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注目銘柄ダイジェスト(前場):セプテーニHD、JMC、ドリコムなど

2018/7/27 12:10 FISCO
*12:10JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):セプテーニHD、JMC、ドリコムなど JMC<5704>:2610円(+312円) 連日で年初来高値を更新。自動車業界を中心としたアルミニウムやマグネシウム鋳造品の需要拡大に対応するため、生産設備の大幅な増強を実施したと発表している。コンセプトセンター(長野県飯田市)内に溶解炉2基、アーム型非接触三次元測定機1台、低圧鋳造設備1基、脱ガス処理装置1基を導入した。需要増に伴う設備投資を受け、業績が向上するとの期待から買いが集まっている。 日産自<7201>:1037.5円(-1.5円) 小幅反落。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は1091億円で前年同期比28.8%減益、通期予想に対する進捗率は20%にとどまり、やや想定を下回ったとみられる。米国のインセンティブ抑制効果がプラス寄与したものの、販売減少や原材料費の上昇が響いた。米国の通商リスクなどは依然として不透明要因となるが、業績悪化リスクは十分に織り込まれており、今回の決算は一段の売り材料とは捉えられていないようだ。 富士電機<6504>:826円(+40円) 大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は63.5億円で前年同期比2.3倍、40億円程度の市場予想を大きく上回っている。パワー半導体などの電子デバイス部門が想定以上に好調だった。第1四半期は不需要期で収益水準自体は低いものの、収益率の高まりなどを背景に、上半期時点での上方修正期待は高まる状況のようだ。なお、本日決算説明会が予定されているもよう。 サイバー<4751>:5930円(-190円) 大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は266億円で前年同期比27.1%増益となったが、4-6月期は68億円で同3.7%増と収益成長が鈍化、ネガティブ視されている。会社側通期計画300億円に対する進捗は高いものの、市場コンセンサスの350億円水準は切り下がる方向に。トップラインは堅調に推移しているものの、ゲーム事業の収益率が想定以上に低下と見る向きが多いようだ。 野村<8604>:526円(-33.4円) 大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、純利益は52億円で前年同期比90.8%の大幅減益、ネガティブなインパクトへとつながっている。主要3部門ともに税前利益は前年同期比、前期比で悪化したが、とりわけ、ホールセール部門は前年同期254億円の黒字から74億円の赤字に転落。グローバル・マーケッツの収益が想定以上に悪化した。短期的な業績懸念は強まっていたが、収益水準の低下は想定以上と捉えられている。 ドリコム<3793>:875円(-110円) 年初来安値。19年3月期第1四半期(18年4-6月)の営業損益を従来予想の3.00億円の赤字から4.20億円の赤字(前年同期実績0.34億円の黒字)に、純損益を3.60億円の赤字から5.00億円の赤字(同0.04億円の赤字)に下方修正している。売上拡大を目指して導入を進めている大型改修で、投資を保守的に期間費用として認識した。また、持分法適用関連会社で費用先行が続いており、投資損失約0.85億円を営業外費用として計上する。 セプテーニHD<4293>:190円(-50円) 上場来安値。18年9月期のNon-GAAP営業利益を従来予想の17.18億円から8.62億円(前期実績23.25億円)に引き下げている。競争力強化を目的としたクリエイティブに関する費用や人材投資等の費用増に対し、国内ネットマーケティング事業での取扱高が低調に推移したため。同時に発表した第3四半期累計(17年10月-18年6月)のNon-GAAP営業利益は、前年同期比51.9%減の8.37億円で着地した。 太洋工業<6663>:610円(+26円) 大幅に4日続伸。18年12月期第2四半期累計(17年12月-18年6月)の営業損益を従来予想の0.10億円の黒字から0.22億円の黒字(前期同期実績0.89億円の赤字)に上方修正している。電子基板事業で設備投資や販管費を抑制したことから、利益が拡大した。通期予想(0.40億円の黒字、前期実績は0.29億円の赤字)は売上高計画の達成見込み状況などが現時点では不透明であるとして据え置いた。 東エレク<8035>:18900円(-105円) 朝高後にマイナス転換。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は724億円で前年同期比32.2%増益となった。市場予想は100億円強下回っているが、会社側では計画線上としており、業績予想は据え置きとしている。足元で半導体設備投資先送りの動きが出ており、業績の先行きに警戒感も強まりつつあったが、強気の業績計画据え置きで過度な懸念は後退する状況のようだ。歩留まり問題が納入延期要請の主因で需要自体には問題ないとの見方が強まる。 《ST》
関連銘柄 9件
3793 東証グロース
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時価総額 19,604百万円
スマホ向けゲームアプリの企画・開発・運用等を行うゲーム事業が主力。ライトノベルレーベル「DREノベルス」などのコンテンツ事業も展開。新規自社配信タイトル「悪魔王子と操り人形」を24年6月にリリース。 記:2024/08/29
4293 東証スタンダード
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時価総額 99,208百万円
デジタルマーケティング支援事業を手掛けるセプテーニ等を傘下に持つ持株会社。電通グループ傘下。就職・採用プラットフォーム事業「ViViViT」等も。デジタルマーケティング事業は電通グループとの協業等を推進。 記:2024/08/05
4751 東証プライム
1,037.5
9/27 15:00
-0.5(-0.05%)
時価総額 524,896百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
5704 東証グロース
510
9/27 15:00
-3(-0.58%)
時価総額 2,714百万円
精密砂型鋳造による試作・量産サービスや3Dプリンタ活用の樹脂製品量産サービスを展開。三次元測定サービスも。24.12期は前期に稼働した新鋳造棟の貢献を想定。樹脂製品の量産受注も進む見込み。最高業績を計画。 記:2024/04/11
6504 東証プライム
8,991
9/27 15:00
+158(1.79%)
時価総額 1,342,329百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
6663 東証スタンダード
273
9/27 14:49
+1(0.37%)
時価総額 1,625百万円
フレキシブルプリント配線板の試作・開発等を行う。和歌山県和歌山市に本社。最終外観検査システム等のテストシステム事業、鏡面研磨機事業等も展開。テストシステム事業では新規市場・販路の開拓などに取り組む。 記:2024/08/10
7201 東証プライム
428.1
9/27 15:00
+14.6(3.53%)
時価総額 1,806,888百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
8035 東証プライム
27,475
9/27 15:00
+1,715(6.66%)
時価総額 12,958,117百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8604 東証プライム
808.1
9/27 15:00
+9(1.13%)
時価総額 2,613,042百万円
国内最大級の総合証券「野村證券」を中核とする持株会社。野村アセットマネジメント、野村信託銀行等も傘下に持つ。預り資産は153兆円超で業界トップ。インベストメント・マネジメント部門は運用資産残高が過去最高。 記:2024/06/17