マーケット
9/24 15:15
37,940.59
+216.68
42,124.65
+61.29
暗号資産
FISCO BTC Index
9/24 19:20:58
9,182,136
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

バイオ関連など長期調整銘柄に自律反発狙いの動き【クロージング】

2018/8/23 16:05 FISCO
*16:05JST バイオ関連など長期調整銘柄に自律反発狙いの動き【クロージング】 23日の日経平均は3日続伸。48.27円高の22410.82円(出来高概算10億8000万株)で取引を終えた。トランプ大統領の元選挙対策委員長が有罪評決を受けたほか、元個人弁護士が司法取引に応じたことで、政権運営の先行き懸念が強まっているが、当然ではあるがトランプ氏は選挙資金法の違反指示を否定。米国市場の反応も限定的の中、過度に警戒した流れはやや後退する格好となった。ただし、22400円を回復して始まった日経平均は、前場半ばに一時22463.03円まで上げ幅を広げた後は、こう着感の強い相場展開が続いた。後場に入ると、トランプ政権は中国による知的財産権侵害を理由とする制裁関税の第2弾を予定通り発動。中国による報復が警戒されるものの、市場は静観を続けており、方向感が掴みづらいなかで、後場は50円程度の狭いレンジ相場が続いた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは石油石炭、小売、サービス、パルプ紙、繊維、情報通信がしっかり。半面、ゴム製品、輸送用機器、海運、非鉄金属、鉄鋼、鉱業、機械が冴えない。指数インパクト大きいところでは、ファーストリテ<9983>が1社で日経平均を約51円押し上げており、ファーストリテが日経平均下支えした格好。その他、景気敏感セクターが不安定ななか、足元で売り込まれていたKDDI<9433>のほか、ダイキン<6367>、資生堂<4911>、花王<4452>、リクルートHD<6098>がしっかり。 日経平均は25日線が上値抵抗として意識されるものの、22400円を挟んでの底堅さが意識されていた。ファーストリテが終日強含みの値動きをみせていたこともあり、売り込みづらさが窺えた。トランプ政権による制裁関税の第2弾発動による中国の動向など、泥沼化する米中貿易戦争の行方を見極めたいとする模様眺めムードが強く、ジャクソンホール会議の動向も市場の関心は高く、明日もこう着感の強い相場展開が続くことになろう。売買代金は5営業日連続で2兆円割れとなり、明日も2兆円を下回る可能性が高そうである。 そんな中で、中小型株の一角に短期筋の値幅取り狙いの資金が集中する流れが続いている。メルカリ<4385>の大幅下落を背景に需給懸念は根強いところではあるが、バイオ関連への物色がみられるなど、長期的に低迷が続いていたところには自律反発狙いの資金が向かっており、日経平均のこう着を横目に、中小型株の一角に資金が向かいやすいだろう。 《AK》
関連銘柄 7件
4385 東証プライム
2,628
9/24 15:00
-56.5(-2.1%)
時価総額 422,769百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4452 東証プライム
6,890
9/24 15:00
+10(0.15%)
時価総額 3,272,750百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4911 東証プライム
3,560
9/24 15:00
+146(4.28%)
時価総額 1,424,000百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
9,224
9/24 15:00
-41(-0.44%)
時価総額 15,643,535百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
18,230
9/24 15:00
+270(1.5%)
時価総額 5,343,468百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
9433 東証プライム
4,822
9/24 15:00
+18(0.37%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
47,930
9/24 15:00
+120(0.25%)
時価総額 15,252,333百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10