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後場に注目すべき3つのポイント~FRB議長講演を前にこう着感強く小型株物色へ

2018/8/24 12:35 FISCO
*12:35JST 後場に注目すべき3つのポイント~FRB議長講演を前にこう着感強く小型株物色へ 24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は4日続伸、FRB議長講演を前にこう着感強く小型株物色へ ・ドル・円は小じっかり、ドル買い基調が鮮明に ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は4日続伸、FRB議長講演を前にこう着感強く小型株物色へ 日経平均は4日続伸。77.86円高の22488.68円(出来高概算4億9000万株)で前場の取引を終えている。 23日の米国市場でNYダウは76ドル安と続落した。米中貿易摩擦やトランプ政権の「ロシア疑惑」に対する懸念から積極的な買いは手控えられた。一方、為替市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が22日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)(7月31日-8月1日分)議事録の内容に加え、カプラン米ダラス連銀総裁やジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁がまだ利上げが必要との見解を示したこともあり、円相場が1ドル=111円台前半まで下落。本日の日経平均は円安を好感して73円高からスタートすると、前場には一時22518.65円(107.83円)まで上昇する場面があった。 個別では、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>などがしっかり。ソフトバンクGは持分法適用会社である中国アリババ集団の減益決算を受けて朝方売られたが切り返した。トヨタ自<7203>は小幅に上昇。スルガ銀<8358>は5日ぶりに反発した。中期経営計画目標の前倒し達成観測が伝わったエーザイ<4523>は2%高。また、オルトプラス<3672>は新作ゲームの好調な出足を受けて連日のストップ高となった。 一方、スズキ<7269>、KDDI<9433>、日産自<7201>などがさえない。東海カーボ<5301>、コマツ<6301>、SUMCO<3436>は2%超の下落。コマツは米建機キャタピラーの株価下落やレーティング引き下げ観測が売り材料視されたようだ。セクターでは、パルプ・紙、石油・石炭製品、サービス業などが上昇率上位。半面、鉄鋼、非鉄金属、機械などが下落率上位となった。 日経平均は円安進行を追い風に4日続伸し、22400円台に集中している25日、75日、200日移動平均線を小幅ながら上回った。しかし、上値追いの動きはさほど広がらず、前場の上下の値幅は66円ほどにとどまるなどこう着感の強い展開となっている。東証1部売買代金は概算で8500億円と商いも盛り上がっていない。米利上げ継続の思惑が広がりつつも、本日は米経済シンポジウム「ジャクソンホール会合」でパウエルFRB議長の講演が予定されているとあって様子見ムードが強まりやすいだろう。後場の日経平均も22500円近辺でのもみ合いが続きそうだ。 新興市場ではマザーズ指数が3日続伸。8月16日に年初来安値932.07pt(取引時間中)をつけてからやや持ち直しているが、主力のメルカリ<4385>が連日で上場来安値を更新し、指数も低空飛行が続く。一方、エクストリーム<6033>やエーアイ<4388>が値を飛ばしており、相場全体の影響を受けにくい小型材料株に値幅取り狙いの物色が向かっているようだ。 ■ドル・円は小じっかり、ドル買い基調が鮮明に 24日午前の東京外為市場でドル・円は小じっかり。前日からのドル高の流れが続くなか、対円では111円年半から半ばで推移した。 ドル・円は、前日からドル買い地合いに振れており、NY市場では111円台を回復。本日アジア市場でも日経平均株価のプラス圏推移を手がかりに、111円40銭台まで強含む場面もあった。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持しており、目先の日本株高継続を見込んだ円売りが観測される。ただし、上海総合指数は弱含みを受け目先は円売りを抑える可能性もあろう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円25銭から111円46銭、ユーロ・円は128円42銭から128円69銭、ユーロ・ドルは1.1534ドルから1.1550ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・オルトプラス<3672>やアルメディオ<7859>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・中国商務省 「米中両国は次のステップに向けて連絡を密に取り合う」 「米中は貿易問題に対して建設的かつ率直に意見交換した」 ・オアNZ準備銀総裁 「政策金利引き下げを排除しない」 「NZドルの動きは非常に満足」 【経済指標】 ・日・7月全国消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.8%(予想:+0.9%、6月:+0.8%) ・NZ・7月貿易収支:-1.43億NZドル(予想:-4.00億NZドル、6月:-2.88億NZドル←-1.13億NZドル) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> ・15:00 独・4-6月期GDP改定値(前年比予想:+2.0%、速報値:+2.0%) 《HH》
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ゲーム・スマホアプリ関連会社等へデジタル人材の派遣等を行うデジタル人材事業が主力。受託開発事業、コンテンツプロパティ事業も展開。配当性向は20%目安。デジタル人材事業のクライアント数は順調に増加。 記:2024/08/05
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7201 東証プライム
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7859 東証スタンダード
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8358 東証プライム
1,124
9/20 15:00
+3(0.27%)
時価総額 221,584百万円
静岡県東部地盤の地銀。神奈川県にも多くの店舗を有す。投資用不動産ローンや住宅ローンに強み。クレディセゾンと資本業務提携。貸出金は復調傾向。中計の26年3月期純益目標を110億円から135億円に上方修正。 記:2024/08/17
9433 東証プライム
4,804
9/20 15:00
-9(-0.19%)
時価総額 11,069,281百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
47,810
9/20 15:00
+1,910(4.16%)
時価総額 15,214,146百万円
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9984 東証プライム
8,563
9/20 15:00
+158(1.88%)
時価総額 14,753,655百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17