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後場に注目すべき3つのポイント~米ハイテク株不安視で中小型株にシフト

2018/3/29 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~米ハイテク株不安視で中小型株にシフト 29日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、米ハイテク株不安視で中小型株にシフト ・ドル・円は反落、利益確定売りに押される展開 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はリクルートHD<6098> ■日経平均は反発、米ハイテク株不安視で中小型株にシフト 日経平均は反発。122.66円高の21153.97円(出来高概算5億8000万株)で前場の取引を終えている。28日の米国市場は、ウーバーの自動運転車を巡る死亡事故による半導体企業への影響が根強く、引き続きハイテク株を中心に売りが広がった。ただし、円相場が1ドル106円台後半と円安に振れて推移しているほか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円高の21230円となり、これにサヤ寄せする格好から先物主導のインデックス買いが日経平均を押し上げる格好。しかし、買い一巡後は早い段階でこう着感が強まると、その後はじりじりと上げ幅を縮める展開となっている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターではサービス、石油石炭、食料品、その他金融、水産農林、ゴム製品、小売がしっかり。一方で鉄鋼、保険、陸運、パルプ紙、金属が小安い。指数インパクトの大きいところではファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、ユニファミマ<8028>がしっかり。半面、東エレク<8035>、武田<4502>、ソフトバンクG<9984>が重石。 日経平均は朝方こそ200日線に近づく場面もみられたが超えられず、次第に上げ幅を縮めている。期末要因の需給が中心であり、トレンドが出難い面もあろう。後場はTOPIXが僅かに上昇して終えていることもあり、日銀のETF買い入れは期待できない。海外勢は週末に祝日を控えているためフローは限られていると考えられるため、引き続きこう着感が強まりそうだ。朝方に買い材料視されていた為替動向についても、日経平均の伸び悩みからやや円高に振れてきており、こちらも材料視され難い。 そのため個人主体の資金はIPOや直近IPO銘柄のほか、個別に材料の出ている中小型株にシフトする格好になろう。引き続き米ハイテク株の動向を睨みつつ、同時に国内政治要因を見極めながらの相場展開になる。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は反落、利益確定売りに押される展開 29日午前の東京市場で、ドル・円は反落。日本株高を手がかりに買いが先行したものの、利益確定売りに押され値を下げる展開となった。 ドル・円は、米中貿易戦争の回避や米朝関係改善への思惑からリスク選好的なムードが広がり、日経平均株価の大幅高を手がかりにドル買い・円売りが先行。ドルは一時107円回復に迫った。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持し、目先の日本株高継続期待した円売りに振れやすい。ただ、日経平均の上げ幅縮小で利益確定売りが強まっており、ドルは106円前半に押し戻される可能性もあろう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円53銭から106円93銭、ユーロ・円は131円28銭から131円61銭、ユーロ・ドルは1.2302ドルから1.2326ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・SOU<9270>やクレオ<9698>など4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はリクルートHD<6098> ■経済指標・要人発言 ・麻生財務相 「(米国の鉄鋼・アルミの輸入制限で)2国間交渉は断固拒否する」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> 特になし 《DM》
関連銘柄 8件
4502 東証プライム
4,260
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時価総額 6,740,492百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
9,665
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+61(0.64%)
時価総額 16,391,453百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(0.41%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,121
10/11 15:00
+22(2%)
時価総額 15,170百万円
ブランド品、骨董・美術品のリユース事業を手掛ける。一般消費者から仕入れ、オークション等で同業他社に販売するCtoBtoB形態に特徴。WEBマーケティングなどによる仕入強化、自動車事業の強化等に取り組む。 記:2024/06/03
9698 東証スタンダード
1,078
10/11 15:00
+11(1.03%)
時価総額 9,256百万円
人事給与・会計ソリューション「ZeeM」等のソリューションサービス事業、ヘルプデスク等のサポートサービス事業が柱。大手企業向け受託開発等も。無借金経営。配当性向40%目標。ストックビジネスの拡充図る。 記:2024/08/06
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(6.09%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17