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安川電の決算でセンチメントを見極め【クロージング】

2018/10/10 16:07 FISCO
*16:07JST 安川電の決算でセンチメントを見極め【クロージング】 10日の日経平均は小幅ながら5営業日ぶりに反発。36.65円高の23506.04円(出来高概算13億4000万株)で取引を終えた。前日に東証システム障害による影響が嫌気され大きく下落した自律反発の展開となった。また、朝方発表された8月の機械受注統計で、製造業、非製造業ともに受注が伸びたことなども安心材料につながった。ただし、寄り付き直後につけた23589.38円を高値にその後は弱含みの展開となり、後場寄り付き直後には23373.54円まで売られる局面もみられた。大引けにかけては切り返しをみせており、23500円を回復している。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の過半数を占めている。セクターでは鉱業、水産農林、その他金融、電力ガス、保険、石油石炭、陸運、小売がしっかり。半面、化学、パルプ紙、情報通信、輸送用機器、鉄鋼、電気機器が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ユニファミマ<8028>がけん引する一方で、ソフトバンクG<9984>が5%を超える下落となり、上値の重石となっている。 一時売り込まれる局面もみられたが、全体としては底堅さが意識されており、日経平均は25日線を支持線とした値動きをみせた。今後本格化する決算を前に引け後には安川電<6506>の決算を控えており、市場の期待感は強くないと考えられるが、今後の決算に対するコンセンサスにも繋がるため、これを見極めたいとのムードもあった。また、指数インパクトの大きいソフトバンクGの下げが不安要因となったが、それ以上にテリロジー<3356>がストップ安となったことが個人主体の需給懸念につながった面もあろう。テリロジーは長期的な上昇で過熱感があり、それ故に警戒もされていたが、20%を超える急落によって一気に不安感が他の中小型株に波及した格好となった。 とはいえ、決算評価など個別では堅調な値動きをみせている銘柄も少なくない。超低位株での値幅取りは割り切りスタンスであろうが、決算を手掛かりとした個別対応のほか、好業績ながらも足元の地合い悪化で大きく売り込まれた銘柄などには、自律反発狙いの押し目拾いも意識されてこよう。 《AK》
関連銘柄 5件
3356 東証スタンダード
337
10/27 15:00
+7(2.12%)
時価総額 5,587百万円
海外のハードウェアやソフトウェア製品を輸入販売。社内ネットワークの構築や医療機関向け多言語サービスも事業領域。米Synackとのパートナーシップでセキュリティ領域を拡充。受注拡大し、3Q累計は大幅増収。 記:2022/03/23
6506 東証プライム
4,649
10/10 15:00
-21(-0.45%)
時価総額 1,239,842百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9983 東証プライム
51,360
10/10 15:00
+650(1.28%)
時価総額 16,343,831百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,041
10/10 15:00
+345(3.97%)
時価総額 15,577,227百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17