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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は小幅続伸、2万円目前での強弱感も押し目買い意欲は強い

2017/5/11 12:26 FISCO
*12:26JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は小幅続伸、2万円目前での強弱感も押し目買い意欲は強い 11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小幅続伸、2万円目前での強弱感も押し目買い意欲は強い ・ドル・円は114円15銭、もみあい、日本株にらみ売り買い交錯 ・大林道やナガノ東などがストップ高 ■日経平均は小幅続伸、2万円目前での強弱感も押し目買い意欲は強い 日経平均は小幅に続伸。29.18円高の19929.27円(出来高概算10億8000万株)で前場の取引を終えている。10日の米国市場は、トランプ大統領がFBI長官を解任したことで、政権営への不透明感が強まり売りが先行。原油相場の上昇に伴い株式相場も緩やかに上昇したものの、上値の重い展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の19950円。 円相場は1ドル114円30銭辺りと円安に振れて推移するなか、買い先行で始まった。また、決算発表が本格化する中、指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が決算評価から上昇しており、日経平均をけん引している。 ただし、決算発表が本格化する中で積極的には動きづらいほか、日経平均の2万円目前での戻り売り圧力等も意識されており、日経平均は40円程度の狭いレンジ取引が続いている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1000を超えており、過半数を占めている。セクターでは鉱業、精密機器、ゴム製品、空運、情報通信、非鉄金属、食料品が上昇。半面、鉄鋼、不動産、金属製品、パルプ紙、繊維、機械が冴えない。 日経平均は年初来高値を更新し、その後は引き続きこう着感の強い相場展開となっている。決算の影響が大きく、日経平均はプラスだが、TOPIXはマイナスとなった。これにより後場は日銀によるETF買入れへの思惑が高まりやすく、より下値の堅さが意識されそうである。また、トヨタ自<7203>は一時6000円を下回る場面もみられたが、その後は6000円処での下げ渋りに。底堅さが意識されてくるようだと、アク抜けにもつながる可能性がありそうだ。 もっとも、決算ピークが通過するまでは積極的な上値追いには向かいづらく、決算を手掛かりとした個別対応になりそうだ。また、好決算ながらも、これまで強い値動きが続いていた銘柄等は、利益確定のタイミングとして意識されやすい。過熱感が警戒されるなかであり、利食い局面での押し目拾いが有効だろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は114円15銭、もみあい、日本株にらみ売り買い交錯 11日午前の東京外為市場では、ドル・円はもみあい。日経平均株価の節目20000円回復への思惑から売り買いが交錯した。ドル・円は、日経平均の20000円回復への期待が続いているが、日本株が寄り付きから上げ幅を縮小したことでドル買い・円売りがやや弱まり、114円37銭から一時114円11銭まで小幅に値を下げた。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、引き続き日経平均の値動きをにらみながらの展開となりそうだ。日経平均の上値が重く大台到達は難しいとの見方もあるが、仮に20000円回復ならドル買いに弾みがつく可能性もあろう。 一方、米6月利上げ観測を背景としたドルの上昇基調に変わりはなく、目先のドルの大幅安は想定しにくい。 ここまでのドル・円の取引レンジは114円11銭から114円37銭、ユーロ・円は124円11銭から124円30銭、ユーロ・ドルは1.0863ドルから1.0878ドルで推移した。 12時18分時点のドル・円は114円15銭、ユーロ・円は124円14銭、ポンド・円は147円74銭、豪ドル・円は83円89銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・大林道<1896>やナガノ東<9829>など10社がストップ高。 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・マーベラス<7844>、経常損益11.1%増益 ・小野薬品工業<4528>、前期比5円増の45円に増配 ・自民・下村氏「8月か9月には内閣改造があるだろう」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30  企業倒産(4月)    5.36% <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 6件
1896 東証1部
938
9/6 15:00
±0(0%)
時価総額 43,916百万円
大林組の子会社で道路・舗装工事の大手。土木工事・建築工事等を請け負う。大林道路に対して、親会社の大林組が17年5月11日から6月21日に1株当たり940円でTOBを実施。同社株は9月7日に上場廃止に。 記:2017/09/09
4528 東証プライム
1,961.5
9/25 15:00
+8.5(0.44%)
時価総額 1,014,929百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
7203 東証プライム
2,643.5
9/25 15:00
+26.5(1.01%)
時価総額 43,128,668百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7844 東証プライム
587
9/25 15:00
-4(-0.68%)
時価総額 36,521百万円
家庭用ゲームソフトやオンラインゲームの開発、販売等を行う。ポケモンアミューズメントマシン等のアミューズメント事業も。新コンセプトのクレーンゲーム機「トライキャッチ」は24年11月から順次稼働開始へ。 記:2024/06/04
9829 JQスタンダード
1,615
5/27 15:00
-10(-0.62%)
時価総額 1,558百万円
長野駅前で県内最大の百貨店を経営。長野県内で子会社がショッピングセンターも。東急グループ。感染症による臨時休業等が響き、21.1期通期は業績苦戦。東急の完全子会社に伴い、21年5月28日付けで上場廃止へ。 記:2021/05/10
9984 東証プライム
8,542
9/25 15:00
-134(-1.54%)
時価総額 14,717,473百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17