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後場に注目すべき3つのポイント~目先はイベント待ちなどで買い手控えムード

2018/10/10 12:37 FISCO
*12:37JST 後場に注目すべき3つのポイント~目先はイベント待ちなどで買い手控えムード 10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は5日続落、目先はイベント待ちなどで買い手控えムード ・ドル・円は伸び悩み、日本株の反落に警戒も ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は5日続落、目先はイベント待ちなどで買い手控えムード 日経平均は5日続落。61.65円安の23407.74円(出来高概算6億4000万株)で前場の取引を終えている。 9日の米株式市場はNYダウが56ドル安と反落する一方、ナスダック総合指数が4日ぶりに小幅反発するなど高安まちまちとなった。為替市場では国際通貨基金(IMF)による世界成長見通しの引き下げが嫌気されたほか、トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)の利上げに不満を再表明したこともあり、円相場は1ドル=113円近辺と引き続き強含みで推移している。ただ、日経平均は直近4日の下落幅がおよそ800円に達しており、本日は米ハイテク株の反発などを手掛かりとした買いが先行した。前場の日経平均は上げ幅を3ケタに広げる場面も見られたが、外部環境の不透明感に対する警戒ムードから伸び悩み、前引けにかけてマイナスに転じた。 個別では、ソフトバンクG<9984>が3%を超える下落となり、日経平均を約41円押し下げた。米シェアオフィス大手のウィーワークに追加出資する方向で協議しているなどと報じられたが、25日移動平均線を割り込み手仕舞い売りがかさんだようだ。任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、ソニー<6758>、ファナック<6954>などもさえない。一方、ファーストリテ<9983>が堅調で、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>は小じっかり。ファーストリテは明日予定される通期決算発表を前に強い値動きを見せている。東海カーボ<5301>や良品計画<7453>は4%超高と上げが目立った。また、決算が好感されたネクステージ<3186>やエコス<7520>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、鉱業、水産・農林業、電気・ガス業などが上昇率上位。NY原油先物相場の反発を受けて関連銘柄が買われた。半面、化学、パルプ・紙、鉄鋼が下落率上位だった。 日経平均は前日までの急ピッチの下落で25日移動平均線近くまで調整が進み、朝方は自律反発への期待から買いが先行した。しかし、外部環境の不透明感は依然として残る。トランプ氏はFRBによる利上げを再びけん制したうえ、米国が9月に発動した中国への制裁関税に中国が報復した場合、残り全ての輸入品に追加関税を課すと改めて述べたもよう。米中貿易摩擦の激化に対する懸念がくすぶり、設備投資関連のキーエンスやファナックなどでは手掛けづらさが意識されるだろう。 また、国内では本日の安川電<6506>決算発表、米国では本日の9月卸売物価指数(PPI)発表、明日の9月消費者物価指数(CPI)発表などが予定されており、これらを見極めたいとの思惑から積極的な買いが手控えられているようだ。後場の日経平均は25日移動平均線が位置する23300円後半での攻防が焦点となりそうだが、商いがやや低調となっているため、短期筋の仕掛け的な売買に振らされる可能性もあるだろう。 ■ドル・円は伸び悩み、日本株の反落に警戒も 10日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。日経平均株価はプラス圏で推移していたが、下げに転じたことで小幅円買いに振れ、ドルの重石となった。 ドル・円は、112円90銭台で寄り付いた後、日経平均のプラス圏推移を受けやや円売りに振れ、一時113円08銭まで上昇した。また、上海総合指数のプラス圏推移も、ドルの上昇を支援した。 ただ、日経平均はマイナス圏で前引けた。ランチタイムの日経平均先物は軟調推移が続き、日本株は後場もさえない値動きが予想される。一方、ドル・円は円買いに振れやすいが、112円台は押し目買いが観測され、下値は堅そうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円93銭から113円08銭、ユーロ・円は129円77銭から130円17銭、ユーロ・ドルは1.1485ドルから1.1514ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・ストップ高はなし ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・ウィリアムズNY連銀総裁 「FRBはさらなる漸進的な利上げを行うだろう」 「FRBは金融正常化へのプロセスから正常な政策へと接近」 「労働市場は非常に強く、インフレ圧力が高まる兆候はない」 【経済指標】 ・日・8月機械受注(前月比予想:-3.9%、7月:+11.0%) <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《HH》
関連銘柄 14件
3186 東証プライム
1,513
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+68(4.71%)
時価総額 122,266百万円
大手中古車販売会社。総合店「ネクステージ」に加え、SUV専門店「SUV LAND」や中古輸入車大型専門店「UNIVERSE」などを展開。店舗数は320店舗超。計画出店継続による市場シェア獲得などを図る。 記:2024/07/05
5301 東証プライム
881.8
10/11 15:00
-3.7(-0.42%)
時価総額 198,355百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
6506 東証プライム
4,627
10/11 15:00
-22(-0.47%)
時価総額 1,233,975百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6758 東証プライム
2,815
10/11 15:00
-11(-0.39%)
時価総額 17,574,321百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
68,410
10/11 15:00
-530(-0.77%)
時価総額 16,637,859百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(0.2%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,562
10/11 15:00
-19(-0.74%)
時価総額 41,798,997百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7453 東証プライム
2,710
10/11 15:00
-12.5(-0.46%)
時価総額 760,914百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1240店舗超。国内では生活雑貨中心に新商品を投入。 記:2024/05/17
7520 東証プライム
2,080
10/11 15:00
-1(-0.05%)
時価総額 24,230百万円
食品スーパーマーケットチェーン。関東中心に「エコス」、「たいらや」、「マスダ」等を運営。グループ店舗数は130店舗。手づくりスイーツの導入等で売場の活性化図る。まとめ買い対応商品等の拡充などにも取り組む。 記:2024/05/12
7974 東証プライム
7,878
10/11 15:00
-35(-0.44%)
時価総額 10,231,080百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
1,552
10/11 15:00
+26.5(1.74%)
時価総額 20,613,656百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
3,167
10/11 15:00
+46(1.47%)
時価総額 12,428,993百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(6.09%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17