23 15:00
±0(0%)
時価総額 41,165百万円
AI搭載のビッグデータ自動分析ツールを開発。AIアルゴリズム構築とシステム開発も手掛け、データ分析人材育成も展開。自動車衝突シミュレータのパラメータ最適化AIを開発。一部事業の譲渡もあり3Q累計は純増益。 記:2022/11/24
3994 東証プライム
5,944
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+208(3.63%)
時価総額 319,680百万円
経理・確定申告、人事労務等の「マネーフォワード クラウド」が主力。家計簿アプリや事業用プリペイドカード、企業間請求・決済代行サービスなども。「マネーフォワード クラウド」の課金顧客数は順調に増加。 記:2024/05/16
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1,416
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4385 東証プライム
2,569
10/9 15:00
+59(2.35%)
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国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4397 東証グロース
391
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+3(0.77%)
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4398 東証スタンダード
1,490
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+8(0.54%)
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セキュリティ監査・体制構築支援等のセキュリティ監査・コンサルティング、脆弱性診断、緊急対応支援等の情報漏えいIT対策を手掛ける。GSXが筆頭株主。コンサルティング機能、業種別ソリューションの強化図る。 記:2024/08/13
4420 東証スタンダード
742
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時価総額 15,924百万円
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4421 東証スタンダード
850
10/9 15:00
±0(0%)
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4592 東証グロース
1,110
10/9 15:00
-48(-4.15%)
時価総額 76,178百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
544
10/9 15:00
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時価総額 4,477百万円
抗がん剤開発に特化した研究開発型ベンチャー。徳島県徳島市に本社。パイプラインに抗がん剤候補化合物「DFP-10917」など。提携パートナーに日本ケミファなど。DFP-10917では生存患者の追跡調査継続。 記:2024/09/01
6172 東証グロース
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時価総額 12,165百万円
EC業者向け決済代行やネット広告運用が柱。22.12期は不正アクセス対応費用が利益の重石に。23.12期は営業黒字復帰を計画。今年2月にMBOを表明。TOB価格は1株889円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2023/03/07
6182 東証グロース
909
10/9 15:00
+19(2.13%)
時価総額 9,715百万円
AI自動翻訳などを手掛けるAI事業が主力。業種特化の専門文書の翻訳に強み。プロ翻訳者による業務受託、メタバース事業等も手掛ける。生成AI「Metareal AI」プロジェクトの早期業績寄与を目指す。 記:2024/08/06
6255 東証グロース
924
10/9 15:00
+2(0.22%)
時価総額 20,376百万円
太陽電池製造装置メーカー。各種FA装置や真空断熱パネル封止装置、パネル解体装置や植物工場等の環境関連事業も。米ファーストソーラー社向け消耗品、予備部品等は販売順調。26.8期売上高120億円目指す。 記:2024/06/11
3,145
10/9 15:00
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時価総額 302,911百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6506 東証プライム
4,670
10/9 15:00
-53(-1.12%)
時価総額 1,245,442百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
7035 東証スタンダード
264
10/9 15:00
-6(-2.22%)
時価総額 2,601百万円
マンガアプリ等のAPP事業、宿泊施設「&AND HOSTEL」の運営等を行うRET事業が柱。セプテーニHDと資本業務提携。26.8期売上50億円目標。Pontaマンガ書店サービスの早期収益化等に取り組む。 記:2024/05/12
1,480
10/9 15:00
+9(0.61%)
時価総額 5,516百万円
法人向けインサイドセールス支援を展開。顧客はIT系企業が中心。営業DXコンサルや人材育成支援等も。CRM等受託開発は売上好調。研修事業は売上増。23.12期通期は増収増益。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/04/16
7805 東証スタンダード
620
10/9 15:00
±0(0%)
時価総額 3,385百万円
ネット印刷通信販売事業が主力。鹿児島県鹿児島市に本社。自社工場で実現の印刷品質に強み。業務提携のラクスルが大口得意先。インサイドセールス等で新規顧客の注文は順調。マーケティング強化などに取り組む。 記:2024/07/28
7806 東証グロース
1,538
10/9 15:00
+17(1.12%)
時価総額 61,646百万円
美容・健康機器等を手掛けるファブレスメーカー。ReFa、SIXPADなどのブランドを展開。ファインバブルシャワーヘッド等で国内メーカーシェアトップ。ヘアブラシは顧客ニーズに合わせたラインナップ展開を強化。 記:2024/08/22
9279 東証プライム
3,140
10/9 15:00
+239(8.24%)
時価総額 62,627百万円
横浜家系ラーメン業態「町田商店」、ガッツリ系ラーメン業態「豚山」、油そば業態「元祖油堂」等を展開。プロデュース事業も。直営店は190店舗超。海外はFC、プロデュース店中心。26.10期売上400億円目標。 記:2024/06/09
9820 東証スタンダード
2,489
10/9 13:37
-1(-0.04%)
時価総額 2,688百万円
駐車場・駐輪場の運営・管理等を行う駐車場事業、ビルの原状回復工事や内装工事等を行うリニューアル事業が柱。ビルメンテナンスサービス等も。森トラスト傘下。要員強化で事業領域拡大、グループ外顧客の獲得図る。 記:2024/08/23
9909 JQスタンダード
2,341
12/2 15:00
+1(0.04%)
時価総額 2,065百万円
電気機器や電設資材の卸売を展開。照明器具や家電、住設、電線・電線管など取り扱いアイテム10万以上。増収効果で売上総利益は増加。販管費減少。22.3期2Qは増収増益。MBO成立で同社株は上場廃止予定。 記:2021/11/05