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新年度期待も米ハイテク株の動向と国内政治リスクを見極め【クロージング】

2018/3/28 15:58 FISCO
*15:58JST 新年度期待も米ハイテク株の動向と国内政治リスクを見極め【クロージング】 28日の日経平均は反落。286.01円安の21031.31円(出来高概算14億1000万株)で取引を終えた。3・9月期決算企業の配当落ち日となるが、それ以上に米ハイテク株安の影響から日経平均は一時20776.82円まで下げ幅を広げる局面もみられたが、その後は配当再投資のほか、日銀のETF買い入れへの思惑、実質新年度相場入りによる需給要因から下げ幅を縮めており、大引けでは辛うじて21000円を回復している。また、期末特有の需給要因から、連日で当日の高値で終えている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1400を超えており、全体の6割強を占めている。セクターでは電力ガス、ゴム製品、空運が上昇。半面、石油石炭、非鉄金属、鉱業、証券、その他製品、卸売、金属製品、情報通信、不動産が下落。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>が重石となる半面、資生堂<4911>、京セラ<6971>、大塚HD<4578>、ホンダ<7267>が下支え。 日経平均は辛うじて節目の21000円は回復したが、目先的には新年度入りに伴う資金流入が意識されるものの、海外勢による資金流入はやや期待しづらい面はある。国内政治リスクに対する警戒感は一先ず和らいだ格好ではあるが、政治リスクを嫌う海外勢の動向に明確な変化が見られるまでは安心できないだろう。また、米ハイテク株の動向も見極める必要がある。週末は海外が祝日で休場となるため、明日は商いが膨らまない可能性があり、そのため全体としては底堅さが意識される可能性がある。しかし、安心は出来ないだろう。(村瀬智一) 《AK》
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大塚製薬、大鵬薬品工業などを傘下に収める持株会社。抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」などが主要製品。ポカリスエットで知名度高い。医療関連事業では新製品等による事業領域の拡大図る。 記:2024/08/19
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大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
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7267 東証プライム
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時価総額 12,625,615百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
9,470
10/15 15:00
+516(5.76%)
時価総額 16,316,374百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17