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後場に注目すべき3つのポイント~一先ず直近の下げに対するリバウンドといった流れ

2018/7/9 12:40 FISCO
*12:40JST 後場に注目すべき3つのポイント~一先ず直近の下げに対するリバウンドといった流れ 9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅続伸、一先ず直近の下げに対するリバウンドといった流れ ・ドル・円は110円40銭台、株高を意識したドル買い一巡か ・値上がり寄与トップはエーザイ<4523>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は大幅続伸、一先ず直近の下げに対するリバウンドといった流れ 日経平均は大幅続伸。275.60円高の22063.74円(出来高概算6億株)で前場の取引を終えた。米国政府は7月6日に予定通り、中国からの340億ドルに相当する輸入に対して追加関税を発動。一先ずアク抜けが意識されるなか、先週末にみられた短期筋のショートカバーの動きが優勢となっている。また、上海市場の上昇も安心感につながるなか、日経平均はザラ場ベースで5営業日ぶりに22000円を回復している。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超えており、全体の7割近くを占めている。セクターではエーザイ<4523>が連日でストップ高となった効果から医薬品が上昇率トップ。その他、鉱業、電力ガス、金属製品、その他金融、情報通信、銀行、サービスが上昇率上位だった。一方で、海運が小幅ながらも唯一下げている。指数インパクトの大きいところでは、エーザイのほか、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、太陽誘電<6976>がけん引。 日経平均は5営業日ぶりに22000円を回復したが、エーザイが日経平均を約56円押し上げているほか、ソフトバンクGなど指数インパクトの影響が大きく、明確な底入れからの反転とみるのは時期尚早の面もあるだろう。日経平均は一先ず直近の下げに対するリバウンドといった流れであり、目先的には22000円堅めから、25日線辺りを窺うトレンド形成をみせてくるかを見極めたいところである。また、米中貿易摩擦が解消されたわけではなく、引き続き動向を見極めながらの相場展開になりやすい。その他、上海市場の上昇が安心感につながっている面もあり、外部環境の動向を注視しながらの相場展開が続きそうである。 その他、インデックスに絡んだ売買のほか、決算を手掛かりとした物色がみられている。次第に貿易摩擦の影響を考慮した慎重な決算も警戒されてくる可能性もあるため、積極的なロングポジションは取りづらいところである。自律反発が意識されてきているが、短期的な値幅取り狙いによる資金回転の速い相場展開になりそう。 ■ドル・円は110円40銭台、株高を意識したドル買い一巡か 9日午前の東京市場でドル・円は110円35銭から110円53銭で推移。日経平均株価は275.60円高で午前の取引を終えた。株高を意識したドル買い・円売りが観測されたが、まとまった規模ではなかったようだ。 ・ユーロ・円は、129円65銭から129円97銭で推移 ・ユーロ・ドルは、1.1742ドルから1.1767ドルで推移 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・エーザイ<4523>、ベステラ<1433>など、8銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはエーザイ<4523>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・立憲民主幹部 「カジノ法案の審議中断要求、豪雨対応で」 ・日銀総裁 「物価目標に向けたモメンタム維持に必要な政策調整行なう」 【経済指標】 ・日・5月経常収支:+1兆9383億円(予想:+1兆2660億円、4月:+1兆8451億円) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 6月景気ウォッチャー調査・現状判断(予想:48.1、5月:47.1) <海外> ・14:45 スイス・6月失業率(予想:2.3%、5月:2.4%) ・15:00 独・5月貿易収支(予想:+195億ユーロ、4月:+201億ユーロ) 《HH》
関連銘柄 7件
1433 東証プライム
950
10/7 15:00
-2(-0.21%)
時価総額 8,540百万円
プラント解体工事会社。工場やタンク等のプラント解体工事を手掛ける。特許工法を多数保有。人材サービス等も。工事監督の採用を積極化。26.1期売上120億円目標。脱炭素解体ソリューション等を重点戦略に掲げる。 記:2024/05/06
4523 東証プライム
5,538
10/7 15:00
+41(0.75%)
時価総額 1,642,388百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
6762 東証プライム
1,962.5
10/7 15:00
+64.5(3.4%)
時価総額 3,814,825百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6976 東証プライム
2,996.5
10/7 15:00
+39(1.32%)
時価総額 390,198百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
8035 東証プライム
25,650
10/7 15:00
+295(1.16%)
時価総額 12,097,386百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(1.48%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,561
10/4 15:00
-119(-1.37%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17