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前場に注目すべき3つのポイント~金融や自動車、資源関連に注目

2018/10/5 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~金融や自動車、資源関連に注目 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:金融や自動車、資源関連に注目 ■前場の注目材料:ユニファミマ、2Q事業利益予想を上方修正、CVS事業好調 ■トヨタ、ソフトバンクGと提携、自動運転車、移動サービス新会社 ■金融や自動車、資源関連に注目 5日の日本株市場は、米株安の流れを受けて売り優勢の相場展開になりそうだ。4日の米国市場では、NYダウが200ドル超の下落となった。米長期金利が大幅に上昇し、10年債利回りは一時7年ぶりの高水準をつけたことが、利益確定を強める一因となったようである。FANGなどハイテク株は総じて軟調に推移しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下げが重石になりそうだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円安の23755円。円相場は1ドル113円90銭台と前日からは円高に振れて推移している。 もっとも、日本株市場は海外株高を評価するものの日中は弱含みが続き、日経平均は直近2日間で300円弱の下げをみせている。前日には終値で24000円を下回っており、目先的には調整が意識されていたため、驚きはないだろう。25日線(23280円処)辺りまでの調整は想定されているため、売り一巡後は押し目拾いを意識した底堅さがみられそうだ。 物色としては米長期金利上昇を背景にメガバンクや保険といった金融セクターに関心が集まりやすいだろう。また、米ハイテク株の下落や原油安、円安一服となる中、昨日物色されていたセクターは利食い優勢となる半面、利食いが目立っていたディフェンシブ系へのシフトといったリバランス中心になりそうだ。その他、トヨタ<7203>とソフトバンクG<9984>による新会社設立を受けて、5GやIoT、AIといったテーマ株への波及が意識される。 また、昨日は中小型株も不甲斐ない動きをみせており、マザーズ指数は再び25日線までの調整をみせている。一目均衡表の雲上限での攻防をみせているが、雲は下降していることもあり、早い段階で雲から上放れる動きをみせておきたいところであろう。中小型株も一部の銘柄に資金が集中しているだけに、テーマ株など物色対象に広がりをみせられるかが注目される。 ■ユニファミマ、2Q事業利益予想を上方修正、CVS事業好調 ユニファミマ<8028>は4日、2019年2月期第2四半期(3-8月)業績予想の修正を発表。営業収益は従来の6451億円から6410億円と減少するが、事業利益は425億円から495億円、税引前利益を378億円から485億円へとそれぞれ上方修正した。主にコンビニエンスストア事業(CVS事業)において、サークルKサンクスからファミリーマートへのブランド転換店舗の日商が好調に推移。また、不採算店舗の閉鎖に伴い販売管理費の削減が計画以上に進んだ。 ■前場の注目材料 ・好調な企業業績 ・日銀のETF購入 ・円相場は対ユーロで落ち着き ・補正予算への期待 ・トヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>と提携、自動運転車、移動サービス新会社 ・村田製<6981>、RPA・AI本格活用、間接業務など効率化、技術者養成 ・東北電力<9506>、V2G、EV蓄電池活用、日産自<7201>などと、仙台市内で実証 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・09:00 毎月勤労統計(8月) 1.3% 1.6% ・10:00 営業毎旬報告(9月30日現在、日本銀行) <海外> ・特になし 《HT》
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大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7201 東証プライム
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10/11 15:00
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時価総額 1,672,669百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,562
10/11 15:00
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時価総額 41,798,997百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
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+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9506 東証プライム
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10/11 15:00
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東北地盤の電力会社。東北6県と新潟県が主な供給区域。発電・販売事業、送配電事業、建設業を展開。グループ会社にユアテックなど。DOE(株主資本配当率)2%目安。27.3期経常利益1900億円目指す。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17