マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,454.12
-57.88
暗号資産
FISCO BTC Index
10/11 22:21:01
9,143,378
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反発、金融株しっかりで先高観後退せず

2017/6/16 12:25 FISCO
*12:25JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反発、金融株しっかりで先高観後退せず 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、金融株しっかりで先高観後退せず ・ドル・円は111円17銭、しっかり、日銀金融政策は現状維持 ・エスプールやHyAS&Co.などがストップ高 ■日経平均は反発、金融株しっかりで先高観後退せず 日経平均は反発。105.33円高の19937.15円(出来高概算8億5000万株)で前場の取引を終えている。15日の米国市場では、主力ハイテク株に再び売りが広がったほか、原油価格の低下でエネルギー関連も軟調推移となった。ただし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の19870円だったほか、日経平均は週初から4日続落となるなか、自律反発の流れとなった。また、指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が堅調となり、日経平均を押し上げている。 セクターでは証券、海運、情報通信、保険、銀行、パルプ紙が上昇。一方で水産農林、電力ガス、小売、食料品が小安い。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。売買代金上位では、ソフトバンクGのほか、三菱UFJ<8306>、アンジェス<4563>、小野薬<4528>、リミックスポイント<3825>が堅調。半面、任天堂<7974>、東エレク<8035>、すかいらーく<3197>が冴えない。 日経平均は狭いレンジ内での推移が続いており、5日線や25日線レベルでの攻防をみせている。日銀の金融政策決定会合の結果待ちといったところだが、市場はそれ程期待をもっていないため、結果を受けた市場反応は限られそうだ。基本はこう着のなか、指数インパクトの大きいソフトバンクGの影響を受けよう。 また、銀行株がしっかりである。足元で米ハイテク株の下落影響がみられているが、銀行株など金融セクターへの資金シフトがみられてくることで、相場の先高観は後退しないと考えられる。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は111円17銭、しっかり、日銀金融政策は現状維持 16日午前の東京外為市場でドル・円はしっかり。日本株高を背景にリスク選好的な円売りが続いた。 ドル・円は前日NY市場で上昇し、一時110円97銭まで上昇。今日のアジア市場では日経平均株価が20000円台に接近したことでリスク選好的なドル買い・円売りが強まり、一時111円27銭まで上昇した。 ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を縮小したが、日経平均株価の上昇継続を見込んだドル買い・円売りの流れ。日銀の金融政策は現状維持。長期国債の買い入れ目途を年間80兆円とすることも維持された。緩和的な政策の継続なら円売り基調が強まるとの見方があるが、現時点では111円台前半で推移している。 ここまでのドル・円の取引レンジは110円84銭から111円27銭、ユーロ・円は123円57銭から124円02銭、ユーロ・ドルは1.1144ドルから1.1156ドルで推移した。 12時17分時点のドル・円は111円17銭、ユーロ・円は123円93銭、ポンド・円は142円06銭、豪ドル・円は84円44銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・エスプール<2471>やHyAS&Co.<6192>などがストップ高 ・タカタ<7312>がストップ安 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・トランプ米大統領 「国内総生産(GDP)で近く、かなり良い結果が発表される」 ・ユンケル欧州委委員長 「英国の欧州連合(EU)離脱は悲劇」 「英国とEUの安定した関係を望む」 ・ユーロ財務相 「ギリシャ向け85億ユーロの融資で合意」 ・ダイセルブルーム・ユーログループ議長 「ギリシャを巡る合意がまとまった」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・15:00  欧・欧州新車販売台数(5月)    -6.6% 《HT》
関連銘柄 11件
2471 東証プライム
337
10/11 15:00
+6(1.81%)
時価総額 26,626百万円
人材派遣や人材アウトソーシング、プロフェッショナル人材活用、障がい者雇用支援、行政BPO等を手掛ける。ビジネスソリューション事業は増収。障がい者雇用支援サービスが伸びる。24.11期1Qは2桁最終増益。 記:2024/04/17
2,316
10/11 15:00
-10.5(-0.45%)
時価総額 526,895百万円
レストランチェーン最大手。ファミリーレストラン「ガスト」と中華の「バーミヤン」が主力。2976店舗展開。27店舗の新規出店実施。値上げ効果などで23.12期通期は黒字転換。24.12期は大幅最終増益計画。 記:2024/04/15
3825 東証スタンダード
156
10/11 15:00
-7(-4.29%)
時価総額 19,139百万円
電力小売りが柱。住宅用蓄電池の販売や省エネコンサルも。仮想通貨関連、中古車販売から撤退の一方、歯科・医科特化のコンサル会社を取得。電力小売りは卸市況安定し採算改善。蓄電池は小型機拡販へ代理店増やす。 記:2024/08/06
4528 東証プライム
1,992.5
10/11 15:00
-37.5(-1.85%)
時価総額 1,030,969百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
4563 東証グロース
55
10/11 15:00
-1(-1.79%)
時価総額 11,972百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
97
1/29 15:00
±0(0%)
時価総額 3,637百万円
住関連に特化した経営コンサルを展開。地域の工務店や不動産会社を中心とする会員基盤に強み。建築施工も。23.9期通期は大幅最終増益。くふう住まいによる完全子会社化で、24年1月30日付けで上場廃止予定。 記:2023/12/26
7312 東証1部
18
7/26 15:00
-4(-18.18%)
時価総額 1,497百万円
エアバッグやシートベルトが主力の自動車部品メーカー。17.3期は欠陥エアバッグ問題を巡る減損損失や和解金計上などで最終赤字拡大。財務悪化が進む。再建に向けたスポンサーの選定などが難航。継続前提に重要事象。 記:2017/05/31
7974 東証プライム
7,878
10/11 15:00
-35(-0.44%)
時価総額 10,231,080百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(0.41%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,552
10/11 15:00
+26.5(1.74%)
時価総額 20,613,656百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17